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〈難病対策〉医療費助成拡大⑤ 難病(第4次実施分):新たに1疾患を追加

障害者総合支援法対象疾病に「キャッスルマン病」 - 厚労省が追加・名称変更案
2018/2/23 医療介護CBニュース

 厚生労働省は、障害者の範囲や支援の区分などを定めた「障害者総合支援法」の対象となる疾病(現在358疾病)の追加・名称変更に関する案をまとめた。新たに「特発性多中心性キャッスルマン病」を追加するほか、重度精神運動発達遅滞などを伴う「有馬症候群」など3疾病の名称を変更する。

 キャッスルマン病は、非クローン性のリンパ増殖性疾患。病変が1つの領域の「単中心性」と、複数の領域に広がる「多中心性」に分けられる。「多中心性」のうちヒト・ヘルペスウイルス8型感染が見られない原因不明のものが「特発性多中心性キャッスルマン病」として定義されている。

 名称については、「有馬症候群」を「ジュベール症候群関連疾患」、「全身型若年性特発性関節炎」を「若年性特発性関節炎」、「先天性気管狭窄症」を「先天性気管狭窄症/先天性声門下狭窄症」にそれぞれ変更する。

 厚労省は、この案のパブリックコメントを3月11日まで募集している。3月下旬に告示し、4月1日から施行する予定。


<以下参考>
・社会保障審議会児童部会小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会(第28回)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=241489

・厚生科学審議会疾病対策部会 第54回難病対策委員会 資料
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=241491



<以下関連エントリー>
〈難病対策〉医療費助成拡大④ 難病(第3次実施分):新たに24疾患を追加 →小児慢性特定疾病14疾患追加へ
by negitoromirumiru | 2018-02-23 15:07 | 医療 | Comments(0)


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