モソロフ:交響的エピソード「鉄工場」/ピアノ協奏曲第1番/伝説/ピアノ・ソナタ第1番(シュライエルマッハー/リームケ/プシェニチュニコヴァ/カリツケ)
MOSOLOV, A.: Zavod (The Foundry) / Piano Concerto No. 1 / Legenda / Piano Sonata No. 1 (Schleiermacher, Riemke, Pschenitschnikowa, Kalitzke)
http://apl.ml.naxos.jp/album/C5241
(春之介のコメント)
日本発売は8/25という新譜。
鉄工場が目当てだが、他の曲もやはり同じような響き。
たった3分程度の曲で、後世まで名前を知られるとはアニソンやコマーシャルソングに匹敵しそう。
機械的な繰り返しの中でも、少し華やかに、高らかに、そして終わってみるとさびしい。
NMLのモソロフの曲も少なく、政治的な問題で脚光を浴びたのは僅かだったようだ。
激動の時代のロシア・ソ連に生きた音楽家はとにかく翻弄され続けたわけで、それが功になった音楽家は一握りなのだろう。
「コルホーズにトラクターが到着」は鉄工場と同じ音型がでてくるので、どちらが先か!?
喜びとか哀しみとか、何か表現できなかったのだろうか・・・
Alexander Mosolov - Op.19 The Iron Foundry (Zavod/Machine Music)
Los Angeles Philharmonic & Esa-Pekka Salonen