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匿名・無料HIV検査「東京都検査情報Web」とは!? 感染者20代過去最多に 社会の関心低下や知識不足

20代過去最多148人 昨年のHIV感染者 都、啓発活動強化へ
2015年4月15日 東京新聞

 都は、二〇一四年に都内の保健所や医療機関から新たに報告されたエイズ(後天性免疫不全症候群)患者、エイズウイルス(HIV)感染者の合計が前年より四十三人増の五百十二人だったと発表した。このうち、二十歳代のHIV感染者が百四十八人で、前年より四十五人増えて過去最多になった。患者や感染者の97%は男性で、推定される感染経路では同性間性的接触が73%を占めた。

 都の担当者は「HIV感染は予防できるのに、社会の関心が低くなっていたり、若者の間で予防の知識が不足していたりするのではないか」と分析し、啓発活動を強化する。

 統計によると、エイズを発症した患者は九十七人で前年より十三人減。発症していない感染者は五十六人増え、四百十五人だった。年齢別にみると、感染者は二十~三十歳代、エイズ患者は三十~四十歳代が多い。HIVは感染しても自覚症状がない期間が長く、治療しないでいると、数年から十数年でエイズを発症するとされる。

 早期に感染を知り、治療を始めることでエイズの発症を抑えられるが、感染しているかどうかは検査しないと分からないという。

 HIV検査は匿名・無料で、保健所や南新宿検査・相談室(渋谷区代々木)、多摩地域検査・相談室(立川市柴崎町)で実施している。一四年の検査件数は前年比4・5%増の二万七千五百三十一件。検査場所や日時はインターネットの「東京都検査情報Web」で検索できる。

<以下引用>
HIV感染者、20代過去最多に 昨年、東京で148人
2015年4月9日 朝日新聞

 東京都は、2014年に都内の保健所や医療機関で新たに確認されたエイズ患者とエイズウイルス(HIV)感染者の合計が前年より43人多い512人だったと発表した。20代のHIV感染者は148人で過去最多だった。都は若者の間でエイズ予防の知識が不足しているとして対策に乗り出す。

 都によると、発症した患者は97人で前年より13人減ったが、感染者は415人で56人増えた。患者・感染者の97%は男性が占めた。自己申告をもとにした、患者・感染者の感染経路の推定では、同性間の性的接触が373人(73%)で、異性間の性的接触が91人(18%)。原因不明やその他(母子感染、注射針の使い回しなど)は48人だった。

 年齢別では、感染者は20代が最多で148人(36%)、30代が135人(33%)で20~30代で7割近くを占めた。未成年も3人いた。そのほかは40代98人、50代20人、60代以上11人。一方、患者は30代が最多の35人、40代31人と30~40代の割合が高く、50代が12人、20代と60代以上がともに9人、未成年が1人だった。
by negitoromirumiru | 2015-04-23 08:14 | 医療 | Comments(0)


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