古楽演奏権威、フランス・ブリュッヘンさん死去
2014年8月14日 読売新聞
日本の音楽関係者に入った連絡によると、古楽演奏の世界的権威でオランダのリコーダー奏者、指揮者のフランス・ブリュッヘンさんが13日、アムステルダムの自宅で死去した。79歳だった。
アムステルダム生まれ。歴史的奏法に基づくリコーダー演奏の草分けとして、バロック演奏で高い評価を得た。1981年に古楽器オーケストラ「18世紀オーケストラ」を創設して指揮者に転じ、モーツァルトやベートーベンなど古典派の演奏解釈に新風を吹き込み、名声を確立した。
日本にもファンが多く、2013年には同オーケストラを率いて来日公演を行った。
(春之介のコメント)
SNSのためか新聞速報よりも早く訃報が入る時代になった。
18世紀オーケストラのHPで公開されたようだ。
マルチな才能の音楽家は、指揮者としても秀でた才能を発揮するものだ。
一時期、18世紀オーケストラやサイトウ・キネン・オーケストラなど、世界各地を巡演してからCD録音を果たすスタイルがあった。
日本にも、よく来演されてファンも多いことだろう。
Beethoven Symphony No 5 C minor minor Frans Brüggen