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NML ベートーヴェン:交響曲第7番(ジェノヴァ・1957)(クレンペラー/スイス・ロマンド管)

クレンペラー・レアリティーズ(ジェノヴァ) - J.S. バッハ:管弦楽組曲第3番/ヒンデミット:組曲「気高い幻想」/ベートーヴェン:交響曲第7番(1957)
http://apl.ml.naxos.jp/album/ARC-WU122

(春之介のコメント)
archiphon
Verein für musikalische Archiv-Forschungによって1987年に設立されたレーベル。シューリヒト、クレンペラー、クナッパーツブッシュ、コーリッシュ四重奏団など歴史的録音を数多くリリースしている。現時点、113枚

このレーベルだが放送録音をCD化しているようだ。

クレンペラーが指揮した、コンセルトヘボウ、NYP、フィルハーモニア管、WPO、スイス・ロマンド管、ブタペスト響、ブタペスト国立歌劇場管、ブタペスト・オペラ管、ハンガリー国立歌劇場管、トリノRAI響、プロ・ムジカ管、フィラデルフィア管、RIAS響、ベルリン放響、ギュルツェニヒ管、ロサンゼルス・フィル、BBC響、BPO、ベルリン国立歌劇場管、ベロミュンステル放送管、NBC響、ニュー・フィルハーモニア管、ナショナル・ユース・アドミニストレーション管、レジデント・オーケストラ等の録音である。

名前を知らないオケもあり、歴史的な録音から戦後の録音まで、また地域も幅広い。

作曲家クレンペラーとして指揮したCDも入っている。

欧州の指揮者は米国にも盛んに行っていたのだろうね。

ところで、大いに気になったのが表記とCD演奏のズレであり、恐らくは表記ミス。
NML ベートーヴェン:交響曲第7番(ジェノヴァ・1957)(クレンペラー/スイス・ロマンド管)_e0151275_22294419.jpg

上記のようにベト7の3楽章と4楽章が02:59と表記されており、超高速演奏でもないので恐らくカットされているのかと思いきや、以下のようにちゃんと最後まで録音されていた。

そして、ヒンデミットも演奏時間が全然違っているのだ。

組曲「気高い幻想」
9. I. Einleitung und Rondo  06:19
10. II. Marsch und Pastorale  07:51
11. III. Passacaglia  05:13

交響曲第7番 イ長調 Op. 92
12. I. Poco sostenuto - Vivace  11:58
13. II. Allegretto  09:11
14. III. Presto, assai meno presto  07:40
15. IV. Allegro con brio  07:33

ということで、調べ出すと怖いのでストップしました。

過去にも、題名の間違いなどを指摘してはみたが、相当の分量の処理なので間違うこともあるかなと思いつつ、音楽事典をめざすNMLならば、気づいたら訂正してほしいとも思う。

音楽事典に名前さえない作曲家・編曲者・演奏団体・演奏家などは数知れず、どこまで正確を期すかは難しいところだろう。

ただ私のようなズブの素人もでも発見できるようなミスはしてもらいたくはない。

追記
この原因が判明した。
NML ベートーヴェン:交響曲第7番(ジェノヴァ・1957)(クレンペラー/スイス・ロマンド管)_e0151275_22395298.jpg

バックインレイを見たら、何とメチャクチャな表示であり、これを忠実に反映していた。

ただ常識から言えば、私のような気づきがあってもいいし、これを日本語にする作業の人はおかしいと思わなかったのだろうかが気になるところである。

そして音源に直に触れれば直ぐに分かることなのにね。
by negitoromirumiru | 2014-08-11 22:32 | 音楽 | Comments(0)


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