生活困窮者自立モデル事業開始
2014年07月30日 NHK名古屋放送局
名古屋市で生活に困っている人たちの相談を受け付け、継続的に支援を行う「仕事・暮らし自立サポートセンター」が30日、開設されました。
この施設は、病気で働けなかったり、収入が不安定だったりして困っている人たちが生活保護の受給に至る前に経済的に自立した生活ができるよう支援するため名古屋市が30日、中村区に開設しました。
センターでは、専門の相談員が仕事探しや、家計の収支など生活するうえでのさまざまな悩みを持つ人たちの相談を受け付けたうえで、それぞれの事情に応じて自立に向けたメニューをつくり、継続的に支援します。
名古屋市仕事・暮らし自立サポートセンターの大熊宗麿センター長は「誰にも相談できず悩む人が多いので、支援していきたい。多くの人に利用してほしい」と話していました。
センターは、平日と第2土曜日は午前9時から午後5時まで、平日のうち火曜日は午後8時まで開かれています。電話の相談も受け付けていて、電話番号は、052-446-7333です。
<以下参考>
平成27年4月からの「生活困窮者自立支援法」施行に向け、生活保護に至る前の段階における自立支援策の強化を図るため、本市では、今年度「生活困窮者自立促進支援モデル事業(4事業)」を実施します。(名古屋市)
1 名古屋市仕事・暮らし自立サポートセンターの開設
受託事業者
名古屋くらしサポートコンソーシアム
(構成団体)
・ 社会福祉法人名古屋市社会福祉協議会
・ 社会福祉法人芳龍福祉会
・ 特定非営利活動法人アイシーディーエスキャリア・デザイン・サポーターズ
2 就労訓練事業の推進モデル事業
受託事業者
なごや就労支援推進プロジェクト
(構成団体)
・ 一般社団法人草の根ささえあいプロジェクト
・ 特定非営利活動法人起業支援ネット
・ 一般社団法人日本ダイバーシティ推進協会
委託期間
契約日から平成27年3月31日まで ※7月中の事業開始予定です。
<以下追加引用> 外部リンク
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