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NHK-FM DJクラシック 広上淳一の“音楽ってステキ”9

- 広上淳一の“音楽ってステキ” -
~日本のオーケストラたち~
2014年2月28日

「組曲“仮面舞踏会”から マズルカ」 ハチャトゥリヤン作曲
(0分30秒)
(管弦楽)京都市交響楽団
(指揮)広上淳一

「バレエ音楽“四季” 秋から“バッカナール”」グラズノフ作曲
(4分04秒)
(管弦楽)九州交響楽団
(指揮)小泉和裕

「交響詩“ローマの祭り”から チルチェンセス」レスピーギ作曲
(4分48秒)
(管弦楽)広島交響楽団
(指揮)秋山和慶

「交響曲 第7番 イ長調 作品92 第3楽章から」ベートーベン作曲
(5分00秒)
(管弦楽)大阪センチュリー交響楽団
(指揮)高関健

「交響詩“フィンランディア”から」 シベリウス作曲
(3分00秒)
(管弦楽)関西フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)藤岡幸夫

「交響詩“ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら”から」リヒャルト・シュトラウス作曲
(5分50秒)
(管弦楽)京都市交響楽団
(指揮)広上淳一

「交響曲 第8番 ハ短調 第4楽章から」 ブルックナー作曲
(5分00秒)
(管弦楽)大阪フィルハーモニー交響楽団
(指揮)朝比奈隆

(春之介のコメント)
西日本のオケ紹介だが、現役指揮者がアレコレ言うと角が立つので、そこはオブラートに。

広島響のレベルアップについて語り、自らの京都市響については控えめに伝えていた。

広上センセも、若い頃に遭遇したオーケストラの楽員らの横柄な態度に衝突をし海外で生活する道を選んだ一人だが、それは日本以外でも感じたことなのだろう。

小澤征爾とNHK響の軋轢は有名だが、そんなことが少し前まではあったのだろう。

今ではオーケストラ運営そのものが厳しい時代になり、指揮者ともビジネスライクに徹している時代にあると感じる。

ただ、その相性に関しては未知数のところがあり、どんな相乗効果があるのかは分からない。

広上センセは、京都市響については音楽監督に就任して2-3年目に、楽団員に自信を持って演奏すればいいと伝えただけで、特訓した訳でもないが楽団員が自主的に伸びていったという。

評判の実況録音盤も購入したが、地方のオケが元気だといい。

お互いに控えめにしながらも、縁あった音楽をともに作っていく、そんな時代なのだろう。

紹介された録音だが、どれも環境が違うので果たして伝わったのか・・・

朝比奈大先生と、日本の指揮者は平伏してしまうのが凄く、未だ伝説は尽きることはない。

朝比奈さんは、演奏のできにムラがあった人ではないだろうか個人的には思っている。
by negitoromirumiru | 2014-03-16 12:33 | 音楽 | Comments(0)


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