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画像 産地偽装なし・・・「南極」!?

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偽装表示、誤表示の難局を乗り越えるべく「南極一号」発信! 007.gif

<以下参考引用>
阪急阪神ホテルズ「偽装ではなく誤表示」主張 違法性はあるのか
2013年10月26日 産経ニュース

 阪急阪神ホテルズ系列のレストランでメニューと異なる食材が使われた問題は、満を持して行ったはずの社長会見も説得力を欠き、事態収拾の兆しが見えてこない。安価なバナメイエビをシバエビとして提供しながら「偽装ではなく誤表示」と強調する姿勢は、少なくとも消費者感覚とはかけ離れている。ザ・リッツ・カールトン大阪でも同様の虚偽表示が発覚するなど、問題はほかのホテルにも波及しているが、メニュー表記には厳格な法規制がないのが現状だ。

 ■「船場吉兆」の場合

 産地偽装をめぐっては不正競争防止法に罰則規定がある。みそ漬けの牛肉産地を偽った料亭「船場吉兆」も、中国産ウナギを国産とした水産物販売会社「魚秀」も同法違反罪で関係者に刑事罰が科されている。

 今回、阪急阪神が問題を公表した47品目のうち、こうした産地偽装などで同法に抵触する可能性があるのは25品目。代表的なのは「霧島ポーク」「沖縄まーさん豚」「九条ねぎ」「信州そば」と表示しながら他県産のものを使用していたケースだ。

 ただ同法の対象は、市場に流通している「商品」の場合が多く、レストランで提供される「料理」に適用された例はほとんどないとみられる。先の船場吉兆も事件になったのは贈答品のみそ漬けだった。

 ■JAS法は対象外

 産地偽装でないとしても、冷凍保存した魚を解凍して「鮮魚のムニエル」などと提供していたのは、消費者からすれば強い違和感を覚える。しかし食品表示を規定したJAS法に鮮魚の定義はなく、ただちに違法とはいえない。逆に同法が言う「生鮮食品」には解凍した魚が含まれ、食品衛生法上も冷凍の魚は「鮮魚介類」に分類されているほど。

 JAS法の対象は主に容器・包装の状態でスーパーなどで小売りされる食材、加工食品。レストランメニューは詳細な表示基準を定めた同法の枠外にある。

 結局、適用されるのは、不当表示から消費者の利益を保護する景品表示法。実際よりも著しく優良であるかのように装い、不当に客を誘導する「優良誤認」があったか否か。消費者庁はこの観点から事実関係を調査中。違反があれば措置命令を出すことも検討する。

 ■「ごまかし」の風潮

 食品偽装問題に詳しい関西大の郷原信郎特任教授も「鮮魚」については「発達した今の冷凍技術を考えれば、解凍した魚に鮮度がないとは言い切れない」と不当表示にはならないとの見解。ただ、ブランド食材をうたいながら産地が違う品目は「優良誤認」にあたる可能性が高いとする。

 一方、「飲食店のメニューに厳格なルールがないのが問題」と話すのは食品表示に精通する石川直基弁護士(大阪弁護士会)。「飲食業界では『多少のごまかしはOK』との風潮がはびこっている」と早期の法整備を訴える。

 阪急阪神の出崎弘社長らホテル側の責任者は「誤表示」と主張。利益優先の意図的な偽装ではないと譲らなかった。ただ、そもそも不正競争防止法、JAS法、景品表示法のいずれも誤表示と偽装を区別しているわけではなく、事実関係を問題としている。誤表示と言い張ることは、法的には意味がない。石川弁護士は「阪急阪神に商道徳の問題があったのは明らか。『誤表示』と強弁するところに、食品表示の軽視が透けて見える」と批判した。

<以下引用> 便乗する輩も・・・
食肉偽装でも殺到…確認できない返金要求に苦慮
2013年11月5日 読売新聞

 メニュー表示と異なる食材を使っていた問題が、北海道内でも明らかになってから、4日で1週間。不適正表示があった道内のホテルと中華料理店計14か所のうち、一部で問い合わせや苦情が相次いでいる。

 一部のホテルは、誤表示の料理を注文したと確認できれば返金する方針だ。ただ、企業の返金を巡っては、北海道西友元町店の食肉偽装問題で、無関係の人々が返金を求めて殺到したことがある。今回、利用者かどうか確認できないケースも多いが、各ホテルは慎重に対応している。

 「JRタワーホテル日航札幌」(札幌市中央区)では、レストランなどのメニューで、外国産サーモンを日高産としたり、バナメイエビを芝エビとしたりするなど10件の不適正表示があり、返金する方針だ。

 4日夕までに問い合わせや苦情が25件あり、同ホテルは食事をした日付や人数、名前などを聞き取って、確認している。

 ただ、中には道外在住にもかかわらず、領収証もないまま、「1年でレストランを数十回利用した」と申し出る人もいるという。同ホテルの担当者は「誠実に対応したいが、確認できない事案への返金は難しい」と打ち明ける。

 市内の別のホテルでは、返金の問い合わせが約60件に上った。レシートや予約名などで利用状況を確認中だ。中には、「食べた料理にエビが入っていた。食べたかどうか調べて返金してほしい」というケースや、「何回か利用した覚えがある」と言いながら、料理名や人数を言わず、尋ねる度に訪問時期が変わった事例もあった。

 担当者は「日ごとにクレーマーのような問い合わせが増えてきた。言われたまま支払えばきりがない」と話した。

 一方、問い合わせが少ないケースもある。

 バナメイエビを芝エビと誤表示した「シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ」(札幌市北区)も、返金の要望には個別に判断する。10月30日の発表後、5件ほど問い合わせがあったが、いずれも誤表示した料理とは違った。「ホテルライフォート札幌」(同市中央区)も同様にエビの誤表示があったが、返金するかどうかは検討中。1日に対応窓口を設けたが、4日夕までに問い合わせはゼロ。同ホテルは「エビ料理の価格は1000円前後で比較的安い。要望がないのは価格も影響しているのでは」としている。

 ◆北海道西友元町店の食肉偽装問題=札幌市東区の「北海道西友元町店」(現・西友元町北二十四条店)で2002年、前年から輸入肉を国産と偽って販売していたことが発覚した。同店は、購入したという人たちの自己申告に基づいて返金したが、購入したという人たちが店に殺到。返金額は実売の3倍以上に達した。

<以下引用> コメダもダメダ!!
◆コメダ珈琲 メニューと違う食材使用
 2013年11月7日 17時18分 NHK

名古屋市に本社があるコーヒーチェーン「コメダ珈琲店」の全国の店舗で、ホイップクリームを生クリームと表示するなど、メニューと違う食材が使われていたことが分かりました。

「コメダ珈琲店」を運営する名古屋市の「コメダ」によりますと、メニューの表示と異なる食材が使われていたのは、全国29都府県の527の店舗です。

これらの店では、ウインナーコーヒーやココアにのせるクリームを、メニューに乳製品である「生クリーム」と表示していましたが、実際には植物性の原料を使ったホイップクリームだったということです。

また、チョコレートケーキに自家製のクリームを使っていると表示していましたが、委託した外部の会社が製造したものだったということです。

「コメダ」はメニューを正しい表示に改めることにしており、「食材の表示に対する認識が甘く、お客様に大変ご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」と話しています。

◆「コメダ珈琲店」も虚偽表示=委託製造のクリーム「自家製」
 2013/11/07 時事通信社

 中部地方を中心に喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」を運営するコメダ(名古屋市)は7日、メニューで表示と異なる食材を使っていたことを明らかにした。2003年に発売したチョコレートケーキに使うクリームについて、委託先が製造したにもかかわらず「自家製」と表示。一部のコーヒーやココアでは、「生クリーム」としながら、植物油脂などを加えた「ホイップクリーム」を使用していた。

 相次ぐ虚偽表示の発覚を受けて社内調査を行い、判明した。「コメダ珈琲店」と甘味喫茶「おかげ庵」の六つのメニューが該当するが、客に提供した数などは集計しておらず、返金の予定もないという。

<以下参考>
メニュー表記に関するお知らせ
2013年11月6日 株式会社コメダ

 平素は珈琲所コメダ珈琲店をご利用いただきありがとうございます。コメダ珈琲店において使用しておりますメニューブック・自社公式ホームページ等の表記につきまして、昨今の食品表示に関する件と関連しまして、自主的に社内調査を行っておりましたところ、一部、その表記に不適切なものがあることが判明いたしました。
 コメダ珈琲店をご利用のお客様をはじめ、関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。当社といたしましては、今回の事態を重く受け止め、再発防止に努める所存でございます。今後とも、コメダ珈琲店を何卒、よろしくお願い申し上げます。
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by negitoromirumiru | 2013-11-05 08:26 | 箪笥 | Comments(0)


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