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日本初の小児がん専門治療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」 施設完成し今年中のオープンに 神戸

小児がん施設を支援 神戸でチャリティーウオーク
2013/6/2 神戸新聞

 神戸・ポートアイランドに開業予定の小児がん専門施設「チャイルド・ケモ・ハウス」を支援するチャリティーウオークが1日、神戸市中央区であった。特製の緑色のTシャツを着た市民ら約580人が潮風を浴びながら、フラワーロードや神戸大橋を通る約4・5キロを行進した。

 同ハウスは小児がんの子どもと家族が一緒に滞在して治療を受けられる国内初の施設。3月に完成し、今年中のオープンを目指している。

 主に寄付金で運営するため、患者の親や専門医らでつくるNPO法人と、デザイン・クリエイティブセンター神戸がウオークを企画した。

 参加者はTシャツ代の2千円を寄付し、JR三ノ宮駅前を出発。通行人が興味深そうに眺め、飛び入りで参加する人もいた。ルート終盤で同ハウスに到着し、台所や風呂がある個室などを見学した。

 神戸市職員(38)は長女(7)と参加。「ハウスは普通の家のような雰囲気で、小児がんの子も安らげそう。取り組みが広まってほしい」と話していた。(岩崎昂志)

(春之介のコメント)
残念ながら地方ニュースどまりであるが、オープンすれば全国報道されることになるだろう。

施設は完成し、このほどチャリティウォークを行って市民へのアピールを行った。

概要は以下のように、生活を快適にするための工夫を最大限に行うこと。

詳しい施設利用料などはHPには、まだ書かれていない。

サポートはNPOチャイケモ、財団法人チャイサポという二つの別組織で構成されているようだ。

施設内にある診療所(小児科)は、外来を行うために一般市民の利用もできるようだ。

「定員19名以下」とは、診療所の定義なので扱いとしては医療施設ということになるのだろう。

やはり問題は運営資金確保、人材養成、サポーター獲得である。

このブログでも、いろいろな障がい児、難病・ホスピス等の支援運動が有志によって始まっている記事を紹介している。

この施設運営においても、寄付だけでないサポートのあり方を提案している。

結局は、いろいろと話題作りをしながら市民に存在をアピールするしかない。

それが、これから続く、同様の施設が作りやすくなる環境に寄与するに違いない。


チャイルド・ケモ・ハウス  http://www.kemohouse.jp/index.html

〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町8丁目5-3
TEL/FAX:078-303-5315
日本初の小児がん専門治療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」 施設完成し今年中のオープンに 神戸_e0151275_17105233.jpg

 敷地面積:3500.00㎡
 建築面積:1931.50㎡
 居室数:19戸(風呂、トイレ、キッチン完備)
 共有部分:プレイルーム、共用キッチン、教室、駐車場 他

■チャイルド・ケモ・ハウスとは?
 「チャイルド・ケモ・ハウス」とは小児がん治療中の子どもたちとその家族のQOL(Quality Of Life-生活の質)に配慮した日本で初めての専門治療施設です。

 「チャイルド・ケモ・ハウス」では、自分の家のような環境で家族が共に暮らしながら小児がん患者が安心して化学療法(抗がん剤治療)を受けることができます。専門施設では医療機関と連携して、小児がんと診断された患児の化学療法をおこないます。

 入院経験のある患児や家族の意見を取り入れて、アメニティを向上させるほか子どもの発達と化学療法中特有の心身の状態をサポートする専門人材の育成に取り組みます。将来的には、同様の施設が全国にいくつか設立されることで、小児がんになったすべての子どもが、笑顔で家族と共に治療を進めることができるような環境作りを目指したいと考えています。


チャイケモ
by negitoromirumiru | 2013-06-03 17:11 | 医療 | Comments(0)


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