ピンクの女王に実刑判決 73歳元女優、詐欺罪で高知地裁
2012.8.24 産経ニュース
知人男性から現金計790万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた元女優、松井康子被告(73)=東京都調布市=に高知地裁は24日、懲役2年8月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。松井被告はかつて「ピンク映画の女王」といわれた。
大橋弘治裁判官は判決理由で「具体的なうそを言って被害者をだまし、計画的かつ巧妙で悪質な犯行」と指摘した。
判決によると、松井被告は、政府が極秘に管理する戦後復興資金を運用していると言って高知県土佐清水市の男性に接触。平成18年から19年にかけて「温家宝の奥さんに会いに中国へ行く」とうそを言い、渡航費用などとして現金計790万円をだまし取った。
県警などによると、松井被告は1960~70年代に多くの成人映画に出演し、一般作品では大島渚監督の「愛のコリーダ」に出演した。
(春之介のコメント)
悪名高い「政府が極秘に管理する戦後復興資金」、信じる方もね。
彼女のように、○○の女王とか死ぬまで言われ続けたくないね。
《ウィキペディア》によれば、かなり豊満になってしまい自然消滅という女優の最後だったようだ。
1960~1970代の成人映画出演ということで、波乱の人生であったことも確かだが、実刑判決でまたもや波乱の最後となるのか。