特殊切手 「東京文化会館50周年」の発行
郵便事業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 鍋倉眞一)は、昭和36(1961)年の開館以来「音楽の殿堂」として戦後の音楽史に大きな足跡を残してきた東京文化会館(※)が平成23(2011)年に開館50周年を迎えることを記念して、特殊切手「東京文化会館50周年」を発行します。
(※)東京文化会館
東京文化会館は「首都東京にオペラやバレエもできる本格的な音楽ホールを」という人々の要望に応え、東京都が開都500年記念事業として建設し、昭和36(1961)年4月に開館しました。故前川國男氏の設計による代表的なモダニズム建築としても知られ、「音楽の殿堂」として多くの人々に親しまれています。オペラ、バレエ、クラシックコンサート等世界中の著名なアーティストによる名演の数々が繰り広げられてきました。
名称:東京文化会館50周年
発行日:平成23(2011)年10月31日(月)
発行する郵便切手のデザインについて
今回の切手デザインは、平成23(2011)年に開館50周年を迎えた東京文化会館を象徴するものを題材としています。
(1)東京文化会館大ホール
同大ホールはオペラ、バレエ、オーケストラなどの公演に使用されています。客席側面にある独特のフォルムを持つ音響拡散体が豊かな響きを生み出しています。
(2)東京文化会館小ホール
同小ホールは室内楽、リサイタル等の公演に使用されています。舞台後方の“昇り屏風”と呼ばれる音響反射板が特徴です。
(3)トゥシューズと「白鳥の湖」のイメージ
バレエのトゥシューズとロシアの作曲家チャイコフスキーによる3大バレエの一つである「白鳥の湖」の白鳥をイメージしてデザインしています。
(4)オペラグラスと「椿姫」のイメージ
オペラ観賞用のオペラグラスと、イタリアの作曲家ヴェルディによるオペラの代表作の一つである「椿姫」の椿をイメージしてデザインしています。
(5)ピアノの鍵盤
クラシック音楽を代表する楽器として採用しています。
(6)ヴァイオリン
クラシック音楽を代表する楽器として採用しています。