BOOK:『野崎洋光のおいしい節電レシピ』=野崎洋光・著
2011年7月19日 毎日新聞
著者は日本料理の第一人者で、「分とく山」(東京都港区)の総料理長。「日本人が持っていた電気に頼りすぎない食生活の知恵を取り戻そう」と訴える。
(1)冷蔵庫にものを詰めすぎない(2)買いだめをしない(3)鍋でごはんをたく(4)缶詰、乾物を使いこなす(5)火を使わない料理--の5カ条を掲げ、73のレシピを提案する。
サンマの蒲焼(かばや)き缶を使い「夏野菜とサンマのラタトゥイユ」と「蒲焼き丼」の2品を、豆腐やちくわも各6品を紹介している。冷蔵庫で保存しなくてよい野菜の一覧表、鍋でおいしくご飯を炊く方法も。(東洋経済新報社・1260円)
(春之介のコメント)
節電レシピということで、とても美味しくなっているという缶詰め利用などを提案。
大震災の教訓として、こうした流れは必要なことだ。
・野崎 洋光(のざき ひろみつ、1953年 - )
福島県石川郡古殿町出身。学校法人石川高等学校、武蔵野栄養専門学校卒。東京グランドホテル、八芳園で板前修行を積み、1980年に東京都港区西麻布の「とく山」の料理長に。1989年に支店「分とく山」を開店し、総料理長になった。
発行日:2011年7月14日
価格:¥1,260(税込)
缶詰・干物・乾物の使いこなし法、常温保存できる作りおき食品の作り方、節電調理器具の活用法など「冷蔵庫をはじめ電気に頼りすぎない食生活の知恵」を満載。家庭に1冊は常備したい必読書。
パート1 缶詰・瓶詰
パート2 乾物
パート3 常温保存食材
パート4 豆腐を切るだけ・混ぜるだけ
ちくわを切るだけ・混ぜるだけ