John Storgårds
1963年フィンランド生まれ。幼少からヴァイオリンをはじめ、シベリウス音楽院に学ぶ。
その後、指揮者を志し1993年―1997年シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラとエリ・クラスに指揮を学ぶ。
1996年の指揮者としてのデビュー以来、フィンランド国内のオーケストラをはじめ、ロイヤル・ストックホルム・フィル、デンマーク国立響、ベルギー国立管、フランクフルト放送響、シュトゥットガルト・フィル、スウェーデン放送響、国立トリノRAI管、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、セント・ポール室内管、シドニー響、メルボルン響、ニュージーランド響、オーストラリア室内管など各国のオーケストラを指揮。
2005年春にBBC響に客演し、その夏にはBBCプロムスにデビュー、またスコティッシュ室内管、ボーンマス響、ベルゲン・フィル、アンサンブル・モデルンにデビューを飾った。
2006/07シーズンからタンペレ・フィルハーモニック管弦楽団首席指揮者に就任。また1996年以来ラップランド室内管弦楽団芸術監督を務めている。
2007/08シーズンには、BBC響、スコティッシュ室内管、デンマーク国立管、イェーテボリ響、ライプツィヒMDR管などを指揮した他、ザルツブルク・モーツァルテウム管、トゥールーズ市響、バーミンガム響にデビューを飾った。タンペレ・フィル首席指揮者最後のプロジェクトのひとつとして、ヴェルディ:ドン・カルロをタンペレ歌劇場で上演。
2008年9月より、ヘルシンキ・フィルハーモニー首席指揮者に就任。