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Plaatpaal マーラー:交響曲第5番 ゲルギエフ&LSO

Gustav Mahler
Symfonie nr. 5 in cis klein

London Symphony Orchestra o.l.v. Valery Gergiev

LSO Live 0664

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ゲルギエフ&LSOによるマーラーの交響曲シリーズ。アニヴァーサリー・イヤーの締めくくりに向けてリリースされる、とっておきの最新作は交響曲第5番。2010/11年のシーズン・オープニング・コンサートの前日と翌日、9月24日の限られたLSOサポーターを前にした全曲演奏とリハーサル、および9月26日の演奏会本番と、本拠バービカンホールでおこなわれた2日間の演奏の模様を収めたものです。

【カリスマ指揮者ゲルギエフに食らいつくLSOの大熱演】
「マーラーについてバーンスタインから話を聞き多くを学んだ」と自身認めるように、ゲルギエフのマーラーもまた、時に崩壊寸前、極端とも云えるテンポ設定が生み出す独特の濃厚な表現が特徴的。第5交響曲は複雑長大で、全篇の落差も大きく、動きの激しい曲ということで、また、上述のゲルギエフの個人的体験に加味すると、マーラーの交響曲の中でもゲルギエフのアプローチがもっとも映える作品といえるのではないかとおもわれます。じっさい、ゲルギエフとLSOが同じく第5番を演奏した11月28日の東京公演は、爆演と呼ぶべき壮絶なものでしたが、初顔合わせより20年来切望した結果、ようやくゲルギエフを首席指揮者に迎え入れることがかなったLSOのメンバーたちが、絶大な信頼を寄せるカリスマに必死で食らい付いて演奏する姿が印象的でした。
 このアルバムでも、首席トランペット奏者フィリップ・コッブによる葬送ファンファーレから、フィナーレ最後の一音の爆発まで、LSOの絶好調ぶりを確認できるはずで、息つく間もない、たまらなくスリリングな内容が繰り広げられているものと期待されます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

 ロンドン交響楽団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

 録音時期:2010年9月26日
 録音場所:ロンドン、バービカンホール
 録音方式:DSDレコーディング(ライヴ)

(春之介のコメント)
この曲は食傷気味なので、あまり驚くこともなくなった。

ゲルギエフの演奏期待していた面もあったが、別の曲で出会いたかった。

いろいろと見せ所いっぱいの曲であるが、腕利きの演奏は飽きた感じがする。

テンシュテットやケーゲルといった今は亡き強者演奏をできるマインドの指揮者があらわれて欲しいもの…。

ゲルギエフは、指揮姿を見ていたい。
by negitoromirumiru | 2011-06-29 15:11 | 音楽 | Comments(0)


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