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<佐渡裕>BPO定期演奏会を指揮 NHK-BSで演奏会、他局ではドキュメンタリーも放送!

<佐渡裕さん>ベルリン・フィル指揮 「泣いてしまった」
2011年 5月21日 毎日新聞

 指揮者の佐渡裕さん(50)が20日夜(日本時間21日未明)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会にデビューした。ベルリン・フィルを日本人が指揮したのは、近年では小澤征爾さん(75)以来。演奏後は「ブラボー」の歓声に包まれ、メンバーが舞台袖に下がっても拍手が鳴りやまず、佐渡さんが舞台へ呼び戻される一幕も。「プレッシャーもあったけどベルリンのお客さんは温かくて泣いてしまった」と感極まった様子だった。

 佐渡さんは89年に仏・ブザンソン指揮者コンクールで優勝後は、主に欧州で経験を積んだ。兵庫県立芸術文化センター芸術監督としても活躍。ベルリンと兵庫に住まいがある。

 この日の演奏会前半は、武満徹「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」を演奏。後半は、ショスタコービチ「交響曲第5番」。ジャンプを交えた情熱的な指揮を見せた。

 終演後の記者会見で佐渡さんは「ピアニシモの浮遊感や底からうなるようなコントラバスの音に『ああベルリン・フィルの音だ!』と感じた。自分にとって新しい扉が開かれたと思う」と話した。

 会場には多くの日本人が詰めかけ、堺市在住ののこぎり演奏家、サキタハヂメさん(39)は「小学生からの夢をかなえた佐渡さんのデビューは、こんな光景がこの世にあるかというぐらいうれしい光景だった」と涙ぐんだ。

 最終日の演奏会の模様は22日午後8時(日本時間23日午前3時)からベルリン・フィルの演奏会のインターネット配信サービス「デジタル・コンサート・ホール」で生中継される(有料)。また、演奏会はDVD化される予定で、著作権使用料などが東日本大震災の義援金に充てられる。

(春之介のコメント)
第二のオザワになれるのか、BPOにとっては初顔合わせであり値踏み状態だ。

長老指揮者たちが去り、新たなマーケットの開拓には佐渡のようなパフォーマーが好まれる。

次期に定期に呼ばれて、彼らしさが評価されることがBPOの日本戦略には重要なことだ。


〈以下引用〉
◆佐渡裕さん、ベルリンフィルで指揮
 2011年05月22日 MBSニュース

 オーケストラの最高峰といわれるベルリンフィルの舞台に、指揮者の佐渡裕さんが登場しました。

 2000人の聴衆を前に、情熱的にタクトを振る佐渡さん。定期演奏会に招かれた日本人指揮者は、小澤征爾さん以来、2人目の快挙です。

 佐渡さんは、小学校の卒業文集に「ベルリンフィルの指揮者になる」と書いていて、子供の頃からの夢が実現しました。

 「(夢は)たまたま子供の時に調子に乗って書いたことかもしれない。ただ世界一のオーケストラに憧れていたということ。そこにたどり着けるという特別な思いはあった」(佐渡裕さん)

 演奏は商品化され、印税分を東日本大震災の義援金にあてるということです。

◆佐渡裕さん、ベルリン・フィルを指揮 長年の夢実現
 2011年5月21日 朝日新聞

 指揮者の佐渡裕さん(50)が20日、世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を本拠地・ベルリンでの定期公演で初めて指揮した。世界を舞台に活躍する佐渡さんにとっても、小学生のころから指揮を夢見てきた特別なオーケストラ。長年の夢が実現した喜びに加え、東日本大震災の犠牲者への思いにもあふれた情熱的な指揮に聴衆は盛大な拍手を送った。

 ベルリン・フィルはウィーン・フィルなどと並び世界最高のオケとされ、その指揮台に上がることは多くの音楽家にとってのあこがれだ。ベルリン・フィル事務局によると、これまでに指揮した日本人は、小澤征爾さんや朝比奈隆さんら、戦前から数えて計14人。

 佐渡さんは前半、日本の作曲家・武満徹の「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」(あなたが時と呼ぶものが私から流れ出る)を披露。打楽器アンサンブルの精妙な響きで聴衆を魅了した。後半は旧ソ連の作曲家ショスタコービチの交響曲第5番。得意曲とあって、時に指揮台で跳びはねるダイナミックな指揮をしながら、深い鎮魂から豪快なクライマックスまで多彩な曲想を描き出した。


〈以下追加引用〉
◆佐渡裕 ベルリン・フィル定期デビュー放送決定!!

 NHK「プレミアムシアター」
 BSプレミアム 6月11日(土)午後11:30~午前3:30

<曲目>
「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」(武満徹)
交響曲 第5番 ニ短調 作品47(ショスタコーヴィチ)

<管弦楽>ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
<指揮>佐渡裕

収録:2011年5月20日
ベルリン・フィルハーモニーホール

また、6月11日(土)22:00~23:30の「ハイビジョン特集」では、
「託されたタクト~指揮者・佐渡裕 ベルリン・フィルへの挑戦~」(仮)を放送予定です。

「ハイビジョン特集」
BSプレミアム 6月11日(土)午後10:00~午後11:30


〈以下追記〉
◆夢のタクトを振る日
 2011年6月5日 TBS 22時00分~22時54分

番組内容
小学校の卒業文集に「将来の夢はベルリン・フィルで指揮すること」と書いた佐渡裕。その夢が2011年5月の定期演奏会でついに現実となる。番組では、世界を股にかけて活躍する佐渡の活動を密着取材。佐渡の人間的魅力を描くとともに、ベルリン・フィルとのリハーサルや本番までの、新鮮な映像をお届けする。さらに番組では、佐渡をゲストに招き、国分太一のナビゲートで、クラシック音楽の面白さ、楽しさを伝えていく。

出演: 佐渡裕
ナビゲーター: 国分太一(TOKIO)
製作著作:MBS
制作協力:スローハンド

◆題名のない音楽会

 出光創業100周年記念企画(1) 佐渡裕×ベルリン・フィル(1)
 2011年6月5日 テレビ朝日

佐渡裕さんが、世界屈指のオーケストラであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演に指揮デビューしました。定期演奏会に招かれた日本人指揮者は、小澤征爾さん以来2人目の快挙です。小学校の卒業文集に「ベルリン・フィルの指揮者になる」と書いていた佐渡さんは、子供の頃からの夢を叶え「次の扉が開かれた」と達成感に満ちた表情。この模様を、2週にわたってお送りします。1週目の今回は、ショスタコービッチの「交響曲第5番」でした。 

♪司会・指揮…佐渡 裕
インタビュー・ゲスト…エマニュエル・パユ、樫本 大進
演奏…ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


 出光創業100周年記念企画(2) 佐渡裕×ベルリン・フィル(2)
 2011年6月12日 テレビ朝日

佐渡裕さんが、世界屈指のオーケストラであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演に指揮デビューしました。定期演奏会に招かれた日本人指揮者は、小澤征爾さん以来2人目の快挙です。先週に引き続きこの模様をお送りします。2週目は、武満徹の「From me flows what you call time」 です。 この作品は”5”という数字がキーワードになっています。フルート首席奏者のエマニュエル・パユをお招きし、ベルリン・フィルハーモニーのステージからこの作品の魅力についてのスペシャル対談もあります。

♪司会・指揮…佐渡 裕
インタビュー・ゲスト…エマニュエル・パユ
演奏…ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
by negitoromirumiru | 2011-05-22 20:58 | 音楽 | Comments(0)


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