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官僚の自治体出向1617人 総務相「押しつけやめて」

官僚の自治体出向1617人 総務相「押しつけやめて」
2010年10月15日 朝日新聞

 片山善博総務相は15日の参院予算委員会で、中央官庁から自治体に出向している官僚が1日現在で1617人にのぼるとの指摘に対し、「知事をした経験から言えば、大きな圧力を感じた。絶対押しつけをしないよう各省にお願いしたい」と述べ、減らしていく考えを示した。一川保夫氏(民主)の質問に答えた。

 一川氏は自ら調査した人数を紹介して「中央集権の仕組みだ。既得権益的に入って行くのは問題だ」と指摘。片山氏は「国から慣例として代々同一ポストに送り込んでくることがある。私は毅然(きぜん)として変えたが、無言の圧力で自治体側から要望せざるを得ないこともあると思う」と述べた。

 片山氏は鳥取県知事を99年から2期8年務めた。一川氏によると省庁別出向者数は国土交通省448人、警察庁443人、総務省292人、農林水産省123人など。

(春之介のコメント)
全国の自治体には官僚たちが短期間やってきて帰っていく。

むろん幹部クラスの好待遇であり現場で働くということとは訳が違う。

片山さんも官僚OBだし、官僚から首長になる人は多い。

行政手腕よりも国との太いパイプを期待されてのことには違いない。

1617人という数字が多いのか少ないのか、また減ってきているのかは記事では不明。

押し付けと捉えるのか、要望と捉えるのか…
by negitoromirumiru | 2010-10-20 10:18 | 生活 | Comments(0)


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