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介護福祉士試験、平易な日本語に置き換え可能か検討-厚労省

介護福祉士試験、平易な日本語に置き換え可能か検討-厚労省
2010年06月28日 キャリアブレイン

 厚生労働省は、介護福祉士国家試験の出題方針を決めるため7月に開催する「試験委員会」で、難解な用語を平易な日本語に置き換えることが可能かどうかの検討を始める。置き換えに当たり、現場に混乱を来さないよう配慮する。インドネシア人など外国人受験者が試験問題を理解しやすくするためで、同省は今年度中に実施する試験問題に反映させたい考えだ。

 介護福祉士試験で使用される専門用語を分かりやすくする必要性は、以前から指摘されていた。特に、日本とのEPA(経済連携協定)に基づき来日しているインドネシア人やフィリピン人など日本語に不慣れな介護福祉士候補者にとり、高いハードルになっている。難解な漢字表記の例では、いわゆる「床ずれ」を示す「褥瘡(じょくそう)」などが挙げられる。
 
 政府が動き出したのは、行政刷新会議が各省庁の現場で働く職員の本音を吸い上げるために設置した「職員の声」に寄せられた意見がきっかけだった。その意見では「インドネシア人やフィリピン人の介護福祉士候補者に対する試験問題や答案を両国の母国語にする」と提案しており、行政刷新会議がこの意見への対応を検討。「日本で働き続けるためには十分な日本語能力を習得することが不可欠。試験問題の母国語表記は困難」と結論付け、「平易な日本語に置き換える」ことにとどめた。

(春之介のコメント)
看護師国家試験はどうなったのか!?

難解な漢字表記を言い換えるとの結論。

介護福祉士試験の中身を知っていれば、こうした言い換えで得点できる問題などホンの少し。

十分な日本語能力とは、具体的に想定されているのは記録を読んだり書いたりする能力ということ。

日常会話などは自然に覚えてしまうからね。

本質的な問題は、受け入れる気持ちがもともとない日本政府の態度の問題。

看護師国家試験は3名の合格者で何とか体面を保てたが、介護福祉士試験でまたもや合格者が出なければ暴動が起きても仕方ない。

介護福祉士が記録する用語などは、そんなに幅広いものではない。

定例文さえ完備しておけば、時間はかかっても実務はこなせると思うのだが…。
by negitoromirumiru | 2010-07-01 00:55 | 福祉 | Comments(0)


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