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睡眠障害、自殺危険は28倍…厚労省調査

睡眠障害、自殺危険は28倍…厚労省調査
2010年3月17日 読売新聞

 睡眠障害や飲酒行動に問題がある人は、自殺する危険性が通常よりそれぞれ28倍、3倍高いことが、厚生労働省研究班(研究代表者=加我牧子・国立精神・神経センター精神保健研究所長)の調査で明らかになった。

 研究班は2007年12月~09年12月、自殺した76人(15~78歳)の生前の様子について、遺族から聞き取り調査を実施(複数回答)。うち49人について、一般人145人と比較検討した。

 その結果、睡眠障害などのほか、うつ病などの気分障害は通常より6倍、死に関する発言をした人は同4倍、不注意や無謀な行為のあった人は同35倍も自殺の危険性が高かった。

 国内での年間自殺者は、1998年以来12年連続で3万人を超えている。データ分析にあたった松本俊彦・同研究所室長は「自殺のサインを見逃さないよう国民への啓発活動が必要。かかりつけ医の診断能力の向上も求められる」と指摘している。

(春之介のコメント)
現在、睡眠障害に対する啓発キャンペーンをCMで放送している。

いろいろな兆候があるはずだから、特に2週間以上眠れないような状態なら、ためらわずに医療機関・相談窓口…どこへでも連絡して!
by negitoromirumiru | 2010-03-24 16:31 | 躁鬱 | Comments(0)


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