文書丸写しダメ コピペ見破る――金沢工大など ソフト開発
09.12.26 日経新聞(夕刊)
金沢工業大学とソフト開発のアンク(東京・新宿)は、インターネット上の文書を複写して別のファイルに張り付けるいわゆる「コピペ」を見破るソフトを共同開発した。大学など教育機関向けに年内に発売する。
学生らがネット上の他人の文書を丸写ししてリポートを作成する行為が横行、教育関係者を悩ましている。開発したソフトは判定したい文書を読み込み、コピー元の文献などをネット上で検索し表示する。
ソフト名は「コピペをするな」をもじって「コピペルナー」。金沢工大の杉光一成教授が考案したアイデアをもとに、アンクが開発した。対象となる文書を一定の規則で切り出しネットで検索、完全に一致した文書や似た文書を探し出す。コピペの元となった文書名やアドレスも表示する。
検索後は文書上に、ネット上の文書に完全に一致している箇所や語尾を変化させている箇所などを色別で知らせる。コピペ割合も表示可能だ。価格はスタンダードライセンスで4万5675円。初年度1500本の販売を目指す。
(春之介のコメント)
以前、開発中の同ソフトについてNHKで放送されていた。
ではコピペが、どの程度なら許されるのだろうか。
真似ることは悪いことではないし、大学程度のレポートに独創性は必要ない。
最近では、日本語で筋の通った文章を書くことができない生徒が増えているというから
コピペ以前の問題かもね。