「介護就職デイ」長妻厚労相が入浴介助
2009年12月19日 日刊スポーツ
人手不足が深刻な介護分野への就職を促すイベント「介護就職デイ」が19日、東京・霞が関の厚生労働省で開かれ、長妻昭厚労相が入浴などお年寄りが受ける介助を体験したほか、都内の介護事業者50社と求職者による合同就職面接会などが行われた。
介護分野などへの失業者らの就職を促す政府の雇用対策の一環。全国各地で14~19日の間、同様に開催された。
長妻厚労相は「介護の現場は人手不足で、職を求める人は多い。介護を立て直す絶好のチャンス。現場で働く方の賃金を上乗せしていく政策を実行したい」とあいさつ。意見交換会では、老人ホームで働く女性が「病気で入院した入所者が『ホームに帰りたい』と言ってくれたことがうれしかった」などと話した。
厚労省の講堂に設けられた就職面接会場では、老人ホームや老人保健施設など介護分野の事業者がブースを設置。視察した長妻厚労相も、入浴介助やベッドから車いすに機械を用いて乗り移る介助も体験。「ノウハウを高めるお手伝いをしていきたい」と述べた。
相談コーナーを利用した、老人保健施設への就職希望の女性は「実際の職場環境などが分かり、スッキリした。待遇面はあきらめていますが、やりがいのある職場で働きたい」と話していた。(共同)
▼「介護の現場で働いてみませんか?」厚生労働チャンネル
12月19日に厚生労働省講堂で開催された、「介護就職デイ」の様子をご紹介します。(30分)
http://www.youtube.com/watch?v=XAxhDf9Bfh0
(春之介のコメント)
長妻大臣、細川副大臣、山井政務官出席、現場から5人の職員が参加。
残念ながら政府の政策は薄い。
生きがいがだけが介護現場だ、給与は我慢してね!ってことなんだよ。