人気ブログランキング | 話題のタグを見る

共同労働という働き方2

日経スペシャル「ガイアの夜明け」 テレビ東京 11月10日放送 第391回

シリーズ企画“新しい働き方”第2回もう雇われない!

【全員が経営者で労働者!? 協同労働という働き方】

“全員が対等の立場で出資し、働き、経営もする。“協同労働”という働き方がある。いわば労働者による協同組合。全員が一人一票で全ての物事を話し合いで決めていく。そこには“雇う-雇われる”という関係も、正規―非正規という関係もない。全員が社員であり社長なのだ。そして、新たな仕事も自分たちで提案し見つけていく。実は“協同労働”は世界的に150年の歴史があり、600万人以上が働いている。日本でも3万人以上が介護や農業などの分野で従事している。
この協同労働という働き方で年間3億円を稼ぎ出す主婦軍団が埼玉にある。弁当・配食サービス、さらには介護施設まで。働くほぼ全員が一般の主婦だ。生協の仕分け作業の仕事をしていた主婦たちが初期メンバー。15年前、本体の経営悪化で、突然契約打ち切りという憂き目にあったことから、自分たちで仕事を起こし、経営していこうと立ちあがった。その現場が、熊谷市にある介護施設「ほほえみ」。昼間お年寄りを預かるデイサービスが中心だ。そこで働く新井和子さん(64)。夫の理想の田舎暮らしだったが、いくつか介護施設でボランティア的に働き、最終的に出会ったのが「ほほえみ」だ。「64歳で介護現場で働いている人は知っている限りいない。でもこの働き方だったら自分らしく働ける」。協同労働では出資者でいる以上、自分の意思がある限り働き続けることができる。しかし、経営の現状は厳しい。常連のお年寄りたちは年を取っていき、より介護度が高くなって、泊まりができる施設や病院に移っていってしまう。この1年で売上は100万円も減った。「普通の施設だったら、施設長や理事長が方針を決めて、私たちは従うだけ。でもこの働き方では自分たちで解決策を見つけ、仕事を維持していくしかない」と話す新井さん。新たに事業を提案し、苦境を乗り切れるか?希望を持って働く道を模索する、新井さんの挑戦が始まった。

・番組を見ていて、全員対等という考え方がしっくりこなかった。

というよりも、そんな考え方に慣れていないのかもしれない。035.gif

政治にも直接民主制度と間接民主制度があるが、かなり限定的な範囲内になる

その点で、介護や農業といった分野の展開しか期待できないのかもしれない。

協同組合なども、理念がなくなると単なる組織に過ぎなくなるから

いかに受け身にならずに仕事を考えていくかということだろう。
by negitoromirumiru | 2009-11-10 23:49 | 福祉 | Comments(0)


<< 日本語 世界の終りを希望する人たち 地... >>