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奨学金滞納拡大

奨学金滞納拡大の恐れ=学生支援機構、連絡取れず-検査院
2009/10/25 時事ドットコム

 独立行政法人「日本学生支援機構」が学生に貸与した奨学金で、3カ月以上にわたり返済が滞っている2000億円規模の延滞債権の多くについて、貸与先の住所を把握できていない可能性があることが25日、会計検査院の調べで分かった。同機構が「把握済み」とした中にも連絡の取れないものが多数見つかり、検査院は「奨学金事業の拡大が見込まれる中、延滞債権のさらなる増加が懸念される」と指摘した。
 2007年度末時点の貸与残高は約5兆2009億円で、学生が卒業して返済義務が発生した要返還債権は約3兆2353億円。3カ月以上の延滞債権は約2252億円(約21万4000件)あり、このうち約132億円(約1万3000件)を同機構は「住所不明者」に分類、残り約2120億円(約20万1000件)を「住所判明者」として債権回収業者に委託するなどしている。
 しかし、検査院の調べでは、07年度に回収業者2社へ委託した約8000件のうち、約5000件で電話連絡が取れなかったことが判明。同機構が法的措置の予告文書を送付した約3万5000件でも、返送が約1万件に上った。
 さらに、新規債務者に対し同機構が返済誓約書に記載された住所に「返還開始のお知らせ」約23万件を発送したところ、約1400件があて先不明で返送された。

(春之介のコメント)
別報道では、連帯保証人となっている人に対する請求に対して経済的理由等で支払い困難者もうまれている。

借りたものは返す→借りたら逃げ回る

昔、日本育英会って言っていた頃は苦学生を救済する目的があった

ただ、教職に就く人は一定期間後に全額免除になっていて、不公平感が強かった。

不況・貧困の問題なのか、それとも、モラルの問題なのか…007.gif
by negitoromirumiru | 2009-10-29 12:18 | 福祉 | Comments(0)


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