タグ:演奏家 ( 134 ) タグの人気記事

訃報 潮田益子(ヴァイオリン)

e0151275_1817381.jpg

Masuko Ushioda

バイオリニストの潮田益子さん死去
2013年5月29日 時事通信社

 潮田 益子さん(うしおだ・ますこ=バイオリニスト)28日午前6時15分(現地時間)、米マサチューセッツ州ケンブリッジで白血病のため死去、71歳。中国東北部(旧満州)生まれ。故人の希望により葬儀は行わない。

 世界的なバイオリニストとして知られ、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団の中核メンバーとして活躍。ボストンのニューイングランド音楽院教授として後進の指導にも尽力した。夫は元同音楽院学長のチェロ奏者、ローレンス・レッサー氏。 

<以下参考>
NEC Mourns the Death of Long-time Violin Faculty Masuko Ushioda
May 30, 2013 NEW ENGLAND CONSERVATORY


<以下引用>
バイオリニストの潮田益子さん死去 71歳、白血病で
2013年5月29日 朝日新聞

 潮田益子さん(うしおだ・ますこ=バイオリニスト)が28日、米マサチューセッツ州で白血病のため死去、71歳。故人の遺志で葬儀は行わない。

 桐朋学園に学び、渡欧。シゲティに師事し、1966年にチャイコフスキー国際コンクールで2位を獲得。サイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管弦楽団などで活躍した。


Anatoli Lyadov: "Song of Sorrow op.67" and "Prelude op.57, no. 1"
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-05-29 18:06 | 音楽 | Comments(0)

NHK-FM クラシックの迷宮19(片山杜秀)

- 巌本真理と井口基成 - ~NHKのアーカイブスから~
2013年5月25日

「幻想曲 ハ長調 D.934」 シューベルト作曲
(バイオリン)巌本真理
(ピアノ)井口基成
(1960年11月ラジオ第1放送“ラジオリサイタル”提供)

「バイオリン・ソナタ イ調」 ピッツェッティ作曲 Ildebrando Pizzetti
(バイオリン)巌本真理
(ピアノ)井口基成
(1960年11月ラジオ第1放送“ラジオリサイタル”提供)

(春之介のコメント)
巌本真理さんについては弦楽四重奏団で聴いたことがあるかもしれない。

ネットで調べても良い写真が見つからない。
e0151275_223115.jpg

これが日本の初期の西洋音楽の扱いなのだろう。
e0151275_2232255.jpg

井口さんについては録音が少ないようで、今回のような放送録音は貴重なものだろう。

このラジオリサイタルという番組だが、録音が残っていれば戦後の録音が聴けそうだ。

以下に興味深いHPがあったので、1974年の番組編成の一端が分かる。

番組でNHKのラジオ放送番組の変遷についても取り上げてもらいたいものだ。


<以下参考>
e0151275_2224213.jpg

昭和49年5月5日日曜日 山形新聞テレビ欄/ラジオ欄から


Yehudi MENUHIN @ PIZZETTI Violin Sonata in A major
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-05-24 07:26 | 音楽 | Comments(0)

演奏家 諏訪根自子(ヴァイオリン)

諏訪根自子 足跡に再注目…没後1年CD、評伝発売相次ぐ
2013年4月2日 読売新聞

 戦前戦後に国際的に活躍し、2012年3月に92歳で死去したバイオリニストの諏訪根自子(すわ ねじこ)。その足跡をたどる貴重な録音や評伝が相次いで出た。

 天才少女の波乱に富んだ生涯は、日本のバイオリン演奏の伝統について多くのことを教えてくれる。

 亡命ロシア人音楽家にバイオリンの手ほどきを受けた諏訪は、1932年に12歳でデビュー。豊かな音楽性と美貌でアイドル的存在となった。有力者の支援で36年に渡欧し、ベルギーやフランスで学び、第2次大戦中の43年には、巨匠クナッパーツブッシュの指揮でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と日本人演奏家として初共演を果たした。

 戦後も日本や米国で活躍したが、61年を最後に表舞台から退いた後は、演奏家として人前に出ることはほとんどなかった。

 CD「諏訪根自子の芸術」(コロムビア)は、33~35年発売のSP盤から小品26曲を再録する。ドボルザークやサンサーンスなどに、滝廉太郎も含まれる。10代半ばとしては並はずれた技巧を見せる一方、演奏スタイルは古風でテンポもゆったりしており、19世紀来の典雅な伝統を感じさせる。

 初の本格的評伝『諏訪根自子 美貌のヴァイオリニスト その劇的生涯』(アルファベータ)は、生い立ちからデビュー、戦時中の活動、引退の真相に迫った。著者の音楽評論家・萩谷由喜子は、「今日の若手とは同列に論じられないが、当時の欧州でもテクニックや音楽性は高い評価を得ており、世界に通用する最初の日本のバイオリニストだった」と話す。

 ただ、演奏は無機的で冷たいという評もあった。CD「永遠なれ諏訪根自子」(キング)は、長いブランクを経た85、86年の録音だ。ベートーベン「バイオリン・ソナタ第9番<クロイツェル>」を聴くと、音楽の表情付けは硬く、やや生気に乏しい印象を受ける。

 「諏訪自身、より新しいテクニックや表現を身につけた若い世代が台頭する中で、引き際を心得ていたのではないか」と萩谷は推測する。ただ、楽譜に忠実で、感情を抑えた演奏を模範とする傾向は、現代まで受け継がれているとも言える。

 “元祖クラシック・アイドル”の生き方と演奏スタイルは、戦後、続々と生まれた女性バイオリニストについて考える上でも、回顧する意義がありそうだ。(松本良一)

(春之介のコメント)
ラジオ放送で音源を聴いたが極めて端正で正確な演奏である。

戦後からの懐メロを聴くことも多いが、何か深いものを感じるが、彼女の演奏も存在感がある。

機会があれば聴いてほしい。

e0151275_10393434.jpg

諏訪根自子の芸術 - 日本コロムビア  http://columbia.jp/nejiko/

〈プロフィール〉
大正9年(1920年)1月23日に生まれる。
  4才頃ヴァイオリンを始め、小野アンナに、続いてアレクサンドル・モギレフスキーに師事。
1930年秋、来日したエフレム・ジンバリストに面接、メンデルスゾーンの協奏曲を演奏して驚嘆させる。
  多くの雑誌、新聞に天才少女ヴァイオリニストとして取り上げられる。
1932年、初のリサイタルを開き、神童と呼ばれる。
1936年、ベルギー駐日大使の推薦と外務省の後援によりベルギーに留学。
1938年、パリに移り、ピアニスト原智恵子の紹介でボリス・カメンスキーに師事。
1939年、サル(ホール)・ショパンでパリ・デビュー演奏会開催。
1943年、2月ナチスの宣伝相ゲッベルスからストラディヴァリウスを贈呈される。
      10月クナッパーツブッシュ指揮ベルリン・フィルと協演。
1945年、ベルリン陥落の後、アメリカを経由して帰国。
  戦後は、井口基成や安川加寿子らとコンサートを開くが、演奏の第一線から退き伝説上の人物に。
1978年~80年にバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを録音。キング・レコードより発売された。
1984年、1月茅ヶ崎市民会館、5月東京文化会館、10月町田市民ホールで演奏会。町田が最後の演奏会となる。
2012年、3月92才で永眠。
2013年、2月 初の本格的評伝『諏訪根自子 美貌のヴァイオリニスト その劇的生涯』萩谷由喜子著(アルファベータ)刊行。
e0151275_10385717.jpg


クラシック・ニュース 著者:萩谷由喜子  『諏訪根自子』を著して!

<以下参考>
クラシックの迷宮 諏訪根自子のブラームス  http://www.youtube.com/watch?v=lZJzyMsAFZk

ラジオ深夜便「クラシックへの誘い」諏訪根自子  http://www.youtube.com/watch?v=6zdYY71bVfI
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-05-20 10:39 | 音楽 | Comments(0)

NHK-FM クラシックの迷宮18(片山杜秀)

- 私の試聴室~ベズイデンホウトのフォルテピアノ~ -
2013年5月18日

「ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453から 第3楽章」モーツァルト作曲
(フォルテピアノ)クリスティアン・ベズイデンホウト
(管弦楽)フライブルク・バロック・オーケストラ
(コンサート・ミストレス)ペトラ・ミュレヤンス

「ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453から 第3楽章」モーツァルト作曲
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(ピアノ、指揮)マウリツィオ・ポリーニ

「ピアノ協奏曲 第22番 変ホ長調 K.482」モーツァルト作曲
(フォルテピアノ)クリスティアン・ベズイデンホウト
(管弦楽)フライブルク・バロック・オーケストラ
(コンサート・ミストレス)ペトラ・ミュレヤンス
Kristian Bezuidenhout, Freiburger Barockorchester, Petra Müllejans

(春之介のコメント)
ベズイデンホウトは、南アフリカ出身で音楽教育はアメリカで受けている。

フォルテピアノとは何か・・・現代の完成したピアノに至るもの。

その比較としてモダンピアノ演奏。

現代のピアノが失ったもの、それは手の感覚がなくなったという。

小技の聞かせやすいのがフォルテピアノだということだ。

なお、この録音だが録音用のためにオケの配置を工夫したものだそうだ。

個人的には未開拓のモーツアルトだが、こうした秀演を何度も聴くことで次の展開が生まれそうな気がする。


<以下参考引用>
e0151275_11245268.jpg

【ベズイデンホウトのプラン】(HMV)

「フォルテピアノが真ん中に、管楽器がピアノ奏者と向かい合うかたちで一列に、弦楽器はピアノ奏者の背後を含め周りを囲うかたちで配されている。これにより、管楽器の音色が前面に出、さらに、ピアノと管楽器間のより自然で活き活きとした対話が可能となった。これにより、時折出会うような、いわゆるピアノ前面型の演奏から、E.T.A.ホフマンが言ったような、オブリガート・ピアノを伴う交響曲になった。ピアノは、ソロと通奏低音の両方を担当し、オーケストラの豪華なサウンドの中を自在に駆け回り、時には前面に出、時には伴奏にまわる。」

「モーツァルトが即興の名手であったことはよく知られており、ピアノ・パートには明らかに装飾をして演奏しなければならない部分があるが、ということは、オーケストラにもやはりそうした部分があるのでは、と考えた」


Mozart: Piano concerto no. 17 in G major, KV. 453


Mozart: Piano concerto no. 22 in E flat major, KV 482

Freiburg Baroque Orchestra at the Schwetzingen festival
Kristian Bezuidenhout: fortepiano
Conducted by Petra Müllejans
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-05-17 04:43 | 音楽 | Comments(0)

ラベル:ピアノ協奏曲 ト長調 ミケランジェリ(P) チェリビダッケ&LSO 絶演!


Arturo Benedetti Michelangeli - Ravel Piano Concerto

Ravel: Concerto in Sol per pianoforte e orchestra
Arturo Benedetti Michelangeli
London Symphony Orchestra - Sergiu Celibidache
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-05-06 23:45 | 音楽 | Comments(0)

Plaatpaal Piano Music of Kodály & Bartók (Valentina Tóth)

Hungarian Horizon Piano Music of Zoltán Kodály & Béla Bartók
e0151275_1291211.jpg

Zoltán Kodály | Béla Bartók
pianowerken
Valentina Tóth - piano
Challenge CC 72522
e0151275_1292560.jpg

(春之介のコメント)
バルトーク:14のピアノ小品、コダーイ:7つの小品等の録音、日本ではまだ知られていないピアニストのようだ。

もっと民族的な曲かと思っていたら落ち着いたものだった。

日本人は、ハンガリーとの親和性があるようで学ぶ音楽家も多い。

ピアニストだが、才色兼備で2009年クリスティーナ王女コンクール 優勝とある。

これはファーストアルバムということで、通俗名曲を録音しないところに戦略があるのかも。



Valentina Toth in de Nationale Finale van het Prinses Christina Concours op zondag 19 april 2009 in Den Haag.
1. E. Grieg Lyrische Stücke op. 43: nr. 6, An den Frühling
2. F. Chopin Fantasie-Impromptu op. 66  1e prijs Categorie 1 (12 t/m 14 jaar)
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-05-04 12:08 | 音楽 | Comments(0)

訃報 ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)

e0151275_0441711.jpg

János Starker

訃報:ヤーノシュ・シュタルケルさん88歳=米チェロ奏者
2013年04月29日 毎日新聞

 ヤーノシュ・シュタルケルさん88歳(米チェロ奏者)28日、米インディアナ州の自宅で死去。インディアナ大ジェイコブズ音楽院が明らかにした。

 1924年、ハンガリー・ブダペストのユダヤ人の家庭に生まれた。48年、米国に移住。世界的チェリストとして、コダーイの無伴奏チェロソナタの録音・演奏などで活躍した。たびたび来日するなど親日家として知られた。58年から同大学教授。

<以下引用>
Famed cellist Janos Starker dead at 88
April 28, 2013 Chicago Tribune John von Rhein

Janos Starker, one of the greatest cellists of all time, also a distinguished teacher and prolific recording artist, who played principal cello in the Chicago Symphony Orchestra for five seasons during the 1950s, died Sunday in Bloomington, Ind., where he had been a professor at the Indiana University Jacobs School of Music since 1958.

He was 88 and had been in terminal care for the last few weeks, according to wire service reports.

Born in Budapest to Jewish parents who had arrived from Poland and Ukraine after World War I, the child prodigy gave his first public performance at 6 and began teaching other children at 8. He studied at the Franz Liszt Academy in Budapest and made his professional debut at 14. He survived an internment camp but his older brothers were killed by the Nazis.

Starker left communist Hungary in 1946, reaching the U.S. two years later. He served as principal cello with the Dallas Symphony and Metropolitan Opera orchestras before joining the CSO in 1953 when Fritz Reiner became music director. He left the orchestra in 1958 to resume his solo career and take up teaching at Indiana University. His pupils include numerous soloists and principal cellists of major orchestras and chamber groups.

Starker’s pure, focused, infinitely shaded sound, uncommon technical mastery and probing musicianship are to be heard on more than 160 recordings. His sober stage demeanor was that of a serious musician who preferred to let the music do the emoting. To that end he often quoted his longtime friend and duo partner, pianist Gyorgy Sebok, who said, “Don’t get excited. Create excitement.”

Starker did that, eloquently.


Janos Starker - Kodály Cello Solo Sonata I. Mvt
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-04-30 00:22 | 音楽 | Comments(0)

演奏家 ファジル・サイ(作曲家、ピアノ)

e0151275_1495945.jpg

Fazıl Say

<以下引用>
◆トルコ著名ピアニスト有罪 イスラム教侮辱の罪で
 2013.4.17 産経ニュース

 トルコからの報道によると、同国イスタンブールの裁判所は17日までに、イスラム教の価値観を侮辱したなどとして起訴されたトルコの著名ピアニスト兼作曲家のファジル・サイ被告(43)に禁錮10月、執行猶予5年の判決を言い渡した。

 サイ被告は自身のホームページで「無実にもかかわらず有罪になったことは、私個人だけでなくトルコ全体の表現と信仰の自由を脅かすものだ」とコメントした。判決は15日。

 同被告は短文投稿サイト「ツイッター」に、イスラム教の天国に関する考えをあざけるような書き込みをしたとされた。

 「鬼才」と呼ばれるサイ被告は、クラシックからジャズまで幅広い分野で活躍し、訪日歴もある。イスラム色の強い与党公正発展党(AKP)への批判的な言動でも知られている。(共同)

◆トルコの著名ピアニスト、「イスラム侮辱」のツイートで有罪
 2013年4月16日 CNN.co.jp

トルコの裁判所は15日、世界的に活躍するトルコ人ピアニスト、ファジル・サイ被告(43)に対し、ツイッターにイスラム教批判を書き込み、「市民が信仰する宗教的価値観を公然と侮辱した」として、禁錮10カ月、執行猶予5年の刑を言い渡した。

サイ被告は昨年6月、ツイッター上での発言を巡ってイスタンブールの裁判所に訴えられていた。問題のツイートでは、イスラム教の天国の描写について「ワインの川が流れているというが、天国は酒場なのか。1人に2人ずつ女性が与えられるというが、天国は売春宿なのか」などと書いていた。

同氏はフェイスブックを通し、改めて無実を主張。「私個人というよりトルコ全体の言論の自由、信教の自由が懸念される」との声明を出した。担当弁護士はCNNに、「無罪判決を予想していた」と語った。最大野党、共和人民党(CHP)も「トルコの民主主義にとって恥ずべきことだ」と判決を非難した。

同氏はまた、10年以上前から同国の政権を握るイスラム系の公正発展党に対しても批判的な発言を繰り返している。

一方原告側は、「言論の自由というのは他人を見下したり傷つけたり、侮辱したりする権利のことではない」と主張した。 イスタンブール(CNN)



Gershwin: Rhapsody in Blue ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Fazıl Say

hr-Sinfonieorchester (Frankfurt Radio Symphony Orchestra) ∙
Fazıl Say, Klavier ∙
Carlos Miguel Prieto, Dirigent
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-04-20 14:12 | 音楽 | Comments(0)

NHK-FM クラシックの迷宮15 (片山杜秀)

- 私の試聴室~ベネデッティの銀幕のバイオリン~ -
2013年4月20日

「映画“シンドラーのリスト”から“メイン・テーマ”」ジョン・ウィリアムズ作曲

「映画“馬あぶ”組曲 作品97から“ロマンス”」ショスタコーヴィチ作曲
「映画音楽“呼応計画”作品33-2から“アンダンテ”」

「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」 コルンゴルト作曲

以上
(バイオリン)ニコラ・ベネデッティ
(管弦楽)ボーンマス交響楽団
(指揮)キリル・カラビツ

「ピアノ四重奏曲 イ短調」 マーラー作曲
(バイオリン)ニコラ・ベネデッティ
(ビオラ)トム・ダン
(チェロ)レオナルト・エルシェンブロイヒ
(ピアノ)アレクセイ・グリュニュク

(春之介のコメント)
銀幕=映画

この女流奏者、イギリスではスターとか、銀幕スターと勘違いしそうな目鼻立ち。

このアルバムだが政治的な迫害の中での映画音楽ということが隠されたテーマだという。

ショスタコービッチの映画、バレエ音楽は、音楽だけが一部組曲で聴けるにしても全貌が分からない。

映画はB級にしても、音楽は超一流という社会主義リアリズム。

ジョン・ウィリアムズの恩師たちやショスタコービッチに、政治的な迫害の影が・・・

片山先生の関連付け、かなり強引とも思えるのだが・・・迷宮を旅するには不確かな地図であっても信じることが大切だ。

政治的な困難や経済的な困難が、芸術のみならず芸術家の生活や運命をも変えてしまうことは確かなことなのだろう。

なかなか深いテーマだ。

コルンゴルトはユダヤ人でアメリカに行き、多くのハリウッド映画音楽を作曲した…

彼がハイフェッツのために作ったのがバイオリン協奏曲であり、その素材が彼の映画音楽から取られたということだ。

確かに映画音楽には、弦楽器の緻密な表現がピッタリとあっていると感じる。

マーラーについては映画音楽に使われている、最近でも…ということだ。

本日の迷宮も、迷うことなく出口にまで到達できた。


e0151275_1949245.jpg

Nicola Benedetti


Korngold - Vioolconcert
[PR]
by negitoromirumiru | 2013-04-18 19:46 | 音楽 | Comments(0)

演奏家 徳永兼一郎(チェロ)

e0151275_2391996.jpg

1941年4月26日、東京生まれのチェロ奏者。1996年5月17日没。
10歳よりチェロを斎藤秀雄に師事する。1956年、毎日コンクールで1位を受賞。桐朋学園大学を経て1964年、NHK交響楽団に入団。1973年ミュンヘンのワルター・ノータスのもとでさらに研鑽を積み、帰国後はN響の首席チェロ奏者を務めた。ソロや室内楽での活動も数多く、1989年からカザルス・ホールでのチェロ連続リサイタルに出演するなど、日本を代表するチェロ奏者として活躍した。また、後進の指導にも情熱を注いでいたが、癌のため55歳という若さで亡くなった。6月12日にはNHK交響楽団による音楽葬が行なわれた。

にっぽん点描
最期のコンサート~あるチェロ奏者の死~

1996年11月17日 NHK総合テレビ

1996年春、55歳の生涯を終えたチェリスト徳永兼一郎。N響首席奏者として観客を魅了しつづけた徳永兼一郎はガンに侵され、人生の残り時間を知らされたのは2年前だった。番組では、死の2か月前に入院先のホスピスの小さな集会場で開かれた最期のコンサートのビデオを軸に、ひとりのチェリストの人生最期の時間を描く。

【出演】徳永兼一郎(チェリスト)、徳永二男(バイオリニスト)、黒柳紀明(バイオリニスト)、内山洋(クラリネット奏者)、竹脇義果、竹脇献(写真家)、佐藤正人(弦楽器製作家)、山内俊輔(チェリスト)
【語り】広中雅志
【構成】森田智樹

ブラームス
チェロ・ソナタ第1番ホ短調op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調op.99
e0151275_231220100.jpg

e0151275_23123930.jpg

徳永兼一郎 チェロ
藤井一興 ピアノ

CD (1989/12/5)
レーベル: アポロン

e0151275_23101792.jpg

CD (1999/8/22) 再販売
レーベル: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

(春之介のコメント)
上記のドキュメントだが、放送時に静かに見た。

ブラームスのCDだが、中古CD店にて購入した記憶がある(PURE GOLDに魅かれた)が彼が存命中のことだったのではないかと思う。

徳永兄弟がNHK交響楽団のダブルトップをしていた頃の映像を見るといろいろと感じるものがある。

徳永二男さんは、最近NHKラジオで近況を語っていたが、兄のことを語ることはなかった。

もう17年も過ぎたのだろうか。

現代であれば疼痛コントロールが可能なのかもしれないが、痛い痛しく感じるのが辛いのだが、それは誰にでも訪れること。

このブログでも、事故死した演奏家を取り上げてきたが、人間の結末は分からない。

彼が最後に取り上げたのがメンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49、カザルス編曲:鳥の歌(弦楽合奏編曲版)。

どちらも感情が高ぶる名曲であり、最後に取り上げた理由も分かる。

なおCDだが、一回しか聴いたことがない。

記念として永く持っていたいCDだと思う。

e0151275_17591692.jpg

e0151275_17592623.jpg

[PR]
by negitoromirumiru | 2013-04-13 23:13 | 音楽 | Comments(0)