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財務省職員 相次ぎ逮捕! キャリア官僚・盗撮・実名非公表 運転手・強制わいせつ・実名公表

財務省キャリア官僚の男、女性のスカート内を盗撮し現行犯逮捕
2013/09/30 FNN

財務省から金融庁に出向しているキャリア官僚が、女性のスカートの中を盗撮し、現行犯逮捕されていたことがわかった。

東京都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕された、30代の財務省から金融庁に出向中のキャリア官僚の男は、26日、東京・千代田区の霞が関ビルのエスカレーターで、20代の女性会社員のスカートの中をスマートフォンで撮影し、不審な動きに気づいた女性に取り押さえられた。警視庁によると、男は容疑を認めていて、28日、送検後に釈放された。

一方、財務省会計課職員の粕谷政央容疑者(41)は、2013年6月、渋谷区内で10代の少女の胸を無理やり触った強制わいせつの疑いで、逮捕された。粕谷容疑者は、「間違いない」と容疑を認めているという。

(春之介のコメント)
特にコメントないけど、「財務官僚相次ぐ不祥事 スマホ盗撮や少女の胸触り」テレビ朝日系(ANN) と間違ってずっと掲示している局もある。

キャリア官僚と公用車運転手、つまり頂上と底辺のあり得ないコラボに財務省も苦笑だろう。

なおキャリア官僚を30代としているところが多いが、TBS、毎日新聞は勇敢にも38歳と特定されやすい情報を入れている。

財務官僚というとエリート中のエリートという自負で生きている一群の人たちだが、彼らの中にも優秀な人たちとそうでない人がいることが分かるだろう。

今日は大きなニュースが目白押しであり、このニュースの扱いは極めて小さくなり財務省も一安心か。

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<以下引用>
盗撮容疑:財務省キャリア官僚を逮捕
2013年09月30日 毎日新聞

 女性のスカート内を盗撮したとして、金融庁に出向中の財務省のキャリア官僚の男(38)が、警視庁麹町署に東京都迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕されていたことが同署への取材で分かった。男は容疑を認め、送検後に釈放された。

 逮捕容疑は9月26日午前10時半ごろ、千代田区霞が関のビルの上りエスカレーターで、前に立っていた20代の女性会社員のスカート内をスマートフォン(多機能携帯電話)で撮影したとしている。同署によると、女性が盗撮に気付き、男を取り押さえた。スマートフォンには男が盗撮した動画が残っていた。

 金融庁は「極めて遺憾。事実関係を確認の上、厳正に対処したい」とコメントした。【松本惇】

<以下引用>
財務省職員を逮捕…女子生徒に強制わいせつ
2013年9月30日 読売新聞

 警視庁は30日、東京都渋谷区広尾、財務省会計課職員、粕谷政央容疑者(41)を強制わいせつの疑いで逮捕したと発表した。逮捕は29日。

 発表によると、粕谷容疑者は6月20日午前8時半頃、同区西原の路上で、登校中の10歳代の女子生徒に背後から「友達にならないか」と声をかけ、近くのアパートの敷地に連れ込んだ上、抱きついて胸を触ったり、キスしたりした疑い。容疑を認めている。

 財務省によると、粕谷容疑者は公用車の運転手を務めていた。同省は30日、「捜査結果を踏まえて厳正に対処する」とのコメントを発表した。


<以下追加引用> 警察官僚、就職先を間違えたか・・・
◆勤務中に株取引3900回=警察庁キャリア、停職処分-無担保で借金800万円も
 2013/10/10 時事通信社

 勤務中に少なくとも約3900回の株取引を行い、知人の会社社長2人から無担保で計800万円を借りたとして、警察庁は10日、キャリア職員の屋久哲夫警視正(45)=官房付=を停職1カ月の懲戒処分にした。屋久氏は「許されることではなく、深く反省している」と話し、辞職する意向を示しているという。

 同庁によると、屋久氏は四国管区警察局警務課長だった2010年3月から、警察庁官房付に異動する13年3月まで、公用パソコンや私用の携帯電話を使って勤務時間中に株を売買。国家公務員法の職務専念義務に違反した。確認できた勤務中の取引は約3900回で、総額8億3000万円。最も多い日は48回に上っていた。

◆警察庁キャリアが勤務中に株取引3900回 停職処分
 2013.10.10 産経ニュース

 警察庁は10日、勤務時間中にインターネットで株取引を繰り返し、国家公務員法(職務専念義務)に違反したとして、同庁官房付の男性キャリア(45)=警視正=を停職1カ月の懲戒処分としたと発表した。調査に対し男性は「株価の動向が気になり取引を続けた。反省しており辞職する」と話している。

 警察庁によると、男性は四国管区警察局に在籍していた平成22年3月から今年3月までに約3900回にわたり、職場で公用パソコンや私用携帯電話を使って信用取引で株のネット売買を繰り返していた。

 一日で最多48回の取引をしたこともあり売買総額は約8億3000万円に上っていたが、トータルでは損失を出しているという。

 株の取引の資金の一部は知人が社長を務める経営コンサルタント会社など2社から無担保などで17年8月に300万円、18年11月に500万円借り入れており、警察庁は国家公務員倫理法にも違反する行為があったとしている。借金はすでに返済しているという。
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by negitoromirumiru | 2013-09-30 23:10 | 生活 | Comments(0)

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by negitoromirumiru | 2013-09-30 21:31 | 書庫 | Comments(0)

訃報 山崎豊子(作家)

作家の山崎豊子さんが死去
2013年9月30日 NHK

「大地の子」や「白い巨塔」など、社会派の長編小説で知られる作家の山崎豊子さんが、29日、心不全のため入院先の病院で亡くなりました。
88歳でした。

山崎さんは大阪の出身で、大学を卒業後毎日新聞社に入社し、学芸部の記者として働きながら、当時の上司だった作家の井上靖さんの指導で小説を書き始めました。

昭和33年に「花のれん」で直木賞を受賞したあとは、文筆活動に専念して社会派の長編小説を次々と発表しました。

大学病院や医学部が抱える問題点を鋭くえぐった「白い巨塔」や、銀行を舞台に政財界の人間模様を描いた「華麗なる一族」、それに、綿密な調査と取材で中国残留孤児の生涯を描いた「大地の子」など、小説の多くは映画やテレビドラマになりました。平成3年には菊池寛賞を受賞しました。

山崎さんは、70歳を過ぎても精力的に執筆を続け、平成11年に発表した「沈まぬ太陽」は航空会社を舞台に逆境に立ち向かうサラリーマンの姿を描き、幅広い読者の支持を集めたほか、80歳を過ぎて、外務省の機密漏洩問題に関わった新聞記者を題材に描いた全四巻に及ぶ「運命の人」を発表しました。

(春之介のコメント)
「白い巨塔」(田宮版)、「大地の子」というテレビドラマで圧倒的な影響を受けた立場としては作家の訃報は悲しいことだ。

彼女の書いた小説だが、それをドラマ化する過程で優れた脚本家、演出家、作曲家そして俳優たちに恵まれたと感じる。

そのドラマの世界は、向田邦子のような緻密な描写はないが、男の世界観を描いたら超一流と言えるのではないかと感じる。

「白い巨塔」に描かれた権力に取りつかれた男たちの姿は、草食男子ばやりの昨今では見かけない骨のある生き方ばかりのような気がする。

人間の欲をどのように描写するのかが一つの課題であろうが、「白い巨塔」の例のように巨大なピラミッド組織で上昇する生き方と下降する生き方の対比で、人間の生き方の差異を見事に表現できた稀なドラマであったと感じる。

なお、蛇足であるが彼女には盗作疑惑が過去からあることは報道されることが少ない。

「大地の子」では、有名なシーンが別の作品と全く設定同じ描写で、その男性作家から訴えられたことは新聞でも報道されていた。

ただ、そうしたことは多くの作家においても少なからずあるということは周知だろう。

作品の完成度から考えると、そうしたことも含めて歴史に残したい女流作家であった。

追記
一方、素材の取り扱いを巡るトラブルでも話題に事欠かなかった。68年の「花宴」では、一部がレマルクの「凱旋門」の訳文、芹沢光治良の小説「巴里夫人」などからの盗用ではないかと指摘された。山崎さんは「文筆上の誤りを犯した」として日本文芸家協会を退会し、1年半後に復帰するまで、執筆活動を一切停止した。

 「不毛地帯」を「サンデー毎日」に連載中には、盗用を指摘する記事を掲載した朝日新聞社に対し、「参考資料の一つ」と主張して提訴し、法廷で盗用の有無が争われた(78年に和解)。(毎日新聞、9月30日13:42)



<以下引用>
◆作家・山崎豊子さん死去…権力の矛盾切り込む
 2013年9月30日 読売新聞

 「白い巨塔」や「沈まぬ太陽」など、巨大組織の暗部や戦争のむごさを浮き彫りにする長編小説を書き続けた直木賞作家の山崎やまさき豊子とよこさんが29日未明、死去した。88歳。告別式は親族のみで行う。

 大阪・船場の老舗の昆布商で生まれ、1944年、毎日新聞大阪本社に入社。学芸部記者として在籍中の57年、生家をモデルにした「暖簾のれん」でデビュー。58年、2作目の「花のれん」で直木賞を受賞し、退社して作家活動に入った。

 国立大医学部の教授ポストをめぐる権力闘争を告発した「白い巨塔」(65~69年)以来、「華麗なる一族」(73年)、「不毛地帯」(76~78年)、ジャンボ機墜落事故を招いた航空会社の腐敗体質をえぐった「沈まぬ太陽」(99年)など、綿密な取材に基づく社会派の視点で、不条理な組織体質や権力の矛盾に切り込んだ。作品は相次いでテレビドラマ化されて高視聴率を上げ、映画でも話題を呼んだ。

◆訃報:山崎豊子さん88歳 「白い巨塔」「大地の子」
 2013年9月30日 毎日新聞

 社会性のあるテーマに切り込んだスケールの大きな作風でベストセラーを生み続けた作家、山崎豊子(やまさき・とよこ、本名・杉本豊子=すぎもと・とよこ)さんが29日、心不全で死去した。88歳。葬儀は近親者のみで行う。自宅は堺市西区浜寺昭和町3の391。

 大阪・船場の商家に生まれた。1944年、京都女子専門学校(現京都女子大)国文科を卒業して毎日新聞に入社。大阪本社調査部を経て45年、同学芸部に移り、副部長(デスク)だった故・井上靖さんから新聞記者の手ほどきや作家としての資質を見いだされた。

 新聞社勤務の傍ら、生家をモデルに10年を費やしたデビュー作「暖簾(のれん)」を57年に刊行。翌年、大阪女のたくましさを描いた「花のれん」で第39回直木賞を受賞したのを機に、毎日新聞を退社し、作家に専念した。

 パリを舞台にした「女の勲章」(61年)の取材中に元同僚と結婚。旧家の遺産相続を扱った「女系家族」(63年)、大学付属病院を舞台に医学界の暗部にメスを入れた「白い巨塔」(65年)をはじめ、閨閥(けいばつ)政治と資本の癒着を追及した「華麗なる一族」(73年)など、実地調査と取材に基づいて社会問題に切り込む長編小説を相次いで発表した。

 その後も、シベリア抑留を扱った「不毛地帯」(76~78年)、日系2世の兄弟の悲劇を描いた「二つの祖国」(83年)、中国残留孤児の数奇な運命をたどった「大地の子」(91年)の戦争3部作で社会派作家としての評価と人気を不動のものにした。

 93年、「大地の子」などの印税を基に「山崎豊子文化財団」を設立し、日本に帰国した中国残留孤児の子供の学資を援助した。

 日航ジャンボ機墜落事故を素材にして200万部を超えるベストセラーになった「沈まぬ太陽」(99年)の後、「山崎豊子全集」(全23巻)を05年に完結させた。

 09年には、外務省の機密漏洩(ろうえい)事件を基にした「運命の人」を刊行し、同作品で同年の毎日出版文化賞特別賞を受賞した。作品の多くが映画、ドラマ化され社会的な反響を呼んだ。


◆山崎豊子さん死去 「白い巨塔」「大地の子」…ベストセラー多数
 2013年9月30日 産経ニュース

 「白い巨塔」「大地の子」など数々の社会派小説を著した作家の山崎豊子(やまさき・とよこ、本名・杉本豊子=すぎもと・とよこ)さんが29日午前、心不全のため死去した。88歳。大阪市出身。葬儀・告別式は親族で執り行う予定。

 大正13(1924)年、大阪市生まれ。昭和19年に京都女専(現・京都女子大)国文科を卒業後、毎日新聞大阪本社に入社。学芸部時代のデスクで小説家としても活躍していた井上靖氏に刺激を受け、32年、生家をモデルにした長編小説「暖簾」で作家デビュー。33年発表の「花のれん」で直木賞を受賞、同年退社して作家活動に専念した。

 初期には「ぼんち」「女の勲章」「花紋」など、大阪の商家を舞台にした作品を次々と発表。40年、大学病院の腐敗を描いた「白い巨塔」から社会派に。都市銀行の深層に迫った「華麗なる一族」など企業ものから、第二次大戦下の日系アメリカ人を描いた「二つの祖国」、中国残留孤児の半生を描いた「大地の子」など国家的な視野へと展開した。また60年の日航機墜落事故を題材に「沈まぬ太陽」を著した。

 いずれの作品も綿密な取材に基づいたリアリズムが特徴で、権力構造の中で生きる人物を陰影濃く描き出した。また、NHK大河ドラマになった「二つの祖国」をはじめ多くの作品が映像化。8月から、海上自衛官を主人公とした「約束の海」の連載を週刊新潮で始めたばかりだった。

<以下参考>
第97回 華麗なる盗作作家 (外部リンク)
佐久 隅 「デイトレーダー隅のその日暮らし」


<以下追加引用>
<大波小波> 山崎豊子と盗作問題 
2013/10/8 中日新聞 夕刊

 医療過誤問題を先駆的に取り上げた『白い巨塔』、日航をモデルにした『沈まぬ太陽』など、日本社会の闇を暴く大作を発表し続けた山崎豊子(やまさきとよこ)が亡くなった。エンターテインメント性と重厚なテーマを両立させ、代表作が繰り返し映像化されるほど人気を集めた山崎だが、何度も盗作疑惑をかけられた作家でもあった。

 まず『花宴』に、レマルク『凱旋門(がいせんもん)』と似た表現があると指摘された。山崎は資料を集めた秘書が手違いをしたと弁明するが、さらに別の作品からの引用も発覚。山崎は『花宴』を絶版にすると表明し、責任を取って日本文芸家協会を脱退している(後に再入会)。

 続いて山崎は、『不毛地帯』にもノンフィクションからの盗用があるとされるが、それを報じた新聞社を提訴(後に和解)。さらに『大地の子』では、自著からの盗用があると大学教授に訴えられるが、この裁判では全面勝訴している。

 歴史書やノンフィクションを資料にして小説を書く場合、どこまでが引用として許容され、どこからが盗用となるのかが曖昧だからこそ、山崎は盗作疑惑に巻き込まれた。山崎以降も同じような盗作疑惑をかけられた作家は少なくないので、作家や出版社は今、山崎の戦いを真剣に検証する必要がある。(文献派)
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by negitoromirumiru | 2013-09-30 13:45 | 箪笥 | Comments(0)

日本のサブカルチャーの「今」を海外に紹介する「Tokyo Otaku Mode」、観光庁が提携 アニメの「聖地巡礼」

アニメ聖地を英語で紹介するサイトを開設
2013年9月29日 日刊スポーツ

 観光庁は、海外で人気が高い日本のアニメや漫画の舞台などをめぐる「聖地巡礼」の情報を紹介する英語のウェブサイトを開設した。ファンを日本観光に呼び込み、さらに魅力を知ってもらう狙いだ。担当者は「新しい旅行の形が広まれば」と効果に期待している。

 サイトは茨城県大洗町を舞台にしたアニメ「ガールズ&パンツァー」など4作品を特集し、地元の観光協会の協力も得て「第4話で登場した神社の参道」など、観光スポットや店舗を作品と絡めて紹介している。

 また、別の10作品のモデルになった場所を、作品のキャラクターのコスプレをした人が紹介するそれぞれ1分ほどの実写動画も掲載。サイトで紹介する作品は順次、増やしていく方針だ。

 開設にあたって観光庁は日本のアニメ情報を英語で提供しているサイト「Tokyo Otaku Mode」と提携した。聖地巡礼の情報以外に東京・秋葉原の専門店を「アニメ」「漫画」「ゲーム」などジャンル別に分け地図で案内。同人誌即売会「コミックマーケット」などのイベント情報も紹介している。
(共同)

(春之介のコメント)
このサイトであるが、以下の日経新聞に設立の経緯が詳しい。

海外向けに情報発信をするということで日本のメディアが取り上げることが少ないということだ。

現在、このフェイスブックの「いいね!」数は1359万である。

観光庁との連携の経緯については、今のところ上記の記事にある情報しかない。

福島原発事故の影響もあり日本を観光する人が伸び悩んでおり、2020年東京オリンピック招致に成功lしたことも受けて新たな観光PRをしたいとする観光庁が、海外で一番よく見られているサイトとの提携を図ったものといえる。

「アニメ」「漫画」「ゲーム」と言ったものが日本の顔になっていることは大事なことである。

識者らは、日本が本当に観光立国を目指すのかと問うている。

つまり優先順位がよく分からないのが日本という国なのだ。

今後、外貨を稼ぐために何を保護して育てるのか、自動車産業だけでいいのだろうか。

日本のアニメで育った世界中の子どもたちが成長し30~40年して懐かしくてアニメキャラクター関連グッズを購入することは予想されること。

ただ日本のコンテンツそのものでは海外では受け入れにくい環境もあるということなので、一部を手直ししてディズニーとは違う戦略で猛進するサンリオのような発展も考えられるのではないだろうか。


「Tokyo Otaku Mode」フェイスブック  https://www.facebook.com/tokyootakumode

「Tokyo Otaku Mode」ホームページ  http://otakumode.com/sp/visit_japan

国土交通省 観光庁  http://www.mlit.go.jp/kankocho/

<以下参考引用>
外国人にアニメ聖地PRへ 観光庁など共同行動計画を発表
2013年6月20日 スポニチ

 観光庁、経済産業省、日本貿易振興機構(ジェトロ)などは20日、訪日外国人観光客を呼び込むため、人気アニメの舞台とされファンが集まる「聖地」と呼ばれる各地のスポットを外国人にPRすることを盛り込んだ共同行動計画を発表した。日本のアニメは外国人にも人気が高く需要があると見込んだ。

 建物や街並みがモデルとなったとされる場所を訪れることはファンの間で「聖地巡礼」と呼ばれ、旅行の一つのスタイルになっている。アニメ「らき☆すた」の埼玉県鷲宮町(現久喜市)、「けいおん!」の滋賀県豊郷町などが有名だ。

 具体的には経産省が支援する日本のコンテンツ産業の見本市「コ・フェスタ」などに観光庁や政府観光局が参加し、アニメやドラマの紹介に合わせ聖地の観光情報を提供、旅行を紹介する。また各国のメディアを誘致、聖地巡礼の楽しさをアピールする。

 計画ではこのほか関係機関が必要に応じて会合を開き、それぞれが実施するイベントの日程を共有して観光客誘致に役立てるとしている。

 政府は2013年の訪日外国人旅行者を12年の836万人から、1千万人まで増やす目標を掲げている。さらに、安倍政権がまとめた日本再興戦略(成長戦略)では、30年に3000万人超を目指すとしている。
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<以下参考引用>
オタク文化を世界に、フェイスブックで600万人集客
知られざる「Tokyo Otaku Mode」の起業ストーリー
2012/8/10 日本経済新聞

 「クールジャパン」の売り込み方はかくあるべきと、世界9億人が利用するフェイスブックで異彩を放つ日本人がいる。彼らが運営するフェイスブックページの「ファン(購読者)」は約600万人。日本の“オタク”文化を世界に発信する「Tokyo Otaku Mode」の面々だ。(文中敬称略)

 日本人が運営するフェイスブックページで最多のファン(購読者)がいるのは? それは、約490万人のファンがいるFacebook Japanの公式ページでも、約380万人がいるゴルフ雑誌「パーゴルフ」でも、主にインドネシアで多くのファンを獲得したファッションブランドの「サティスファクション・ギャランティード」でもない。

 答えは、アニメやコスプレなど日本のサブカルチャーの情報を海外に紹介する「Tokyo Otaku Mode(TOM=トーキョーオタクモード)」。この集団、国内ではほとんど知られていないが、米国など海外では知名度をぐんぐんと高めている。

 フェイスブックでTOMが立ち上がったのは、震災のあった昨年3月。昨年6月に50万人を突破し、今年6月に500万人を超えた。8月10日時点で592万人。今でも週に10万人のペースでファンを増やし続けている。投資家やネット業界がその「メディアパワー」を放っておくわけがない。

 米シリコンバレーに本拠地を置く有力ベンチャーキャピタル(VC)「500スタートアップス」は今年4月、投資先としてTOMを選んだ。シリコンバレーでは500スタートアップスに「選ばれる」だけで一目置かれる。この8月には米マサチューセッツ工科大学メディアラボ所長の伊藤穣一が、出資とともにTOMのアドバイザーとして就任した。彼は世界のIT(情報技術)業界で最も著名な日本人の1人で、米ニューヨーク・タイムズの社外取締役でもある。

 そんなTOMとは具体的に、どんなページで、どんな面々が運営しているのか。

■「正直、日本で有名になる必要はあまりない」
 アニメのキャラクターを模したフィギュアやコスプレの写真。TOMのフェイスブックページにアクセスすると、一見して、日本のコンテンツを紹介するページだと分かる。ほとんどの記事は英語。コメントや「Like(いいね!)」を押しているユーザーを見ると、米国はじめフランスなど欧州、南米、フィリピンなどアジア各国と、実に国際色豊かだ。

 記事や写真は基本的にTOMが独自に取材したもの。日米の主だったアニメ、フィギュア、コスプレ関連のイベントのほか、「AKIBA TODAY」と題した記事では東京・秋葉原の店舗や街の情報も網羅している。そこに今年7月、珍しく日本語の投稿が混じっていた。

 「フォーブスに今回の500s companyとしてまとめてTokyo Otaku Modeが載りました」――。投稿者は「Tomohide Kamei」。彼こそがTOMの代表で仕掛け人、今年春まで、電通子会社のネット広告大手、サイバー・コミュニケーションズ(CCI=東京・港)に在籍していた亀井智英(35)である。

 8月中旬、秋葉原で亀井に会うことができた。

 ロン毛にメガネ、Tシャツにデイパックといういでたちの亀井は、秋葉原という土地に溶け込んでいるようだった。まずは、「日本人運営のフェイスブックページとして圧倒的1位を誇るのに、なぜ日本で有名じゃないのか」と聞いてみた。

 「僕らのサービスは海外向け。正直、日本で有名になる必要はあまりないし、日本のメディアに取り上げてもらう必要もなかった。それに、これまでは積極的にピーアールできない事情もあったんですよ……」

■気づきは電通で手がけたフェイスブック関連事業
 TOMがオープンしたのは前述の通り昨年3月。それから約1年間、TOMは亀井を中心とする数人の社会人の「課外活動」として運営されてきた。亀井も、電通子会社のCCIに務めるサラリーマン。その立場で表に出ることはできない。しかし、“潜伏活動”していた1年間で事情は大きく変わった。

 そもそも亀井がTOMを立ち上げようと考えたきっかけは、日常業務の中にあった。

 CCIの社員ながら09年から電通本社のデジタルビジネス局に出向していた亀井は、10年後半から翌11年にかけて、米フェイスブックと電通の提携を手がけたり、日本企業にフェイスブックページの導入を促したりしていた。

 当時、フェイスブックの利用者は日本ではわずか数百万人だったが、世界では5億人以上もいた。「日本企業は世界へ打って出るツールとして積極活用すべきだ」。そうクライアントに主張したが、なかなか理解してもらえない。「自分でやってみよう」。そう思い立った亀井は社会人生活で培った「仲間」に声をかける。

 2002年に大学を卒業してCCIに入社してから今年で10年の節目。うち、最初の2年半以降の7年半は出向。仲間は、この先の業務などを通じて出会った。

■出向していた7年半は「仲間さがしの旅」
 NTTグループの広告会社、エヌ・ティ・ティ・アドや、伊藤穣一が創業し、米ツイッターに出資もしているネット企業のデジタルガレージ、そして電通。何度も会社を辞めて新たなことにチャレンジしようと考えたが、そのたびに会社が変わり、新たな出会いがあった。思い起こせば「7年半は仲間さがしの旅だったのかもしれない」と亀井は振り返る。

 ネット企業のガイアックス執行役最高財務責任者(CFO)を務める小高奈皇光、口コミサイトの「Q&Aなう」を同じく口コミサイト大手のオウケイウェイヴに売却した安宅(あたか)基、デザイナーで「マンガ大賞」の選考員も務めるモリサワタケシ、「比較.COM」を経てITベンチャーを立ち上げた関根雅史……。

 かくして11年1月、亀井を中心としたプロジェクトが始動した。

 メンバーは皆、本業を抱える社会人。プロジェクトの活動時間は木曜夜と土曜朝10~夜8時を定例とし、進められた。時には議論が白熱し、各自が帰宅してからメッセンジャーアプリの「スカイプ」で続きをやることもあった。

 ターゲットは最初からフェイスブック。亀井の思いが強く、海外に向けて日本のコンテンツ情報を発信していく「メディア」をフェイスブックの中に作ろうと決めた。「ネタ」は必然的にオタク文化へと収れんしていった。

■「6カ月で10万人」という足かせ
 米国、ロシア、台湾、インドネシア、オーストラリア……。日本のコンテンツに興味がありそうなユーザー、100人ほどにメールでアンケートも行った。マンガやアニメ、コスプレ、フィギュア、初音ミク。日本語の情報はネットにあふれているが、海外のユーザーはそうした情報に飢えていた。

 「やはり『秋葉原』に関係するものが人気」「僕らが出したい情報ではなく、彼らが欲しがっている情報を出していこう」。東日本大震災が日本を襲ったのは、いよいよTOMを立ち上げようという直前のこと。計画はずれ込んだが、3月24日、無事オープンにこぎ着けた。

 だが、立ち上がりは最悪だった。

 最初の1カ月が過ぎ、5月の大型連休に入ろうという頃、TOMのファンは1000人にも満たなかった。「6カ月で10万人の『Like』が付かなかったらやめよう」。そんな覚悟で始めたが、到底、届きそうにない。「これはまずい」。亀井は先輩に頼み込んで別荘を貸してもらい、連休を利用して仲間と「合宿」を決行した。

 現実味を帯びる「閉鎖」。「6カ月で10万人」というリミットを本当に課し続けるのか。だが亀井らは「それがないとがんばれないよね」と、足かせを解くことはしなかった。

 TOMの使命もいま一度、確認した。TOMは何をすべきなのか。日本のコンテンツの「いま」を海外にちゃんと知らせることだ。震災後の大型連休。日本はずたぼろだ。海外にも伝わっている。「でもコンテンツにフォーカスすると、ぜんぜんいける。日本のためにも、日本のコンテンツにちゃんと光を当て続けよう」。そんな話し合いをした。

■たまった記事のアーカイブが奏功
 投稿の役目は主に亀井。秋葉原のショップやアニメ関連のイベントに足を運び、取材をした。「トーキョーオタクモードというネットメディアなんですけれど、ぜひ取材させてください」「どんな会社なんですか?」「いや、会社組織ではないのですが……。でも、海外にファンがいます。悪いことではないですよ」

 そんなやりとりを繰り返し、ネタを積み重ねた。「人が来るか分からないけど、来ると信じて、ほぼ毎日、ひたすら地味に更新し続けた」。その努力が報われたのは連休の直後だった。

 転機は5月中旬。100万人以上のファンを抱える有力なフェイスブックページに取り上げられ、たった1日でTOMのファンは1万人を超えた。

 「最初は何で増えたのか、何がうけたのか分からなかった」という亀井は、きっかけもさることながら、「懲りずに1カ月間、更新し続けて、記事がたまっていたのがよかった」と分析する。見に来てくれたファンを飽きさせない「アーカイブ」が「いいね!」の輪を次々と広げていった。

 今年の年越し、日本からいち早く「Happy New Year」と投稿した。すると各国語で「日本は早いね」「ブラジルはまだだよ」と2000件を超えるコメントが付いた。「いろんな言語が乱れ飛んでいるのを見て、グローバルサービスってこういうのだなと実感できた。見てて熱くなって、うるうる来た」。そう感じた亀井は「法人化」への決意を固める。

 選んだのは日本ではなく米国の地だった。あまり英語が得意ではないにもかかわらず……。

■翻訳支えるボランティアの「Ninja部隊」
 亀井が出向先の電通と出向元のCCIに辞意を伝えたのは今年3月。その前月、2月に米シリコンバレーに「視察」へ出向いていた。視察といっても自腹。海外の企業を訪問したり、現地市場を目で確かめたりする「趣味」を続けていたが、シリコンバレーは初訪問だった。職場の部長は「やっと本場にいくねー」と声をかけてくれたという。

 知り合いのつてで米グーグルの社員に会い、その社員が500スタートアップスの社員を紹介してくれた。まだ法人格もないTOMに資金と、オフィスのスペースを提供するという願ってもない申し出。「やらないであきらめるより、やってみたほうが」と亀井は乗り、米デラウェア州に本社を登記し、シリコンバレーにオフィスを置いた。いきなりの海外にとまどいがなかったわけではない。だがTOMの狙う市場は米国を中心とする海外。米国で旗を揚げることは理にかなっていた。

 不得意な英語は「始めてしまえば何とかなる」。確かに何とかなっていた。

 TOMには翻訳を担当する「Ninja」と呼ばれる10人ほどの外国人部隊がいる。亀井らが日本語で記事を書き、クラウドの「グーグルドキュメント」にアップすると、無償で英語などに訳してくれるボランティアだ。居住地は米ニューヨーク、メキシコ、スペインとさまざま。すべて、ネットのボランティアサイトで探した。世界随一の「オタクサイト」に参画できるというプライドと自負が、Ninja部隊の原動力となっている。

■事業化に向け自社サイト構築
 本格的な事業化に向け、日米を行き来しながら忙しい日々を送る亀井。米国ベンチャーとして立ち上がったものの、活動の比重は日本に置いている。日本の生の情報がTOMの生命線だからだ。秋葉原がある台東区に日本法人の登記も済ませた。

 「これで大手を振って日本のメディアに華々しくデビューできますね」。そう言うと亀井は「いや、そういうわけでは……」と口を濁す。聞けば、事業化に集中したいのだそうだ。

 TOMは7月、「otakumode.com」という自社サイトを立ち上げた。今はまだ試行版で、メールアドレスを登録したユーザーに順次、会員になるための招待状を送っている段階。これを9月末をメドにリニューアルし、一般へのオープンの段取りをつける計画だ。

 「フェイスブックは集客しやすいけれど、マネタイズ(収益化)はしにくい。フェイスブックから自分たちのサイトにユーザーを流して、そこでマネタイズするのが狙い」と話す。どんなもくろみを抱いているのか。サイトをのぞいてみた。

■狙いは「『ドン・キホーテ』みたいなカオス感」
 アニメのイラストから「初音ミク」や「新世紀エヴァンゲリオン」などのコスプレ写真、「ワンピース」のキャラクターを持ったカーネルサンダースおじさんの写真まで、あらゆる写真が雑多に並んでいる。それぞれの写真をクリックすると閲覧数や写真の説明が表示されるほか、フェイスブックで友達と「シェア」したりコメントを残したりできるようになっている。

 そう。ビジュアル系SNS(共有サイト)として一躍、人気となった米国の「ピンタレスト」のようなしつらえだ。ピンタレストには楽天が今年5月に出資しており、今後、eコマース(電子商取引)と融合させるとしているが、TOMの狙いもまさにそこにあると亀井は言う。「(量販店の)『ドン・キホーテ』みたいなカオス感があるような売り場ができたらと思っている。目的はないけど、来てみたらおもしろくて、ついつい買ってしまうような」

 むろん、うまくフェイスブックからユーザーを誘導できるのか、販売チャネルをどう構築するのか、課題は多い。ただ、試行版のサイトにもかかわらず、立ち上げから実質わずか1週目で120万ページビュー以上の流入があったなど、フェイスブック効果は絶大だ。eコマースも、すでに試行が始まっている。

 otakumode.comの上部に表示されているバナーをクリックすると、グッドスマイルカンパニー(東京・墨田)という、その筋では著名なフィギュア販売を手がける会社のウェブサイトに飛ぶ。そこには、初音ミクや、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のキャラクターなどをデフォルメした人気フィギュアが並んでいる。

 「米国ではテストクライアントと先行事例を作るのが常識。グッドスマイルさんにはすごく満足してもらっている」。亀井は手応えをこう語るが、「今はあくまでテスト。ユーザーをがっかりさせないよう、これから1カ月かけて作り込んでいく」と慎重だ。

■クールジャパンの救世主になるか
 嫌がる亀井を秋葉原の街に連れ出し、渋々、撮影に応じてもらった後、最後に「どうして取材に応じてくれたんですか」と尋ねてみた。すると亀井は、こう答えた。

 「日本のメディアを通じて日本の消費者にピーアールする必要はないけれど、日本のコンテンツ企業に存在を知ってもらう必要はある。これからのフェーズは、僕らだけじゃ無理。いろんな会社さんと協力していかないと」

 潜在力は高いが海外に売れないクールジャパン。経済産業省によると、映画・アニメ・テレビ番組・ゲーム・書籍等のコンテンツ産業の市場規模は約12兆円(09年)。米国に次いで世界2位の規模だが、海外輸出比率は5%と米国の17.8%の約3割にすぎず、海外需要を取り込めていないのが現状だという。

 何とかしようと官民あげて海外への売り込みに知恵を絞るも、具体策は見えていない。そこへ彗星(すいせい)のごとく頭角を現したTOMは、クールジャパンの救世主になるか。すでに水面下では、出版社や玩具メーカーなどとの話が始まっている。(電子報道部 井上理)
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by negitoromirumiru | 2013-09-30 10:23 | 箪笥 | Comments(0)

*萌連想*1114 新美南吉

新美南吉: [ごんぎつね][手袋を買いに]そして[でんでんむしのかなしみ]――悲哀と愛の童話作 (別冊太陽 日本のこころ 210)

平凡社


「児童文学」をつくった人たち〈10〉「ごんぎつね」をつくった新美南吉―人間 新美南吉 (ヒューマンブックス)

かつお きんや / ゆまに書房


素顔の新美南吉―避けられない死を前に

斎藤 卓志 / 風媒社


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***MEMO***

新美南吉記念館  http://www.nankichi.gr.jp/
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by negitoromirumiru | 2013-09-29 09:08 | 雑学 | Comments(0)

朝日新聞出版・AERA編集部の記者を書類送検 カフェバーからから雑誌1冊を盗んだ疑い 警視庁

①朝日新聞出版社員を書類送検 盗みの疑い
 2013年9月27日 朝日新聞

 飲食店から雑誌を盗んだとして、警視庁神田署は27日、朝日新聞出版の週刊誌AERA編集部員の男(50)=東京都江東区=を、盗みの疑いで書類送検した。容疑を認めているという。

 署によると、男は8月31日午後3時半ごろ、千代田区神田小川町3丁目のカフェバーで、客が読むために店内に置いてあった雑誌1冊(2千円相当)を盗んだ疑いがある。

 朝日新聞出版・管理部の話 当社社員が書類送検されたことを重く受け止め、厳正に対処します。

②「アエラ」記者:ジャズ喫茶の雑誌 窃盗容疑で書類送検
 2013年9月28日 毎日新聞

 喫茶店に置いてある雑誌を盗んだとして、警視庁神田署は27日、朝日新聞出版社員で、週刊誌「アエラ」編集部記者の男(50)を窃盗容疑で東京区検に書類送検した。同署によると、男は「先が読みたかった」と容疑を認めているという。

 送検容疑は、8月31日午後3時半ごろ、東京都千代田区のジャズ喫茶で、店内閲覧用のオーディオ専門誌1冊を盗んだとしている。

 同署などによると、雑誌がなくなっていることに気付いた経営者が、店外に出た直後の客の男に声をかけたところ、持ち出しを認めたという。

 朝日新聞出版は「社員が書類送検されたことを重く受け止め、厳正に対処する」とコメントした。【松本惇】

③AERA編集部の記者を書類送検 飲食店から雑誌を盗んだ疑い
 2013/09/27 共同通信社

 警視庁神田署は27日、飲食店から雑誌を持ち去ったとして窃盗の疑いで、朝日新聞出版AERA編集部の男性記者(50)を書類送検した。同署によると、容疑を認めている。

 送検容疑は、8月31日午後3時半ごろ、東京都千代田区の飲食店で、店内に置いてあった音楽関係の雑誌1冊(2千円相当)を盗んだ疑い。

 朝日新聞出版・管理部は「社員が書類送検されたことを重く受け止め、厳正に対処します」とのコメントを出した。

④「AERA」記者、カフェバーで雑誌盗んだ疑い
 2013年9月28日 読売新聞

 警視庁神田署は27日、朝日新聞出版社員で、週刊誌「AERA」編集部記者の男(50)を窃盗容疑で東京区検に書類送検した。

 同署幹部によると、男は先月31日午後3時半頃、客として入った千代田区神田小川町のカフェバーで、客が読むために置かれていた雑誌(時価約2000円相当)を盗んだ疑い。容疑を認めているという。

 朝日新聞出版・管理部の話「当社社員が書類送検されたことを重く受け止め、厳正に対処します」

⑤「AERA」記者を書類送検=喫茶店から雑誌窃盗容疑-警視庁
 2013/09/28 時事通信社

 喫茶店に置いてあった雑誌を盗んだとして、警視庁神田署は28日までに、窃盗容疑で朝日新聞出版社員で週刊誌「AERA」編集部の記者の男(50)=東京都江東区=を書類送検した。同署によると、男は「続きを読みたかった」と話し、容疑を認めているという。

 送検容疑は、8月31日午後3時半ごろ、千代田区内の喫茶店で、客が読むために置いてあった音楽雑誌1冊(2000円相当)を盗んだ疑い。

(春之介のコメント)
こうした事件を記事にするのも時代だろうか。

こうした事件を調べるのも癖だろうか。

こうした事件に何かを見いだそうとするのは変だろうか。

カフェバーでジャズ喫茶で飲食店で喫茶店も兼ねている・・・005.gif

毎日新聞のジャズ喫茶でオーディオ専門誌を盗んだという筋がいいかな。

オーディオ専門誌だが買ったことはない、なぜなら高級オーディオなんて触ることもないからね。

この朝日新聞系出版社の記者であるが、それなりの年収があるだろうから、高級オーディオも買えるのだろう。

以下にあるようにオーディオ雑誌でも2000円クラスは少ない。

よく理髪店などにある週刊現代や週刊ポストなどの雑誌や漫画だけど、時間がないので途中までしか読めないから確かにイライラすることもある。

値段の多少は関係ないので、誰でも同じ境遇となるだろう。

この店主、よく気づいたね。060.gif


<以下参考> 例えば・・・
季刊ステレオサウンド No.187
¥ 2,000
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ムック: 442ページ
出版社: ステレオサウンド (2013/6/1)

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by negitoromirumiru | 2013-09-28 08:52 | 音楽 | Comments(0)

NHK-FM クラシックの迷宮35(片山杜秀)

- 尾高尚忠の作品~NHKのアーカイブスから~ -
2013年9月28日

「ピアノのためのソナチネ 作品13」 尾高尚忠・作曲 (1940年)
(ピアノ)安川加寿子
(放送日不明“現代日本の音楽”から)
(録音日不明)

「弦楽四重奏曲 第2番 作品18」 尾高尚忠・作曲 (1943年)
(演奏)シュタフォンハーゲン四重奏団
(放送日不明“現代日本の音楽”から)
(1955年10月06日録音)

「フルート小協奏曲 作品30a」 尾高尚忠・作曲 (1948年室内楽伴奏版)
(フルート)林リリ子
(指揮)林光
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(放送日不明“現代日本の音楽”から)
(1958年08月18日録音)

「みだれ」 尾高尚忠・作曲 (1938年。1947年改訂)
(指揮)ニクラウス・エッシュバッハー
(管弦楽)NHK交響楽団
(1956年01月08日放送ラジオ第2“NHKシンフォニーホール”から)
(録音日不明)

(春之介のコメント)
これら庫出し録音は喜ばしい。

NHKも海外の放送局や演奏団体に追随して放送録音をCD化するようになってきており権利関係が複雑な日本でも歴史的な録音は配慮をほしいところだ。

フルート小協奏曲だが、吉田雅夫さんの演奏で親しんでいる。

近年は、この難曲も多くの新人演奏家が苦もなく演奏する時代になっているが、技巧の曲ではないので心を持った演奏家の演奏を聴きたい。

林リリ子さんは、よく話題になる方だが調べたことはなかった。

演奏は艶やかな音色はないが、一音を大切にする吉田流のたどたどしい歌心が感じられる。

丁度、戦争を挟んで生きた日本の作曲家・演奏家たちだが、もし時代が違っていれば輝かしいものを残す逸材であったかもしれない。



尾高尚忠フルート協奏曲1969年盤

岩城宏之指揮、N響、吉田雅夫(fl)


<以下引用>
フルート名曲名演集 - 林りり子(fl) 林光(p)
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発売日 - 1988年6月25日
発売元 - EMIミュージック・ジャパン
品番 - CZ30-9041

1. 白鳥 作曲:サン=サーンス
2. アルルの女 メヌエット 作曲:ビゼー
3. 庭の千草 作曲:クシマー
4. ラルゴ 作曲:ヘンデル
5. タイスの瞑想曲 作曲:マスネ

6. 妖精の踊り 作曲:グルック
7. 歌の翼に 作曲:メンデルスゾーン
8. アリア 作曲:バッハ
9. インドの歌 作曲:リムスキー=コルサコフ
10. ポロネーズとバディネリ 作曲:バッハ

11. エレジー 作曲:マスネ
12. ベニスの謝肉祭 作曲:ジュナン
13. ガボット 作曲:ゴセック
14. メロディー 作曲:ノブロ
15. 春の歌 作曲:メンデルスゾーン

16. アリア 作曲:テレマン
17. 牧神 作曲:ドンジョン
18. 月の光 作曲:ドビュッシー

<以下参考引用>
わが家で最古のLP
2009年11月11日 tear tore tohru

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by negitoromirumiru | 2013-09-28 07:10 | 音楽 | Comments(0)

NHK-FM DJクラシック 広上淳一の“音楽ってステキ”5

~恋して泣いてアマデウス~
2013年9月27日

「きらきら星変奏曲 K.265 から」 モーツァルト作曲
(3分00秒)
(ピアノ)アンドラーシュ・シフ

「クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 第2楽章から」モーツァルト作曲
(3分00秒)
(クラリネット)カール・ライスター
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ラファエル・クーベリック

「ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488から 第2楽章」モーツァルト作曲
(7分30秒)
(管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団
(ピアノ、指揮)ウラディーミル・アシュケナージ

「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299第2楽章から」モーツァルト作曲
(3分00秒)
(フルート)ジャン・ピエール・ランパル
(ハープ)マリエル・ノルマン
(管弦楽)フランツ・リスト管弦楽団
(指揮)ヤーノシュ・ローラ

「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 第3楽章から」モーツァルト作曲
(3分30秒)
(ピアノ)クララ・ハスキル
(管弦楽)ラムルー管弦楽団
(指揮)イーゴリ・マルケヴィチ

「交響曲 第41番 ハ長調 K.551“ジュピター”から第4楽章」モーツァルト作曲
(6分30秒)
(管弦楽)ワルシャワ・シンフォニア
(指揮)ユーディ・メニューイン

(春之介のコメント)
恋よりも失恋。幅を広くする、相手を思いやる心らしい・・・

ライスター/クーベリック/BPOの録音だが、1967年10月,11月という記録がある。

クラリネット協奏曲だが、このCDが選ばれた理由があれば知りたいところ。

思うに、この番組でかかる具体的なCDは担当ディレクターが集めるのだろうか!?

モーツアルトを一言でいうと・・・

音楽は模倣であるといっている人がいるが、確かにどこかで聴いた曲はあるにはある。

広上センセには指揮者としての話をもっと伺いたいのだが無理かな。

音楽家は個性が強い人が多いのでとっつきにくいとは感じる。

モーツアルトは晩年に聴きたいと思っている。

モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」だけが、名曲としては飽きない。

ヨッフム/バンベルク響、クーベリック/バイエルン放響、ザンデルリンク/シュターツカペレ・ドレスデンなど疲れた時にいい。

音楽は聴きすぎるとやはり飽きがきてしまう。

再度挑戦するには数十年もかかってしまうから聴きすぎも要注意!

モーツアルトの音楽が胎教にいいとか、脳力活性にいいとか言われて関係書籍やCDが山ほどある。

こうして名を残せる作曲家はホンの一握り、誰もが目指せるものではないが憧れる。

広上センセの失恋話は途中で消えたのは、現在が充実しているからだろう。羨ましい。



MOZART Clarinet Concerto K.622 II Mv.

Karl Leister/Herbert von Karajan/Berliner Philharmoniker
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by negitoromirumiru | 2013-09-27 09:24 | 音楽 | Comments(0)

山梨県消防協会で1.4億円余が不明 横領容疑で元会計担当の女性職員を逮捕、単独犯か幹部も関与か!?

山梨県消防協会から横領容疑=元職員の女逮捕、1億円余が不明―県警
2013年9月25日 時事通信社

 山梨県内の消防団員の福利厚生などを行う山梨県消防協会(会長・横内正明知事)の口座から現金約200万円を着服したとして、県警南甲府署などは25日、業務上横領容疑で元職員の若尾佳奈容疑者(40)=甲府市大里町=を逮捕した。容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、2009年5月15日、同協会で会計担当として勤務していた際、口座から現金約200万円を無断で引き出し、自分の口座に振り込んだ疑い。

 協会によると、これまでに1億円余が使途不明となっており、12年1月、若尾容疑者を懲戒免職。同年3月、同容疑者を相手取り、このほぼ全額の賠償を求める訴訟を甲府地裁に起こした。

(春之介のコメント)
協会では元会計担当の女と2001年度以降の歴代の幹部7人を相手取り、およそ9100万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。(UTYテレビ山梨)

消防協会は警察への刑事告訴と裁判所への民事訴訟をしているようで、相手が容疑者一人とする報道もある一方で、上記のように上司らも含めてであるとする報道もあり分かりにくい。

つまり単独犯行か、組織ぐるみかである。

被害額も約1億500万円(UTYテレビ山梨、FNN)とか約1億400万円(朝日新聞)など違いがある。

容疑者は会計担当として現金の管理をしており口座からの引き出しをしたことを認めており、その後の使途がまったく不明となっている。

容疑者がFNNの取材に語っているように、上司らの指示で現金を引き出して渡しただけで一円も横領していないと犯行を否定している。

容疑者宅の家宅捜索も行われたようで証拠が出てくるのだろうか。

FNNの取材では、内部調査した当時の専務理事も複数犯行としている。

警察は、元県消防協会幹部らへの事情聴取をしているのか分からない。

逮捕容疑にもあったように容疑者も一部の資金を着服したかもしれないが、捜査の結果を待ちたい。

消防協会なる組織の存在は知らなかったが、このような下部組織がいろいろとあり利益を還流する仕組みがあるのだろう。

これに関して、各地にある支部の会計処理に関しても疑問が出てくるだろう。

容疑者個人の犯行や上司らの幹部職員のお金の使い方を解明するように捜査に期待したい。

下記にあるように県の補助金も使われており県民にとっても由々しき事態だ。

追記
被害総額が膨らんだが、一連の流れを見ると長年に渡って杜撰な運営がされていたことは明白。

それに関連して、関係者らが互いに罪を擦り付け合うという恥ずかしい図式だ。

協会資金の出入金額は口座の記録で証明されても、使途については解明されようがない。

仮に、出張費用として、出張計画書も起案文書も出張報告書も領収書類もないような事務処理を長年に渡って行っていたとすれば立証は困難。

容疑者の通帳口座記録では、横領とされている金額から比べると微々たるものだろう。

彼女から詳細な幹部とのやり取りを聴取し、裏付けできるのか慎重に捜査は進んでいく。

こうした財団が今も存在していることに驚きを感じる。

消防団員らの怒りの炎は消え去ることはなく、早く鎮火することを期待したい。

追記
その後の朝日新聞報道では、警察は容疑者の口座記録から彼女の関与が濃厚と判断している。

この協会は複数の口座を持っているようで、使い込まれた福祉共済掛け金は日本消防協会へ送金するために一時的に保管するだけのもののようで、これ以外にも複数の口座を持っているという。

その現金すべてについて事務を担当していたのが容疑者一人に任されていたことが問題視されている。

そして、この福祉共済掛け金は監査の対象から外れており、日本消防協会へきちんと送金しないことで多額の現金を保有し自由に引き出されていたのが今回の事件の核心である。

ただ元協会幹部らは、福祉共済掛け金の通帳の存在すら知らなかったと朝日新聞記者取材に答えている。

FNNの報道では元協会幹部の関与があるしていたが、朝日新聞では単独犯行を示唆している。

またFNNでは高額の出張費が出されたということだったが、朝日新聞では元協会幹部らは旅行費や会食費は各自が出していたと語ったとし真っ向から違った内容だ。

はっきりと分かっていることは、福祉共済掛け金の口座から引き出した直後に容疑者の口座に入金した記録があるということだろう。

その金額と使途不明の1.4億円の額の大きな違いは何なのか、容疑者宅の家宅捜索で何か裏付けるような資料があることを期待したい。


財団法人 日本消防協会  http://www.nissho.or.jp/
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<以下引用>
◆山梨県消防協会1億円横領事件 会計係をしていた40歳女を逮捕
 2013/09/25 FNN

山梨県の消防協会で1億円が消えた横領事件で、会計係をしていた40歳の女が逮捕された。スーパーニュースの直撃取材に、女は自らの関与を強く否定していた。25日、業務上横領の疑いで、若尾佳奈容疑者(40)が山梨県警に逮捕された。

若尾容疑者は2012年3月、スーパーニュースの直撃取材に、横領の事実を否定していた。若尾容疑者は「(私的に使ったお金はありますか?)1円も使ってないです。それを『横領した』と言われても、『わたしは1円も使ってないですよ』と言っても、『もうその話は通らない』って」と話していた。若尾容疑者は、会計係として勤務していた山梨県の消防協会の口座から、およそ200万円を不正に引き出し、着服した疑いが持たれている。
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若尾容疑者は逮捕前、スーパーニュースのカメラの前で、涙をぬぐいながら潔白を主張していた。若尾容疑者は2012年3月、「『(金を)使ったところ見たんですか?』って。それをわたしが自分のかばんに、財布に入れて持って帰ったり、使ったのを見たんですかって。それ(横領)は、わたしもやってないし、『使ってない』って言ったけど、それも信用してもらえず...」と話していた。事件が発覚したのは、2011年12月のことだった。

2012年3月、消防協会の元副会長は「(若尾容疑者について)見た目はすらっとしている。スタイルはいいよ。洋服とかも、はやりの服を着て、ビシッとしてる。酒は強いです、ものすごく。日本酒の冷酒をぐいぐい飲んで、こっちが先に酔っちゃった」と話していた。

若尾容疑者は、15年前から懲戒免職となった2012年1月まで、山梨県の消防協会で会計を担当し、消防団員の保険にあたる「福祉共済金」などの管理を任されていた。この共済金は、地域の消防団に所属する団員のために、主に市町村の税金などによってかけられ、消防団員が活動中に死亡したり、けがをした場合などに支払われるもの。しかし、その共済金が、1億円以上もなくなっていたことが明らかになった。2012年3月、消防団員は「万が一のことが起こった場合に、わたしたちに支払われるお金ですよね。それが使途不明になったというのは、怒り心頭ですね」と話していた。

若尾容疑者は「(私的に使ったお金はありますか?)1円も使ってないです。それを『横領した』と言われても、『わたしは1円も使ってないですよ』と言っても、『もうその話は通らない』って。『早く認めちゃいなよ』みたいな感じで、話がどんどん(進められていった)。それが仕事だから、銀行に行って頼まれたから、(お金を)下ろしにいったんですよね。『それは認めますよ』って言ったら、『そうやって引き出しを認めたな』って」と話した。

当時、若尾容疑者が主張していたのは、上司の関与だった。なくなった1億円以上の共済金は、かつての上司らの出張費や飲食代、さらに私的な目的で使われたとし、「自分は上司から頼まれて、金を引き出しただけだ」と話していた。

2012年3月、若尾容疑者は「帳簿もいらない、領収書も全くいらない通帳だった。役員さんの旅費、飲食代、出張費、ほかもろもろ使ってたんですよね。中には、私的に使った人もいますよ。出張に行く前の日とか、『20~30万円下ろしてきて』って。(どのくらいの出張で?)2泊3日のときに、かなり...。1泊で20~30万円。そういうものを(上司らに)渡して、実際それだって、使ってきたものは、お釣りももらわない。(お金が足らなくなって、まずいなとの感覚は?)それは言いましたよ、上司に。ちゃんと。『このまま使っていっちゃうと、そういう(共済金の掛け金の)支払いができなくなっちゃいますよ』っていう話もしました、上司に。だけど、『まあ、いいじゃん。監査も受けないし、表に出ないんだから』って。悪い意識がないみたいで」と話していた。

若尾容疑者の主張に対し、かつての協会幹部の1人は2012年3月、「(1泊2日で帰る出張に30万円持って行くというが?)昔は、そうしてたみたいですけどね。例えば横浜(出張)行けば、会食するじゃないですか、中華街で。豪華な食事をしたとか、酒を飲んだとか、そういう話は聞きます」と話していた。

内部調査を行った消防協会の当時の専務理事も、若尾容疑者単独の犯行ではないと話し、協会側は、若尾容疑者や、かつての事務局長など7人を相手取り、およそ1億500万円の損害賠償を求めた民事訴訟を起こしている。

2012年3月、消防協会の元幹部は「僕が協会に入った時に(共済金が)、もう、えらいことになっているということは、聞いて知ってましたから。(若尾容疑者)本人というか、局長が知ってましたから。『できるだけ、こぢんまりしましょう』と話したことを覚えています」と語っていた。

2012年の直撃取材のあと、若尾容疑者は、スタッフ宛てに送られてきたメールで、「何十人と皆で使ってきて、最後は、わたし1人の責任なんてあり得ません」と、ほかの人間の関与を訴えていた。若尾容疑者は警察の調べに対し、「身に覚えがない」と、容疑を否認しているという。
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若尾容疑者の逮捕を受け、山梨県消防協会の会長を務める横内正明知事は25日午後、「刑事事件として、これから本格的な捜査が行われ、刑事裁判が行われることになるわけでありますから、そういう中で、事実関係というものが、しっかり解明されることを強く期待している」と語った。

そして、スーパーニュースの取材に対し、山梨県消防協会の山本誠司事務局長は「消防団員が地域に奉仕したい気持ちで消防団活動をされているわけですけど、そういう方たちの気持ちを踏みにじったと...。大変申し訳なく感じております」と語った。1億円以上もの不明金はどこに消えたのか、捜査による全容解明が急がれる。

◆県消防協会 逮捕の元事務員、容疑否認
 2013年9月26日 読売新聞

 約1億円にのぼる県消防協会の巨額な使途不明金問題は25日、会計担当だった元事務職員の逮捕という新たな局面に入った。元職員は県警の調べに「身に覚えがありません」と容疑を否認しているといい、協会関係者らは「逮捕で捜査が進み、真実が明らかになることを期待する」と語った。

 県警の発表によると、逮捕されたのは、甲府市大里町、パート若尾佳奈容疑者(40)。若尾容疑者は2009年5月、協会の口座から現金約200万円を引き出し、自分の口座に振り込んで横領した疑い。

 若尾容疑者は同日午前9時頃、警察官に先導され、自宅から姿を現した。つばの大きな帽子を目深にかぶり、無言のまま乗用車に乗り込み、南甲府署へ向かった。その後、別の捜査員らが押収資料を詰め込んだ段ボールを自宅から運び出していた。

 協会は昨年4月、使途不明金約1億円のうち約867万円分について、業務上横領容疑で刑事告訴している。県警では余罪についても調べる、としている。

 この問題を巡っては、協会が昨年3月、若尾容疑者に約1億円の賠償を求める訴訟を甲府地裁に起こしたが、若尾容疑者は訴訟などで「引き出しは当時の上司らの命令だった」と主張。一方で上司らはいずれも否認している。

 協会の会長を務める横内知事はこの日、「(逮捕された)担当者は上司の指示に基づいたと話し、上司は指示を一切していないと言っている。捜査が進み、刑事裁判の中で真実が明らかになることを期待している」と発言。その上で「監督不行き届きの責任は痛感し、申し訳なく思っている」と述べた。

 協会の山本誠司事務局長も取材に対し、「元職員の逮捕は残念だが、事件の全容解明を期待している。再発防止に万全を期し、一日も早く県民の信頼を回復させたい」と語った。

◆200万円横領容疑、消防協会元職員を逮捕 山梨
 2013年9月25日 朝日新聞

 山梨県の外郭団体の県消防協会(会長・横内正明知事)で、消防団員の福祉共済金の掛け金など約1億円が使途不明になり、山梨県警は25日、会計担当だった元職員若尾佳奈容疑者(40)=甲府市大里町=を業務上横領の疑いで逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。

 県警によると、若尾容疑者は協会の通帳を管理していた2009年5月15日、協会の口座から不正に200万円を引き出し、直後に自身の口座に振り込んで横領した疑いがある。

 協会では01~11年、消防団員の死亡やけがの際に弔慰金や見舞金が支払われる福祉共済金の掛け金など約1億400万円が使途不明となった。若尾容疑者は97年から共済金の管理をしていたが、使途不明金の発覚に伴い、昨年1月末に懲戒免職されている。協会はうち約860万円について、若尾容疑者が横領したとして県警に告訴していた。

<以下追加引用>
使途不明は1億4000万円
2013年09月26日 NHK甲府放送局

1億円以上の使途不明金が明らかになっている山梨県消防協会の会計担当だった元職員が、およそ200万円を着服したとして逮捕された事件で、協会の調査で新たに3500万円の使途不明金が見つかり警察は資金の流れを詳しく調べることにしています。

山梨県消防協会の元職員、若尾佳奈容疑者(40)は会計を担当していた4年前の5月、協会の通帳からおよそ200万円を引き出し、直後に自分の口座に振り込んで着服したとして25日業務上横領の疑いで逮捕されました。

捜査関係者によりますと若尾容疑者の通帳を調べたところ着服したおよそ200万円のうち百数十万円を亡くなった父親の病気の治療費にあてていた疑いがあることが分かりました。これまでの調べに対し、若尾容疑者は、「身に覚えがない」などと容疑を否認しているということです。

また、県消防協会ではこれまでに県内の消防団員から預かった共済の掛け金などあわせておよそ1億400万円の使い道が分からなくなっていましたが、協会が詳しく調べたところ、新たに3500万円の使い道が分からなくなっていて、総額はおよそ1億4000万円に上ることが分かりました。

警察は、協会の資金の流れを詳しく調べるとともに、26日にも若尾容疑者の身柄を甲府地方検察庁に送り、自宅から押収した資料を調べ容疑の裏付けを進めることにしています。


<以下追加引用> 県内ニュース - UTY テレビ山梨
消防協会不明金で元会計担当者逮捕 9/25 18:50
県消防協会の1億円を超える使途不明金問題で、警察はきょう、元会計担当の40歳の女を、業務上横領の容疑で逮捕しました。

この問題は、県消防協会で、市町村から預かった共済金の掛け金や、日本消防協会から支払われる給付金などが、過去11年間に渡り、使途不明になっている事が明らかになりました。その合計はおよそ1億500万円。

協会では上司の指示がないのに現金あわせておよそ860万円を引き出したとして、会計を担当していた職員の女を懲戒免職とし、業務上横領の容疑で刑事告訴していました。協会の聞き取りに対し女は現金の引き出しを認めたものの、当時の上司の指示だったと説明しました。

協会では元会計担当の女と2001年度以降の歴代の幹部7人を相手取り、およそ9100万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。

こうした中、警察は、協会の口座から現金およそ200万円を無断で引き出した疑いで、元会計担当の女の逮捕に踏み切りました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、県消防協会の元会計担当で、甲府市大里町のパート従業員若尾佳奈容疑者40歳です。警察によりますと若尾容疑者は会計担当だった2009年5月、協会の口座から無断で現金およそ200万円を引き出し、自分の口座に振り込み横領した疑いが持たれています。

若尾容疑者は「横領はしていません」と容疑を否認しているということですが、警察では、若尾容疑者が自由に現金を引き出せる立場にあったことなどから事件に関与した疑いが強いと判断したものです。
警察ではけさから若尾容疑者の自宅の家宅捜索を行い、横領の容疑の裏付けや刑事告訴の内容に関わる資料などを押収し、事件の解明を進める事にしています。

使途不明金は1億4千万円に 9/26 18:50
こうした中、県消防協会の使途不明金がさらに3500万円程増え、1億4000万円に上っていたことが、協会への取材でわかりました。

県消防協会の使途不明金は、記録が残る2001年度から2011年度までの、日本消防協会に納める共済金の掛け金や、消防団員に支払われる福祉共済金など、およそ1億500万円とされていました。

しかし改めて口座の状況を詳細に調べたところ、新たにおよそ3500万円の使途不明金が明らかになり、これで使途不明金の総額はおよそ1億4000万円に上った事になります。

新たに判明した3500万円については、領収書や請求書が残っておらず、何に使われたかわかっていないということです。

協会のずさんな会計処理が改めて浮き彫りとなりましたが、協会では口座の出入金記録などを警察に提出していて、警察で使途不明金の実態解明を進めています。

容疑以外にも口座振込みが 9/26 18:50
1億円を超える消防協会の使途不明金事件で、きのう元会計担当の女が逮捕されました。女の口座には逮捕容疑の他にも、協会の口座から引き出された金額とほぼ同額が振り込まれていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。

この事件はおととし県消防協会で使途不明金が発覚し、その額が1億円を超えているもので、きのう、元会計担当で甲府市大里町のパート従業員、若尾佳奈容疑者40歳が、業務上横領の疑いで逮捕されました。

逮捕容疑は、若尾容疑者が協会の口座から現金200万円を引き出し、自分の口座へ振り込み横領したというもので、捜査関係者によりますと、このうち百数十万円は、亡くなった父親の治療費に充てた可能性があるということです。

また、この他にも協会の口座からは複数回現金が引き出されていたことがわかり、ほぼ同額が若尾容疑者の口座へ振り込まれていて、その額は数百万円にも上るということです。

これまでの調べで若尾容疑者は「上司の指示で現金を引き出したが、横領はしていない」などと話し、容疑を否認しています。

警察ではきょう若尾容疑者の身柄を甲府地検に送り、今後、証拠の裏付け捜査が本格的に始まります。また、若尾容疑者が他にも協会の金を横領した可能性や、歴代の幹部の関与などについても、調べを進めています。

現金引き出しは合計1100回も 9/27 18:50
1億4000万円にも上る消防協会の使途不明金事件で、協会の口座からは多い日で1日で8回も、現金が引き出されていたことが、協会などへの取材でわかりました。

この問題は県消防協会で2001年度からの10年間に、およそ1億4000万円の使途不明金が発覚したものです。そして、協会の元会計担当で甲府市大里町のパート従業員、若尾佳奈容疑者40歳が、協会の口座から現金200万円を引き出し、着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されています。

こうした中、協会などへの取材で、2001年度からの10年間で、協会の口座から現金の引き出しが、あわせて1104回もあったことがわかりました。およそ3日に1回は引き出しがあった計算で、多い日では1日に8回も引き出しがあり、1回に数千円から数十万円が下ろされていました。

中には正当な理由での引き出しもありますが、警察では、若尾容疑者が現金を細かく引き出すことで、業務での支出を装った可能性もあると見て、実態の解明を進めています。

一方、消防団員がけがをしたり死亡した際には、福祉共済金が市町村を通じて遺族に支払われます。この福祉共済金において使途不明金が発覚した後、協会が調べたところ、2011年までに未払いが36件、総額およそ2500万円に上っていたことがわかり、改めて、協会のずさんな会計管理が浮き彫りになった格好です。

消防団員が死亡した際には1人あたり100万円が支払われますが、甲府市や山梨市など16の市町村ではあわせて1900万円が未納になっていました。現在は県消防協会が日本消防協会から借り入れ、全て支払われているということです。

<以下追加引用>
共済加入せず支払い一時停滞
2013年09月27日 NHK甲府放送局

巨額の使途不明金が明らかになっている山梨県消防協会で元職員がおよそ200万円を着服したとして逮捕された事件で、元職員は、消防団員から集めた共済の掛け金を受け取りながら、加入の手続きをせず遺族に一時お金が支払われない事態になっていたことが協会への取材で分かりました。
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山梨県消防協会の会計担当だった元職員、若尾佳奈容疑者(40)は4年前、協会の通帳からおよそ200万円を引き出し、着服した疑いで逮捕され、若尾容疑者は、容疑を否認しているということです。

協会では、消防団員の共済の掛け金などおよそ1億4000万円が使途不明金となっていますが、若尾容疑者が、掛け金を受け取っていたにも関わらず、加入手続きをせず支払いが滞ったケースがあることが協会への取材で分かりました。

協会によりますと、平成19年に旧増穂町の消防団員が死亡した際、本来、遺族に支払われる援護金100万円が一時支払われなかったということです。

町が気付き指摘したため、若尾容疑者は、100万円を支払うとともに、「加入の手続きを忘れていた」などとして、町の消防団員が前の年に支払った掛け金50万円あまりを返却したということです。県消防協会の山本誠司事務局長は「問題が明らかになった6年前に、組織としてきちんと調査すべきだった」と話しています。


<以下追加引用>
県消防協会預金着服:元職員に有罪判決 上司の「共謀」も指摘 甲府地裁
2015年12月11日 毎日新聞

 県消防協会の預金約270万円を着服したとして業務上横領の罪に問われた甲府市大里町、元職員、若尾佳奈被告(42)に対し、甲府地裁(菱田泰信裁判官)は10日、懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年6月)の判決を言い渡した。判決では同時に、協会の当時の事務局長、次長に対しても「共謀した」と指摘した。

 判決によると、同協会で会計担当だった2008年10月と09年5月、同協会の口座から約270万円を引き出し、弟や自身の口座に振り込み、横領した。

 菱田裁判官は「協会の信頼を損ない、悪質」と指摘した上で、「被害の一部を協会に支払っている」と量刑理由を述べた。

 さらに菱田裁判官は当時の事務局長、次長の関与に言及。職責から「単独犯と認めることはできず、共同正犯の成立が認められる」とした。 同協会では01年から11年ごろにかけ1億円以上が使途不明となった。 菱田裁判官は「常習的な横領行為があったと考えられる」とし、「最も発言力のある人物が半ば公然と不適切な出金を始め、 歴代の局長らに引き継がれたとすれば自然」と歴代幹部が関与した可能性に言及した。

 当時の事務局長(68)は「管理監督に問題はあったかもしれないが、共同正犯ではないことを信じてもらいたい」と話した。 甲府地検は「判決内容をよく精査したい」とした。

 県消防協会は監督責任を問い、歴代の事務局長や次長ら元幹部7人を相手に約9140万円の損害賠償を求める訴訟を同地裁に起こしている。【松本光樹】
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by negitoromirumiru | 2013-09-26 09:11 | 生活 | Comments(0)

「お泊りデイサービス」に対する県の独自指針を制定 静岡県 ⇒厚生労働省 2015/4/30、ガイドライン制定

デイサービス施設宿泊に指針案
2013年09月25日 NHK静岡放送局

介護が必要な高齢者が日帰りで利用するデイサービスの施設で、介護保険で想定していない高齢者の宿泊を引き受けている事業所が静岡県内に78か所あることがわかり、県は安全が確保されているか不透明だとして、独自に指針を作り事故報告や災害訓練などを事業者に求めていくことになりました。デイサービスは、家族が仕事などで昼間、介護する人がいない高齢者が日帰りで利用する施設で、宿泊することは介護保険では想定していません。

静岡県がことし1月に1033か所あるデイサービスの事業所を調査したところ少なくとも78か所で高齢者の宿泊を引き受けていることがわかりました。背景には介護保険で宿泊ができる高齢者施設が慢性的に足りないことがあると見られます。
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この状況について県ではデイサービス施設での宿泊は行政のチェックが行き届かずに安全が確保されているかなどが不透明だとして、独自に指針をつくり事業者に求めていくことになりました。

指針では、消防法に基づいた防火設備の設置や事故の報告、災害訓練の実施のほか適切な広さの部屋の確保など22項目を挙げています。県ではこの指針を9月県議会で説明することにしています。
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静岡県健康福祉部では「大部屋での雑魚寝や男女で部屋を分けないなど、プライバシーの確保に問題がある事業所もあると聞いている。サービスの内容を適切にチェックするようにしたい」と話しています。

(春之介のコメント)
介護保険外の独自サービスだが、特に安全やサービス基準が施設任せとなっておりトラブルや事故も予想される。

現実には、静岡県調査では少なくとも7.5%の事業所が実施しており、実際にはもっと多いだろう。

福祉施設並みの基準を適応することで最低限の水準を確保したいとするも、国の基準はないようだ。

一部の業者らが団体を組織し自主的な運営指針を作る動きがあるが、それに加盟して認定を受ける必要すらない。

このような指針が現在、都道府県でいくつ制定されているかは知らない。

記者会見で語った部長の話から、特に居室の狭さからプライバシー保護が困難なようである。

施設入所ができないことで起きていく、これらの介護難民の問題はいずれ火災等の大事故や事件で露呈していくことになろう。

介護に民間サービスを導入した理由の一つとして、業者を利用者・家族が自ら選択することができることが目玉であったが、現実には慢性的な施設不足、介護職員不足、情報公開欠如、閉鎖的体質など裏目が大きくなってしまった。

最近の国の動きをみると、介護保険外サービスを活用し、自らの資産で快適な老後生活を送ることを推奨しているにしか見えない。

資産の乏しい人は、医療・介護も十分に受けることができない老後が控えているだけだ。

こうした社会の歪みが、この国のあるべき方向を見通しのないものにする。

なおNHK静岡放送局だが、折に触れて医療・福祉の報道をしており参考になる、名古屋局、三重局、岐阜局も大いに見習ってほしいものだ。


<以下参考>
東京都における指定通所介護事業所等で提供する宿泊サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準 基準(基準・留意事項・Q&A) (東京都福祉保健局、外部リンク)

宿泊サービス基準 PDF

②「大阪府における指定通所介護事業所等で提供する宿泊サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準」の策定について (大阪府福祉部、外部リンク)

人員、設備及び運営に関する基準 PDF

<以下引用>
大阪府 「宿泊付きデイサービス」ガイドライン策定
2012年10月26日 シルバー産業新聞

 大阪府は、指定通所介護事業者が利用者と介護保険制度外の自主事業として宿泊サービスを提供する「宿泊付きデイサービス」のガイドラインを定め、8月31日公表した。主にショートステイや小規模多機能型居宅介護事業に準じた内容。介護保険制度外サービスのため、基準を満たさなくても指導・罰則のない行政指導にとどまるが、「利用者の安心・安全やプライバシー保持のため、根気強くお願いする」(高齢介護室介護事業者課)という。消防法関連法規に求められる設備設置等も求めており、消防当局と連携を取りながら、指導に取り組む。

「月間上限30日」「認定期間の半分以下」など
  ガイドラインでは、対象を「1日でも宿泊サービスを提供する事業所」と広く捉え、「デイサービスやケアマネジャーとの連携」「家族の疾病、冠婚葬祭、レスパイトケア等が利用条件」「連続利用上限は原則30日」「宿泊サービス提供日数が、要介護(要支援)認定有効期限のおおむね半分以下」などとした。
 
 人員基準は「利用者9人までは従業者1人、利用者10~18人までは従業者2人」「従業者は介護福祉士、介護職員基礎研修修了者、ヘルパー1級または2級、ないし介護等の知識・経験をもつ者」「宿直職員の配置、提供時間を通じた連絡体制の整備」などを求めている。
 
 設備基準は「宿泊利用者はデイサービス利用定員の半分以下」「1室の定員は1人で、床面積7・43㎡以上(個室以外の場合も7・43㎡以上)」「プライバシー確保のため、パーテーションや家具により利用者どうしの視線を遮断する」「宿泊者の半数以上が自力避難困難者の事業所は、入所施設同様の消防設備が求められる」など。

府下122事業所を把握
 大阪府が昨年8月、府下約1900デイサービス事業所に行ったアンケート調査(回答率75%)では、122事業所が自主事業として宿泊付きデイサービスを実施していると回答。 国が基準等を示さない中、事業所の自主的な判断で宿泊サービスが提供されている実態に対し、府として利用者の安心・安全、プライバシー保持のための基準を示した。

府の容認姿勢に賛否も
 事前に実施したパブリックコメントには、「連続利用日数30日まで」について短縮すべきともっとゆるやかに(長く認めるべき)の両論が寄せられたほかは、基準に関する意見が少なかったものの、「国が認めていないサービスを認めるのか」「小規模多機能型居宅介護や、複合型サービスの利用者減につながる」などの意見があった。
 
東京に続き2例目
 同様のガイドラインは、昨年より東京都で実施されている。背景には、大都市部から国に基準案を要望しても、一向に示される気配がないことがある。

<以下追加引用>
お泊まりデイ、3年で26人死亡…誤飲・徘徊で
2014年1月19日 読売新聞

 全国の政令市と県庁所在地、東京特別区の計74市区にある通所介護事業所(デイサービスセンター)の宿泊サービス「お泊まりデイ」で、宿泊時間帯に起きた転倒や誤飲などの事故が2010年度以降少なくとも296件あり、26人が死亡していたことが読売新聞の調査でわかった。

 お泊まりデイは介護保険の適用外のため、施設側に事故の報告義務はなく、厚生労働省は「これまで夜間の事故の実態は把握していなかった」としている。同省は15年度からお泊まりデイを都道府県への届け出制とし、事故についても報告させる方針だ。

 調査は昨年12月、20政令市と、政令市を除く県庁所在地の31市、東京23区にアンケートを送付して実施。すべてから回答を得た。

 その結果、死亡事故は、食べ物を気管に詰まらせる 誤嚥による窒息が9件と最も多く、就寝中の体調急変が6件。認知症患者が消毒液を誤飲したケースや、 徘徊して屋外で死亡したケースもあった。負傷事故では、転倒・骨折が目立ち、薬の誤投与、食中毒などもあった。

<以下追加引用>
お泊まりデイ 県が独自指針
2014年3月11日 中日新聞プラス

◆宿泊専用部屋7割なし/1年半連泊の利用者も
 お年寄りの日帰り介護施設で宿泊も受け入れる「お泊まりデイサービス」が急増しているのを受け、静岡県は十日、利用者の安全確保のため独自の指針を作り五月から運用すると発表した。浜松、静岡両政令市にも呼び掛け、県内の全施設を対象にする。

 県が同日明らかにした実態調査結果によると、二〇一三年十一月末時点で、県内全千二百二十五の介護施設の一割超がお泊まりデイを実施。直前の十カ月で一・六四倍に増えた。

 宿泊専用の部屋を備えたのは三割にとどまり、七割は食堂などを転用。複数で利用する際は大半の施設が間仕切りし、男女同室はなかった。最大で一日十五人を受け入れ、一年半連泊している利用者もいた。

 宿泊料は八百~一万三千五百円とばらつきがある。常時一人以上の職員を置いている施設は七割超、一~二人は一割超だった。

 県の指針は消防法などの法令順守、常時一人以上の職員確保、受け入れ人数制限、非常災害に備えることなどを求める内容。施設から定期報告を受けて県がホームページで公表する。同様の指針は東京、愛知など四都府県が定めている。

 お泊まりデイは各施設の自主サービス。家族の休息や緊急時、特別養護老人ホームに空きがない場合に簡単な手続きで宿泊できる。全国的に需要が高まっているが、一定のサービス水準を担保する法令や根拠がなかった。

◆安全や人権 施設任せに
 介護保険対象外で国の基準がなく、認可の必要もない「お泊まりデイサービス」。静岡県が独自の指針策定に乗り出した背景には、利用者ニーズが高まる一方で、お年寄りの安全や人権面などが施設任せとなっている実態がある。本格的な高齢化社会を迎え、介護環境整備は「待ったなし」の状態だ。

 「日中のデイサービス利用者は、お泊まりデイは一泊八百円」
 県内には格安料金を売りにする事業所がある。毎日の在宅介護で疲労が重なる家族にとっては貴重な休息日を作れるありがたいサービス。この事業者を利用した家族は「通常なら一泊五千円ぐらい。この値段の安さはかなり魅力的だった」と思わず飛び付いた。

 だが、施設を利用した母親は「もう二度とあの施設には行きたくない」と言い出した。「何か嫌なことがあったのかも」と家族は心配になった。結局、料金は高めでも、これまで通っていた事業所のお泊まりデイを利用している。

 全国的にも安価な宿泊代で多くの利用者を受け入れ、運営する施設はある。夜間の職員の配置体制など国の基準もないため、火災時など緊急時の利用者の安全管理は施設側に一任されている。厚生労働省はこれらの実態を把握しているが「良いとか悪いとか、あくまで施設の自主事業としか言えない」と歯切れが悪い。

 浜松市南区の介護施設「ここ倶楽部(くらぶ)」は今年二月、介護家族らに配っている広報紙で「お泊まりデイ特集」を掲載。利用者家族に安心してもらうため、宿泊部屋の広さや食事内容などをあらためて公表した。利用者の求めに応じてお泊まりデイを始めたのは二〇〇五年九月。運営する見野孝子さんは「介護家族が休息できる機会でもあり、なくてはならなくなっている」と語る。

 浜松市も県の実態調査とは別に昨年十一月、市内のデイサービス事業所に初めて任意調査を実施。七割に当たる百九十七事業所から回答があり、12%の二十三事業所がお泊まりデイを始めていることが分かった。市介護保険課は「今後も増えるだろう」と見込む。(木原育子)

<以下追加引用> 知らない間に公表されていた
愛知県における指定通所介護事業所等で提供する宿泊サービス事業
2013年3月24日 愛知県健康福祉部高齢福祉課 介護保険指定・指導グループ

「指針」の概要 PDF

「指針」の全文 PDF


<以下追加引用>
「お泊まりデイ」、ガイドライン案まとまる 4月導入へ
2015年3月3日 朝日新聞

 介護保険のデイサービス事業者が利用者を宿泊させる「お泊まりデイ」について、厚生労働省は運営のガイドライン案をまとめた。4日以上連泊する利用者への「サービス提供計画」の策定や、宿泊の定員を9人以下にすることなどが柱だ。4月に導入する。

 3日にあった自治体の担当者を集めた会議で示した。お泊まりデイは介護保険の枠外のサービスで、入所施設でもないため国の基準がない。一部の事業者で宿泊環境が不十分だとの指摘があり、最低限の質を担保する必要があるとして指針づくりを進めていた。

 指針案では、宿泊サービスの提供は緊急か短期的な利用に限ったものと位置づけた。4日以上連泊する人については、一人一人の心身の状況を踏まえ、食事や就寝時間などを決めるサービス提供計画をつくることを求めた。ほかに介護職員か看護職員が1人以上常駐▽利用定員は9人以下▽利用者は1室に1人、相部屋は4人以下にする――などを盛り込んだ。ただ、これらの項目は罰則はない。

 指針には盛り込まないが、厚労省は宿泊期間が連続2週間以上とならないように求める方針だ。

 一方、デイサービス事業者の運営基準を見直し、宿泊・食事代、防火設備の有無などの自治体への届け出と、事故発生時の自治体や家族への通報を義務づける。こちらは違反すれば指定取り消しなどの処分対象だ。(蔭西晴子)

<以下参考> 厚生労働省は、4月30日、「お泊まりデイ」に関するガイドラインを発表
神戸市資料 (外部リンク)
http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/kiteiyoushiki/otomariday.html

指定通所介護事業所等の設備を利用し夜間及び深夜に指定通所介護等以外のサービスを提供する場合の事業の人員、設備及び運営に関する指針について(案)
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by negitoromirumiru | 2013-09-25 23:09 | 福祉 | Comments(0)