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雅子さま あれこれ3

雅子さま45歳の誕生日、「一つ一つ努力重ねたい」

皇太子妃雅子さまは9日、45歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、感想を文書で発表し、近況などを述べられた。

 「適応障害」の静養が始まって5年。皇太子さまの3度の外国訪問や東宮御所の改修に伴う引っ越しなどが重なった今夏を振り返り、「乗り切るのはとても無理なのではないかと感じることもありましたが、まわりの助けにより何とか無事に乗り越えることができ、安堵(あんど)致しました」と心境をつづられた。

 最近の雅子さまは、11月に国賓の歓迎行事や日本PTA創立60周年記念式典に出席されるなど活動の幅が広がってきているが、その活動について「まだ全(すべ)てのことを十分にできるわけではありませんが、少しずつ色々なことができるようになってきたように感じられ、一つ一つ努力を重ねていきたい」と意欲をみせられた。

 また、東宮職医師団も雅子さまの誕生日に合わせて見解を発表した。「着実に快復(かいふく)」しているとの見方を示す一方、雅子さまの適応障害は「慢性」で具体的な見通しを立てるのは難しく、「長い目で見守っていただきたい」としている。

 ◆「着実にご快復、心身の状態には波」…医師団見解要旨◆

 皇太子妃雅子さまの病状について東宮職医師団が発表した見解の要旨は次の通り。

 妃殿下のご病状は、着実にご快復になっています。しかしながら、妃殿下の頑張りにもかかわらず、思う通りのご活動が出来ず、ご自身が心を痛められる状況は未だに続いております。その最大の理由は、妃殿下の心身の状態にご自分で予測できないような波があることです。この波が下降線の時は、ご体調に不良の症状が表れ、ご活動を控えざるを得なくなります。ときには、ご自身に頑張る気持ちがおありでも、心身の状態が限界と医師団が考え、控えていただくようお願いすることもあります。

 一部には、治療に時間がかかり過ぎているのではないかというご指摘、あるいは治療の見通しを明らかにして欲しいとの要望がございます。平成17年の見解では、妃殿下の病名について慢性の「適応障害」と明らかにしております。治療に長い日時を要しているということは、それだけ受けられたストレスが大きいものであったということであり、治療、即ちストレスの軽減に時間がかかる状態だということです。現状において、妃殿下のストレスの軽減がどのような速度で行われるかを具体的に見通すのは難しいことをご理解いただければと考えます。

 マスコミとの関係は従来から治療にとって重要な事柄のひとつになっております。取材活動あるいは報道内容が妃殿下にとって大きなご負担になっているのも現実です。週刊誌などにおいては事実に反する憶測記事や中傷記事の掲載が続いており、治療に好ましくない影響を与えるものと危惧(きぐ)しております。
by negitoromirumiru | 2008-12-12 23:40 | 生活 | Comments(0)


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