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クラシック専門ネットラジオ「OTTAVA」が2014年6月末で休止 ⇒一点し「継続へ」 ナクソスが譲り受け

クラシック専門ラジオ局OTTAVA休止へ
2014年4月1日 スポニチ

 TBSホールディングスは1日、クラシック専門のインターネットラジオ局「OTTAVA(オッターヴァ)」を6月末で休止すると発表した。

 同局は2007年に開局。デジタルラジオの本放送を目指して実用化試験放送を行ってきたが、昨年、ラジオ業界が全体でのデジタル参入を断念したため、TBSホールディングスが同局の取り組みを見直したという。

(春之介のコメント)
このネットラジオ局を継続して聴いたことはないが、知らない間に終わってしまう。

このデジタルラジオ放送だが、思い起こせばテレビのデジタル化によって空いたVHF-LOW周波数帯を使って地域密着のデジタルラジオ放送をめざしていたはずであったんだろう・・・

結局、この構想は頓挫しているようで、結局デジタルテレビは売れてメーカーは儲かったが、問題は放送局が設備投資ができないほど広告収入が激減しているんだろう。

地元AM放送局においても、局アナによる番組も増えたりして散々な状態が数年前にあった。

このところラジコが4月から有料ではあるが全国ネット放送を開始し、ネット環境があれば日本中で視聴できる体制ができた。

高音質とはいかないまでも十分に聴くことができる。

欧米では山ほどのラジオ局があるのだろうが、日本の電波行政は全くダメで世界標準からは大きく遅れているのは事実だろう。

こうした番組の終焉は、事業として音楽配信事業を継続することの難しさがあるのだろう。


<以下追加引用>
[OTTAVA]クラシック専門ネットラジオ局休止に継続要望300通
2014/04/23 マイナビニュース

 東京放送ホールディングスは、クラシック音楽専門インターネットラジオ局「OTTAVA」(オッターヴァ)の6月30日休止を受けて、リスナーから約300通の反響があったことを、23日の会見で明らかにした。

 OTTAVAは、同社が運営するインターネットラジオ局で、2007年日本初のコンテンポラリー・クラシック・ステーションとして、デジタルラジオの実用化試験放送として開局。同時にインターネットでの配信も開始したが、デジタルラジオの実現に向けた方向性がまとまらず、13年に業界全体でデジタルラジオ参入を断念したことから同局の休止を決めた。

 放送の休止は公式サイトで1日に発表され、番組宛てには「残念です」「継続してほしい」という約300通のリスナーの継続を望む声が集まったという。

<以下追加引用>
クラシック専門ネットラジオ「OTTAVA」継続へ ナクソスが譲り受け
2014年06月23日 ITmedia

6月末で休止予定だったTBSのクラシック専門ネットラジオ「OTTAVA」が継続へ。7月からナクソス・ジャパンが引き継いで運営する。

 ナクソス・ジャパンは6月23日、TBSが運営しているクラシック専門インターネットラジオ局「OTTAVA」の商標・ドメインを譲り受け、7月以降もサービスを継続すると発表した。6月末に休止するとTBSが発表していたが、リスナーやクラシック業界などから継続を望む声を受けて引き継ぐことになった。

 ナクソスは7月1日からOTTAVAのWebサイトをそのまま引き継ぎ、OTTAVAプレゼンター(出演者)陣とともに24時間のストリーミング配信を継続させる。その後、ナクソスが中心となり、複数の事業者と共同でOTTAVAの運営会社を設立。10月には新番組を編成してWebサイト内でのコンテンツ販売や有料配信などを開始し、新しいOTTAVAとしての本格的にサービスを始める。

 OTTAVAは2007年4月、TBSがデジタルラジオの実用化試験放送の1チャンネルとして開局。ネットでのストリーミング配信も同時にスタートしており、PCやスマートフォンを通じて約20万人が聴いていたという。

 TBSは昨年、デジタルラジオへの不参入を決定。デジタルラジオの実現に向けた施策を見直し、OTTAVAも6月末で休止すると4月に発表していた。

 休止発表後、リスナーやクラシック業界、OTTAVAのプレゼンターから継続を望む声が上がり、OTTAVAの音源調達先である同社にも声が届いた。同社は「同じクラシック音楽を生業としている者として、OTTAVAの継続を支援することを決めた」としている。TBSは同社からの提案を高く評価し、スムーズな商標・ドメインの譲渡に至ったという。

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by negitoromirumiru | 2014-04-29 03:29 | 音楽 | Comments(0)


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