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千葉県立障害者施設「袖ケ浦福祉センター養育園」複数の職員が入所者に日常的な虐待② ⇒捜査と今後の対応

<以下参考> 事業団への管理委託経過について
千葉県社会福祉事業団及び千葉県身体障害者福祉事業団の改革について (外部リンク)
平成22年年7月29日 千葉県健康福祉部障害福祉課


<以下引用>
袖ケ浦の少年死亡:施設虐待「最も悪質」 実態解明を要求
2013年12月15日 毎日新聞

 ◇保護者「監視カメラ必要」

 「これまでの虐待事件の中で最も悪質だ」。知的障害の入所者の少年(19)が男性職員から暴行を受けた後に死亡し、14日に県警が暴行容疑で家宅捜索に入った県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉センター養育園」(千葉県袖ケ浦市)。障害者で作る団体などから非難の声が上がり、不信感を募らす入所者の保護者からは監視カメラの設置を求める声も出ている。同施設を運営する社会福祉法人「千葉県社会福祉事業団」では別施設でも過去に精神的な虐待があり、虐待が広く行われていた可能性も浮上。県警や県が実態解明を進めている。【黒川普史、田中裕之、荻野公一】

 養育園と併設の同法人事務局には14日午前10時から約3時間半、県警の捜査員約30人が家宅捜索に入り、関係書類など段ボール14箱分を押収した。県警は暴行していた男性職員5人から任意で事情を聴いており、容疑の裏付けを進めるとともに、少年の死亡との因果関係を詳しく調べる。

 県によると、養育園には入所者が生活する寮が障害の種類や性別に応じて五つ設けられている。死亡した少年が生活していた「2寮」の入所者の障害は重く、平均30歳代前半の職員13人で担当している。このうち暴行した職員は5人。3人が正規職員、2人が契約職員で、勤続年数は1年未満〜約9年だった。

 暴行した職員は同法人の内部調査に対し「利用者の興奮を抑えることができなかった」「(他の利用者をたたくなど)他害行為を抑えるためにやった」などと説明。県の調査にも「支援がうまくいかず、手を出してしまった。安易な方法に頼ってしまった」と話しており、県は背景に「職員の未熟な支援スキルや虐待防止の基礎的な理解の欠如」があったとみている。

 少年の死亡を受け、障害者らでつくる市民団体「ピープルファーストジャパン」(本部・奈良県三宅町、佐々木信行代表)は14日、同法人の近藤敏旦理事長と養育園の武田逸朗施設長に対し、事件の実態解明などを求める要求書を提出した。

 同団体は2004年に結成し、メンバーは全国に約500人。この日は佐々木代表や支援者らが養育園を訪問し、近藤理事長に手渡した。要求書では「これまで追及した虐待事件の中で最も悪質。知的障害者当事者として怒りを止めることはできない」と強調した。13日には、知的障害者の保護者ら約30万人でつくる社会福祉法人「全日本手をつなぐ育成会」(東京都港区)も「早急に原因の究明を求める。人道上卑劣きわまりない犯罪だ」との声明を出している。

 同法人への不信感は強まっており、13日夜の保護者向け説明会では「職員の資質のせいにしてもらいたくない。施設の管理、運営的な問題だ」「この2年ほど職員と会話が少なくなっており閉鎖的。開かれた施設にしてほしい」などと管理態勢を問う声が相次いだ。さらに施設内に監視カメラを設置するよう求める声も出たという。

<以下追加引用> 新たに3人の暴行発覚と、過去にも・・・!?
◆千葉・障害者施設:入所者に暴行…関与職員8人に
 2013年12月20日 毎日新聞

 千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉センター養育園」で知的障害のある入所者の少年(19)が男性職員の暴行を受けた後に死亡した問題を巡り、県は20日、別の職員3人が日常的に入所者たちを暴行していた疑いがあると発表した。同園では死亡した少年を含む10人の入所者に対し、計5人(同日付で全員解雇)の職員が殴ったり、蹴ったりする虐待を繰り返していたことが判明しており、これで計8人に増えた。

 また、少年の死亡が明らかになった記者会見などで「虐待は見聞きしていない」と説明した施設長に対し、一部の虐待が報告されていたとの証言も寄せられた。県が再度、施設長に確認したところ「一部(報告を)思い出した」と話した。県は18、19日、死亡した少年がいた寮とは別の複数の寮を立ち入り検査し、園関係者から事情を聴いた。【黒川晋史】

別の職員3人も虐待か=入所者の頭蹴る―千葉の施設
 2013年12月20日 時事通信社

 知的障害のある児童らが入所する千葉県立の福祉施設「袖ケ浦福祉センター養育園」(袖ケ浦市)で、職員5人が入所者を虐待していた問題で、県は20日、別の男性職員ら3人も入所者の頭を蹴るなどしていた疑いがあると発表した。

 県によると、3人は2011~12年、少なくとも入所者3人に、配膳室などで頭を蹴ったり馬乗りになったりするところを別の職員らに目撃された。うち職員1人の虐待行為について、寮のリーダーを通じて施設長に報告があったが、職員は否定。施設側は虐待はなかったと判断し、県に報告していなかった。

<以下追加引用> 虐待した職員が増加!?・・・千葉県が行政処分へ
千葉の施設 去年の虐待で虚偽報告
2013年12月27日 NHK

千葉県袖ケ浦市にある福祉施設で、知的障害のある19歳の男性が職員に腹を蹴られ、その後死亡した事件で、県が立ち入り検査した結果、施設長が去年、虐待があったのを知りながら上司に虚偽の報告をしたことが分かり、県は、虐待を防ぐ態勢ができていなかったとして、新たな利用者の受け入れをやめるよう求める行政処分としました。

先月24日、「千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園」の寮で、知的障害のある19歳の男性が20代の職員に腹を複数回蹴られ、翌日、呼吸困難となって、搬送先の病院でその後、死亡しました。

千葉県は25日と26日、施設に対して再度立ち入り検査を行い、その結果、去年1月、男の職員が入所者の首を絞めるのを目撃したと報告を受けた施設長が、職員には口頭で注意したものの、上司にあたるセンター長には「不適切な指導はなかった」と虚偽の報告をしたことが分かったということです。
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県は、虐待を防ぐ態勢ができていなかったとして、施設長を施設の運営から外すよう勧告したほか、新たな利用者の受け入れを当面やめるよう求める行政処分としました。
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県の調査では、5人の職員が日常的に暴行をしていたことが確認され、すでに解雇されたほか、別の5人の職員にも暴行の疑いがあるということで、県はさらに調べるとしています。

この処分を受けて、施設を運営する千葉県社会福祉事業団が記者会見し、近藤敏旦理事長は「大変重い処分で真摯(しんし)に受け止めている。虐待に対する認識の甘さがあったと言わざるをえず、適切に対応していきたい」と述べました。

また施設長が、虐待を把握していたにもかかわらず「不適切な指導はなかった」と虚偽の報告をしていたことが判明したことについて、当時、報告を受けていた田村邦夫常務理事は、「虚偽だとは思わなかった。当時は大変忙しい時期で、きちんと確認せず本当に申し訳なかった」と謝罪しました。

<以下追加引用> 更生園への調査
暴行事件で県が立ち入り検査
2014年01月08日 NHK千葉放送局

袖ケ浦市にある福祉施設で知的障害のある19歳の男性が職員に腹を蹴られ、その後、死亡した事件で、千葉県は同じ社会福祉法人が運営する別の施設でも暴行がなかったか調べるため、8日から立ち入り検査を始めました。立ち入り検査を受けているのは、袖ケ浦市にある県立の福祉施設「千葉県袖ヶ浦福祉センター更生園」です。
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「更生園」と同じ敷地内にある福祉施設「養育園」では、去年11月、知的障害のある19歳の男性が、20代の職員に腹を複数回蹴られ翌日、呼吸困難となってその後、死亡する事件があり、これまでの千葉県の調査でこの職員を含む10人が利用者に暴行していた疑いがあるということです。
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このうち1人は、同じ社会福祉法人が運営する「更生園」でも利用者に暴行していたという証言があることから、千葉県はこの施設でも暴行がなかったか詳しく調べるため、立ち入り検査を行うことになりました。

8日午前10時すぎ、22人の検査員が施設に入り、職員の聞き取り調査や施設の業務記録などを調べています。立ち入り検査は8日から3日間にわたって行われる予定です。

福祉施設を運営する千葉県社会福祉事業団の田村邦夫常務理事は、「県の立ち入り検査には全面的に協力して、暴行の事実があったかどうかを明らかにしていきたい。暴行の事実があったとすれば、原因を究明して対策を講じていきたい」と話していました。

<以下追加引用> 隠ぺい体質は以前から・・・!?
暴行事件 理事も過去に体罰
2014年01月18日 NHK千葉放送局

袖ケ浦市にある福祉施設で、知的障害のある男性が職員に腹を蹴られてその後、死亡した事件で、運営する社会福祉事業団の常務理事が過去に利用者に対する体罰で懲戒処分を受けていたことがわかりました。
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袖ケ浦市にある県立の福祉施設、「千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園」では去年11月、知的障害のある19歳の男性が、20代の職員に腹を複数回蹴られてその後、死亡する事件があり、千葉県のこれまでの調査で同じ「千葉県社会福祉事業団」が運営する別の施設も含め、あわせて15人の職員が暴行や虐待をしていたことが明らかになっています。

千葉県などによりますと、施設のセンター長を務める社会福祉事業団の60歳の常務理事が、関連施設の職員だった平成4年に利用者を押さえつけようとして馬乗りになった際、ろっ骨を折るけがを負わせていたということです。

事業団はこのとき県に報告せず、内部告発に基づいて平成14年に行われた県の立ち入り検査で体罰と認定され、常務理事は翌年、戒告の懲戒処分を受けていました。今回、明らかになった一連の虐待や暴行の中には、施設側が把握していたのに県に報告していなかったケースもあり、千葉県は組織的な隠ぺいの疑いがあるとみています。

常務理事は、去年10月に就任し、施設のセンター長は3年前から務めているということで、千葉県は「人事は社会福祉事業団が決めることだが、経緯を調査したい」としています。
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<以下追加引用>
別施設でも暴行 県が改善勧告
2014年01月24日 NHK千葉放送局

袖ケ浦市にある福祉施設で知的障害のある男性が職員に腹を蹴られその後、死亡した事件で、千葉県は、同じ社会福祉法人が運営する別の施設でも暴行が確認されたとして24日、虐待防止の体制を整備するよう求める改善勧告を行いました。

袖ケ浦市にある県立の福祉施設「千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園」では、去年11月、知的障害のある19歳の男性が20代の職員に腹を複数回蹴られ、その後、死亡しました。

事件を受けて千葉県は今月、同じ社会福祉法人が運営する別の施設「更生園」についても立ち入り検査し、平成18年以降、職員4人が利用者に暴行していたほか、別の職員2人が性的な虐待をしていたことも明らかになっています。このため千葉県は24日、社会福祉法人に対しこの施設についても、虐待防止の体制を整備するよう求める改善勧告を行いました。

これまでの調査で、この社会福祉法人が運営する3つの施設で、あわせて15人の職員が利用者に暴行や虐待をしていたことが確認されていますが、理事長やセンター長に報告されていたにもかかわらず、県には報告されていなかったケースがあるということです。

当時の理事長とセンター長は、「県には、別の職員が報告していると思っていた。確認しなかったのはミスだった」と説明しているということです。

千葉県は組織的な隠ぺいがなかったか調査を続けるとともに運営するもう1つの施設についても今後、立ち入り検査することにしています。

改善勧告を受けた千葉県社会福祉事業団の近藤敏旦理事長は、「事態を重く受け止め、今後の運営については、幹部や理事どうしで話し合い改善していきたい。暴行や虐待が県に報告されていなかったことについては事務手続き上のミスであることに間違いはないので、再発防止を徹底したい」と話していました。

<以下引用>
民間福祉施設も立ち入り検査
2014年01月27日 NHK千葉放送局

千葉県袖ケ浦市の社会福祉法人が運営する県立の福祉施設で、知的障害のある男性が職員に腹を蹴られ、その後死亡した事件で、千葉県は、同じ法人が運営する民間の施設で暴行や虐待がなかったか調べるため、立ち入り検査を始めました。

千葉県社会福祉事業団が運営する袖ケ浦市の県立の福祉施設、「千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園」では、去年11月、知的障害のある19歳の男性が20代の職員に腹を複数回蹴られてその後死亡し、これまでの県の調べで、養育園を含め、事業団が運営する3つの施設で、平成17年以降、職員15人が利用者に暴行や虐待をしていたことが明らかになっています。

このうち事業団が運営する民間の福祉施設「アドバンスながうら」でも、去年6月に利用者に対する暴言があったことが確認されたことから、千葉県はほかに暴行や虐待がなかったか調べるため、27日午前からこの施設への立ち入り検査を始めました。

今後5日間にわたって、職員への聞き取り調査や業務記録の確認を行う予定だということです。

<以下引用>
福祉施設に専門家配置求める
2014年02月14日 NHK千葉放送局

袖ケ浦市の福祉施設で知的障害のある男性が職員に腹を蹴られその後、死亡した事件などを検証している第三者委員会は、虐待を防ぐ態勢が内部になかったとして、外部から専門家を配置して、職員の業務をチェックするよう千葉県に提言しました。

袖ケ浦市の県立の福祉施設、「千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園」では去年11月、知的障害のある19歳の男性が20代の職員に腹を複数回蹴られてその後死亡し、これまでの県の調べで、養育園を含め同じ社会福祉法人が運営する3つの施設で平成17年以降、職員15人が利用者に暴行や虐待をしていたことが明らかになっています。

これについて弁護士などでつくる第三者委員会は、虐待を防ぐ態勢が内部になく、県の定期的な監査でも虐待を発見できなかったとして、外部から専門家を配置して、職員の業務をチェックするよう千葉県に提言したことを明らかにしました。

具体的には、施設の利用者それぞれに担当を置いて、本人と保護者、それに支援を担当する職員と継続的に話し合い、職員の業務に問題がないかチェックすべきだとしています。

検証委員会の座長をつとめる佐藤彰一弁護士は「施設では利用者が今も生活しており、県には緊急的に対応してほしい」と話しています。

<以下引用>
虐待事件で理事長の解任を勧告
2014年02月21日 NHK千葉放送局

袖ケ浦市の福祉施設で知的障害のある男性が職員に腹を蹴られその後、死亡した事件で千葉県は施設を運営する社会福祉法人に対し、虐待を防げなかった幹部を解任して外部から人材を登用するよう勧告しました。

袖ケ浦市にある県立の福祉施設、「千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園」では去年11月、知的障害のある19歳の男性が20代の職員に腹を複数回蹴られて翌日、死亡する事件があり、その後の千葉県の調べで、同じ社会福祉法人の「千葉県社会福祉事業団」が運営する3つの施設で暴行や虐待が繰り返されていたことが明らかになっています。

これについて千葉県は、事業団トップの理事長ら幹部は現場を監督することもなく部下に任せきりにして虐待を防げず、今後虐待防止の態勢を整える能力もないとして、事業団に対し、近藤敏旦理事長を、解任するよう勧告しました。

また、すでに解任された事件当時の袖ヶ浦福祉センター長や養育園の施設長も法人の運営に関与させず、外部から人材を登用するよう求めています。

勧告について、近藤理事長は「責任の重さは自覚しており、勧告に従い、後任を決めた上で来月中に辞任したい」と話しています。

<以下引用>
袖ケ浦の養育園問題 天下り理事長、辞任へ【千葉】
2014年2月22日 東京新聞

 袖ケ浦市の県立障害者施設「養育園」で職員から暴行を受けた少年(19)が死亡した問題で、県は二十一日、施設を運営する県社会福祉事業団の理事長退任や幹部の解職を求める勧告を行った。理事長ポストは一九六六年の事業団創設以来、県のOBや職員が就いてきたが、福祉に精通した外部人材の登用を勧告に盛り込んだ。

 有識者による第三者検証委員会が十四日に出した緊急提言を受けての措置。現在の近藤敏旦(としあき)理事長は昨年三月末に県消費者センター所長を退職後に着任したが、障害者福祉分野の経験はなく、検証委は「(業務は)部下に任せきりで情報が上がらず、指導監督の機会すらなかった」と指摘。前理事長についても、一連の虐待問題への対応が少年死亡につながった可能性に触れ「最終責任者として大きな失態」と問題点を挙げていた。

 養育園の前施設長らほかの幹部も、要職から外すように勧告。職員研修の充実のほか、人員体制や給与の見直しなども求めた。

 近藤理事長は袖ケ浦福祉センターで記者会見し、「経験がなかったことが大きい」と自らの辞任を含め、勧告を受け入れる意向を示した。 (内田淳二、福原康哲)

<以下追加引用>
千葉の知的障害者暴行死 施設元職員の男を逮捕 他の4人は書類送検
2014年3月11日 産経新聞

 知的障害のある児童らが入所する千葉県袖ケ浦福祉センター「養育園」(同県袖ケ浦市蔵波)で昨年11月、入所者の少年=当時(19)=が職員の虐待を受けた後に死亡した事件で、県警木更津署捜査班は11日、傷害致死容疑で元職員の行方孝美(なめかた・たかよし)容疑者(23)=茂原市高師=を逮捕した。

 行方容疑者の逮捕容疑は、昨年11月24日ごろ、施設内で少年の腹部を複数回蹴って傷害を負わせ、同26日未明に汎発性腹膜炎で死亡させたとしている。

 行方容疑者を含む職員5人は、ソファで横になっていた少年の腹部を数回蹴ったことを認めていた。

 少年の腹部に暴行されたとみられる痕跡が残っていたことなどから、捜査班は暴行と死亡の因果関係が認められると判断したとみられる。5人は施設の調査に対し、「支援がうまくいかず、手をあげてしまった」と話しているという。施設を運営する事業団は昨年12月に5人を解雇している。

 県警は、虐待を加えていたとされる別の4人については暴行容疑で書類送検する方針。


<以下参考エントリー>
千葉県立障害者施設「袖ケ浦福祉センター養育園」で職員5人が入所者10人に日常的な虐待① ⇒19歳少年が死亡

千葉県立障害者施設「袖ケ浦福祉センター養育園」複数の職員が入所者に日常的な虐待③ ⇒千葉県庁の対応


by negitoromirumiru | 2013-12-23 13:20 | 福祉 | Comments(1)
Commented at 2016-09-09 00:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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