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市原市役所保健福祉課 40歳職員が生活保護費691万円を着服 懲戒免職⇒刑事告訴へ 千葉県

市職員が生活保護費を着服
2013年07月23日 NHK千葉放送局

市原市の職員が、担当する生活保護の受給者が死亡するなどしたにもかかわらず、手続きなどをせずに生活保護費およそ700万円を着服していたことが分かり、市原市は懲戒免職処分にしました。懲戒免職になったのは、市原市保健福祉課の布施正太郎主任(40)です。

市原市によりますと、布施主任は生活保護を担当するケースワーカーだった平成20年8月から2年あまりにわたって、生活保護の対象だった12人が死亡するなどしたにもかかわらず、給付中止の手続きをせずにあわせておよそ700万円を着服していたということです。

市原市がことし1月から行っていた生活保護の事務処理の点検作業中に不正が判明したということで、布施主任は着服したことを認めたうえで、「パチンコなどに使った」と話しているということです。

着服した金はまだ返済されていないということで、市原市は業務上横領などの疑いで近く刑事告訴する方針です。

市原市の佐久間隆義市長は「市民の信頼を失うことになり、大変残念で申し訳ない。原因を究明し再発防止に努めたい」と話しています。

(春之介のコメント)
この職員からはパチンコや生活費に使ったとされ返済もされていないということだ。

この事務処理の点検作業なるものだが、各地の福祉事務所でチェック体制不備で起きている事案を踏まえてのものであり、早速効果が上がってしまった。

つまり、それがなければ発覚することはなかったということだ。

原因調査がされるということだが、言い古されたことを着実に行っていくことのみだろう。

次期国会では、生活保護法の大幅な改正も予定されるが、実施する福祉事務所のレベルが低ければ、受給者の不正などを取り締まることなどする以前の問題だろう。


<以下参考>
職員の不祥事について
2013年7月23日 市原市役所

この度、本市職員が生活保護業務において、公金の着服を行っていたことが判明し、市民の皆様の市政に対する信頼を著しく失墜させましたことについて大変申し訳なく、深くお詫びを申し上げます。

着服した元主任(40歳)については、平成25年7月22日付けで懲戒免職処分といたしました。

また、管理監督者につきましても、平成25年7月23日および24日付けで職責に応じ減給2人、戒告6人の処分を行いました。

今後、このような事態を二度と引き起こさないよう、特に公金管理については、管理体制の強化を進めるとともに、職員の公務員倫理、モラルの向上を図り、市民の皆様の信頼回復に向け、全庁を挙げて全力で取り組んで参ります。

市原市長 佐久間隆義
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<以下引用>
また職員 700万円着服で懲戒免職 市原市
2013.7.23 産経ニュース

 千葉県市原市は23日、生活保護費計約700万円を着服したとして、保健福祉課の布施正太郎主任(40)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は22日付。業務上横領容疑などで近く刑事告訴する方針。

 市によると、布施主任は生活福祉課のケースワーカーだった平成20年8月~22年10月、担当していた生活保護の受給者12人が死亡するなどしたのに廃止手続きをせず、計約700万円を着服。生活保護費の支払いはすべて布施主任の手渡しで行われ、死亡後も渡しているよう装っていたという。今年2月、市の調査で発覚し、事情を聴いたところ「パチンコや生活費などに使った」と認めた。市は「公金管理を強化し、職員のモラル向上を図りたい」としている。今年5月には、福岡県中間市の職員らによる生活保護費不正受給事件で中間市職員3人が詐欺罪で起訴され懲戒免職処分となった。
by negitoromirumiru | 2013-07-24 09:33 | 福祉 | Comments(0)


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