NHK-FM クラシックの迷宮18(片山杜秀)

- 私の試聴室~ベズイデンホウトのフォルテピアノ~ -
2013年5月18日

「ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453から 第3楽章」モーツァルト作曲
(フォルテピアノ)クリスティアン・ベズイデンホウト
(管弦楽)フライブルク・バロック・オーケストラ
(コンサート・ミストレス)ペトラ・ミュレヤンス

「ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453から 第3楽章」モーツァルト作曲
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(ピアノ、指揮)マウリツィオ・ポリーニ

「ピアノ協奏曲 第22番 変ホ長調 K.482」モーツァルト作曲
(フォルテピアノ)クリスティアン・ベズイデンホウト
(管弦楽)フライブルク・バロック・オーケストラ
(コンサート・ミストレス)ペトラ・ミュレヤンス
Kristian Bezuidenhout, Freiburger Barockorchester, Petra Müllejans

(春之介のコメント)
ベズイデンホウトは、南アフリカ出身で音楽教育はアメリカで受けている。

フォルテピアノとは何か・・・現代の完成したピアノに至るもの。

その比較としてモダンピアノ演奏。

現代のピアノが失ったもの、それは手の感覚がなくなったという。

小技の聞かせやすいのがフォルテピアノだということだ。

なお、この録音だが録音用のためにオケの配置を工夫したものだそうだ。

個人的には未開拓のモーツアルトだが、こうした秀演を何度も聴くことで次の展開が生まれそうな気がする。


<以下参考引用>
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【ベズイデンホウトのプラン】(HMV)

「フォルテピアノが真ん中に、管楽器がピアノ奏者と向かい合うかたちで一列に、弦楽器はピアノ奏者の背後を含め周りを囲うかたちで配されている。これにより、管楽器の音色が前面に出、さらに、ピアノと管楽器間のより自然で活き活きとした対話が可能となった。これにより、時折出会うような、いわゆるピアノ前面型の演奏から、E.T.A.ホフマンが言ったような、オブリガート・ピアノを伴う交響曲になった。ピアノは、ソロと通奏低音の両方を担当し、オーケストラの豪華なサウンドの中を自在に駆け回り、時には前面に出、時には伴奏にまわる。」

「モーツァルトが即興の名手であったことはよく知られており、ピアノ・パートには明らかに装飾をして演奏しなければならない部分があるが、ということは、オーケストラにもやはりそうした部分があるのでは、と考えた」


Mozart: Piano concerto no. 17 in G major, KV. 453


Mozart: Piano concerto no. 22 in E flat major, KV 482

Freiburg Baroque Orchestra at the Schwetzingen festival
Kristian Bezuidenhout: fortepiano
Conducted by Petra Müllejans
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by negitoromirumiru | 2013-05-17 04:43 | 音楽 | Comments(0)


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