Plaatpaal バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 ピーター・ウィスペルウェイ

Johann Sebastian Bach
Zes Suites voor Cello Solo, BWV 1007 t/m 1012

Pieter Wispelwey - cello

Evil Penguin Records Classic 0012
e0151275_2358135.jpg

1. 第1番 ト長調 BWV1007
2. 第2番 ニ短調 BWV1008
3. 第3番 ハ長調 BWV1009

ピーター・ウィスペルウェイ(Vc)

使用楽器:第1-5番:Pieter Rombouts, 1710年
      第6番:ピッコロ・チェロ(18世紀、製作者不明) ピッチ:392

録音: 2012年6月9-14日/セレンデピトゥス・スタジオ(ベルギー)

2CD+ボーナスDVD [字幕:蘭・仏・独] [DVD言語:英語] [52'00'']
DVD収録: オックスフォード、聖マグダレンカレッジ

● 濃厚な感情、力強く魂に響く音色。ウィスペルウェイ、3度目のバッハが登場。今年(2012年)50歳(1962年9月25日生まれ)、知命をむかえ、過去の2度の録音(1989,90年および1998年)から10年以上の時を経て、ますます充実著しいことを感じさせる録音です。これまでに使用していた楽器とは違う新しい楽器、さらにピッチも392(バッハのケーテン時代、ケーテン宮廷のピッチ)、いわゆるカンマートーンに合わせたことにより、音の振幅は格段に広くなり、その音色はより雄弁なものとなっています。さらに、今回の演奏にあたり、バッハ研究家でヴィオール奏者でもあるローレンス・ドレイフュスとジョ ン・ブットからも様々なインスピレーションを得ました。これまでに約1000回この作品を演奏会でとりあげたウィスペルウェイ自身、「かつて経験したことのないような領域に入ったように感じる」と語っています。

● バッハがチェロ1本のために書いたこの組曲の単旋律には、分解してみればいくつもの声部が内在していますが、それだけではなく、「過去と現在、弾き手と聴き手、そして何よりもバッハ本人との対話」といった複数の声が存在している、とウィスペルウェイは語ります。舞曲に則って書かれたこの組曲ですが、ウィスペルウェイの演奏は、舞曲を思わせるというよりも、深くたっぷりとした息遣いで、旋律、モティーフの一つ一つを実に生々しく響かせたもの。濃厚な感情が込められた力演です。深い洞察力と驚異的なテクニック、そして古楽器とモダン楽器両方を弾き分けることができるウィスペルウェイだからこそ達することのできた領域だといえるでしょう。深い洞察力と驚異的なテクニック、そして古楽器とモダン楽器両方を弾き分けることができるウィスペルウェイだからこそ達することのできた高みにある演奏です。

● 歴史ある聖マグダレンカレッジでの演奏風景や、ドレイフュス、ジョン・ブットのバッハ観などをたっぷりと収録したボーナスDVDも、ウィスペルウェイという芸術家の横顔を伝えてくれます。

(春之介のコメント)
この演奏者のことは知らなかったが、すでに3度目の録音という。

10年ごとに新録音をしているようで、チェロ奏者にとっては常に新たな思いを持ってバッハを弾くようである。

彼は日本でも公演を行っているということなので馴染みの方は多いのかもしれない。

最近、鈴木秀美さんの古楽の話を聴いたばかりなので、断然興味を持ってしまう。

Plaatpaalでは、ディスク1のみの放送なのであるが、本体にはDVDが附属としてついてくるようで、こちらもお得感がある。

バッハを語れるだけの知識も能力もないのだが、多くの演奏家にとっては生きる糧で、あれこれと思いを込められる深みがあることが幸いだろう。

ピッチが低いから、普段聴くものと何か違った印象を与える。



Bach Cello Suite No. 2 in d minor, Sarabande

Pieter Wispelwey  http://www.pieterwispelwey.com/
[PR]
by negitoromirumiru | 2012-09-29 23:59 | 音楽 | Comments(0)


<< 障害者虐待防止法とは!? 平成... Plaatpaal プロコフィ... >>