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東京都 若年性認知症総合支援センター 開設(5月18日~) 医療、雇用に関する相談に応じる

若年性認知症支援センター開設
2012年5月18日 NHK

65歳未満の世代で発症する「若年性認知症」について、本人やその家族から医療や雇用などの幅広い分野の相談を受け付ける東京都の支援センターが、18日、オープンしました。
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この支援センターは、東京・目黒区に設置され、18日に開設式が行われました。式では、駒井由起子センター長が「若年性認知症に対する支援は少なく、本人も家族も、うつ状態になっているケースが多いため、しっかりと支えていきたい」とあいさつしました。

若年性認知症は、高齢者に多い認知症特有の症状が65歳未満の人に起きるもので、国内でおよそ4万人いると推定されています。

支援センターは、患者の中に仕事を持つ現役世代が多いため、医療のほかに雇用に関する相談にも応じるのが特徴で、東京都によりますと、若年性認知症について幅広い分野の相談窓口を一本化した施設は、全国で初めてだということです。センターには2つの相談室が設けられ、看護師や作業療法士の合わせて3人のコーディネーターが患者本人や家族から電話や面談で相談に乗ります。

開所式に参加した59歳の若年性認知症の男性は「センターの開設はとても大きなことだと思います」と話していました。支援センターでの相談は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで受け付け、電話番号は03-3713-8205です。

(春之介のコメント)
流行のワンストップサービスということで、幅広い相談に応じたいとしている。

また専門機関の相談にも応じるという。

なお下記にあるように、NPO法人への委託事業となっている。

調べると駒井由起子氏(東京都老人医療センター作業療法士)とあったので、その後、NPO法人を設立したものと思われる。

高次脳機能障害支援(デイサービス事業、高次脳機能障害者支援センター)と若年性認知症の支援をしている。


<以下引用>
東京都若年性認知症総合支援センター
 (特定非営利活動法人いきいき福祉ネットワークセンター内)

場所
 目黒区碑文谷5-12-1 TS碑文谷ビル3階
相談窓口
 若年性認知症の人や家族等を対象とした相談に若年性認知症専門の支援コーディネーターが対応します。また、地域包括支援センターや医療機関等の専門機関からの相談については、相互に連携し、必要な助言を行います。

電話による相談
 電話番号 03-3713-8205(平日9時00分から17時00分まで)
ファクス・Eメールによる相談
 ファクス番号 03-6808-8576
 Eメール jyakunen@ikiikifukushi.jp
直接面談
 電話にて日時の予約を行ってください

 本事業は特定非営利活動法人いきいき福祉ネットワークセンターに委託し実施
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NPO法人 いきいき福祉ネットワークセンター  http://www.ikiikifukushi.jp/

 法人認証年月日 2005年06月21日


[認知症ラボ動画] 駒井由起子氏インタビュー (前編)

<以下引用>
若年性認知症329人 回答6割以上に妄想症状
2012年5月23日 上毛新聞

 65歳未満で発症する若年性認知症が県内に少なくとも329人いることが22日、県の調査で分かった。原因の疾患ではアルツハイマー病が目立った。今後の対策に生かすため、患者数やニーズを把握する実態調査は初めて。結果を基に、事業所を選定してサービスを開発するモデル事業の実施など、対策を検討する。

 病院や介護施設など1840カ所を対象に、昨年4月から9月までに利用した患者を調べた。うち62・6%の1152カ所から回答を得た。

 329人のうち、協力が得られた72人に対して病名のほか、診断や家族、家計の状況を尋ねた。認知症の程度は重度が24人で最も多く、軽度と中等度が23人。6割以上の46人が妄想などの症状があった。

 通院のきっかけは「家族の気付き」が最多。病気や経済的な面で不安に感じる患者が多かった。

 県介護高齢課によると、厚生労働省の推計では若年性認知症は県内に約620人いる。
by negitoromirumiru | 2012-05-18 18:22 | 福祉 | Comments(0)


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