人気ブログランキング | 話題のタグを見る

NHK受信料収入、過去最高の6725億円に 不払い者に対する民事手続きなどにより、支払率も75.2%に向上

NHK受信料収入、過去最高の6725億円に
2012年5月11日 読売新聞

 NHKは10日、2011年度の営業業績を発表した。受信料収入は過去最高額の6725億円を記録する見通しとなった。

 受信料契約の総数は計3766万件。東日本大震災に伴う災害免除適用、アナログ放送終了に伴う解約などが計21万7000件に上ったため、前年度比35万4000件増にとどまり、年間計画の40万件増を下回った。しかし、衛星契約数は計画を3万9000件上回る78万9000件増の1622万件となった。

 不払い者に対する民事手続きの活用などにより、支払率も75・2%にまで向上。これらにより受信料収入は年間計画を45億円上回る見通しになった。

(春之介のコメント)
民事訴訟が功を奏しており、当然の結果となる。

NHKは、某会長時代に拡大路線をとり関連会社を乱立させたことが経営悪化の理由だろう。

オンデマンドという番組の切り売り事業は、まったく伸び悩んでいるのだが、過去の放送遺産はNHKのものなのだろうか。

お金のある人には受信料くらいは問題ないかもしれないが、国会の委員会審議でも問題となったことに、アナログ波停波により受信は地元ケーブルテレビしかなく、その費用とNHK受信料を払わされている実例が過疎地の高齢者に大きな負担となっているという。

普段はほとんどテレビを見ない家庭にとって、デジタル波は必要なのだろうかという疑問は変わらない。

本当に民放を真似た番組作りを展開し見るに堪えない番組が増えているNHKだが、組織が巨大過ぎるために視聴者の意見を反映させることは難しい。

そういえば、皆様の受信料によって支えらえています⇒皆様な受信料によって作られていますと言い換えたが、最近はこうした言葉も聞かなくなった。

ただ頼れるのはNHKという現実もあり、民放と違い資金力がある強みを生かした番組を制作されたい。


<以下参考引用>
会長記者会見要旨 2012/5/10

平成23年度営業業績確定値について
(会長)
 契約総数の増加は計画に及ばなかったが、衛星契約の増加と未収の削減が堅調に推移した結果、23年度の受信料収入は予算額を44億円あまり上回る6725億円となる見通し。経済状況に加え、東日本大震災やアナログ放送終了に伴う解約が発生するなど厳しい環境下にあったが、さまざまな施策に全力で取り組んだ結果だと考えている。3か年経営計画に掲げた支払率の目標75%については、75.2%と、なんとか達成することができた。

(福井理事)
 厳しい状況のなかで受信料収入の年間計画と支払率75%の経営目標を達成できた理由としては、現場のたゆまぬ努力に加え、契約取次活動の強化や契約・収納業務の法人委託化の促進、未収者・未契約者への民事手続きの実施といった改革を着実に推進したことがあげられる。今年度も厳しい経済状況が続いており、東日本大震災やアナログ放送終了に伴う解約の申し出も続いている。10月からは受信料の値下げを予定しており、昨年度にも増して厳しい状況といえる。今年度からの経営計画では受信料値下げによる減収を増収と経費の削減でカバーするとしており、営業現場だけでなく、組織を挙げて受信料制度の理解促進に努め、受信料収入の確保に向けた活動を展開していく。
by negitoromirumiru | 2012-05-11 03:21 | 生活 | Comments(0)


<< ボイス&ボデイートレーニング Plaatpaal ワーグナー... >>