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アムステルダムの秘宝館とは!?

魅惑の街アムステルダムにある秘宝館
2012年1月20日 exciteコネタ

飾り窓と呼ばれる売春宿が広がるオランダ、アムステルダム。その中央駅から延びるハイストリート沿いにアムステルダムの秘宝館、セックス・ミュージアム・アムステルダム(愛称「ヴィーナスの神殿」)はある。パリの秘宝館に続き、オランダの秘宝館にも行ってきた。一体どんなところなのだろうか? 

まず入口で入館料4ユーロを払い進むと、奥に露出狂のおじさま人形がお出迎え。なんと動くようになっていてアレを豪快に披露してくれる。もちろんオランダ特有の展示も満載で、昔のアムステルダムを再現したセットがあり、当時の飾り窓の様子が再現されていた。またテレフォン・セックスのコーナーもあって、受話器を取ると先から悩ましい声が聞こえてきた。秘宝館だけに、当然男女の局部をかたどったアートはいたる所で散見できる。これだけ一度に見せられるとお腹いっぱいというか、むしろ「隠してください……」と思ってしまう。さすがアムステルダムの名に恥じない秘宝館である。

じつはこの博物館、面白い逸話があるそうだ。開館初期の館内改装の際、男根を勃起させトランプしている男が描かれた18世紀のデルフト焼きのタイル片が出土されたという。当時、博物館が成功する吉兆として大事にされ、そのお陰か今では年間50万人が訪れるのだとか。

ところで、ヨーロッパにとって性とはどのような位置づけだったのか。博物館の説によれば、中世ヨーロッパにおいて快楽は悪魔と同義語とされ、性は抑圧されていた。しかし、宮廷の恋は花盛りで官能は粋なものとして扱われ、18世紀には最高潮に達したという。また20世紀に入ってからも性は再度解放され、これを第二のセックス革命と呼ぶそうだ。

ここには西洋のエロばかり集まっているわけではない。チベット仏教の歓喜仏や中国の絵画、また日本の春画も展示している。熱海の秘宝館も紹介されていた。東西問わず、性とは全人類が持つ共通項だ。

「人間がどこから来たかということについては、色々論じられています。しかしながら現在の私たちが猿の子孫であるか、アダムとイヴの子孫なのかはともかく、『行為』がなければ、生命は存在しなかったのです」(同館)

人類の歴史ともいえるセックスを考えに週末はアムステルダム! ……とまではいかないでも、最寄りの秘宝館に足を運んでみても面白いかもしれない。(加藤亨延)


Amsterdam Rijksmuseum (Sex Museum Amsterdam) 

Address:
Sex Museum – “Venustempel”
Damrak 18
1015 LH Amsterdam
Telephone: +31 020 622 83 76

Opening hours: Every day (also Monday) 9.30 a.m. to 11.30 p.m.

Admission: € 4. Minimum age is 16 years!


<以下追加引用>
エロスに対する人類の追求心の強さを目の当たりにするオランダの「セックス博物館」に行ってきました
2016年09月25日 GIGAZINE
by negitoromirumiru | 2012-01-20 21:22 | 箪笥 | Comments(0)


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