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歯科医療に携わる人向けの「子どもの虐待対応マニュアル」 愛知県が4月から配布予定

口の中から虐待発見マニュアル
2012年01月06日 NHK名古屋放送局

虐待を受けている子どもは虫歯が多かったり歯肉炎の症状が悪化したりしているケースが多いとされています。このため愛知県は、口の中の状態から虐待の兆候をみつけるマニュアルを作成し歯科医療に携わる人に配布することにしています。

愛知県が作成しているのは歯科医師や歯科助手など歯科医療に携わる人向けの「子どもの虐待対応マニュアル」です。育児放棄、いわゆるネグレクトでは親が歯磨きを習慣づけていなかったり食事をきちんと与えなかったりして子どもの虫歯や歯肉炎、歯槽のう漏などの症状が悪化しているケースが多く、暴力を振るわれている場合は口の中に不自然なけがをしていることがあります。

マニュアルには、こうした注意点が写真やイラストで解説され虐待のおそれがあると気づいた場合の親や子どもへの接し方も書かれています。愛知県は、年齢別の確認ポイントをまとめたチェックシートもあわせて作成し今年4月以降、歯科医院や学校などに配り乳幼児検診や学校の歯科健診とも連携することにしています。

愛知県での平成22年1年間の虐待の報告件数は1970件と全国的にも多く、内訳は暴力をふるう「身体的虐待」が45.2%、「ネグレクト」が31.3%となっています。

(春之介のコメント)
一読しただけでは分からない記事の題名。

以下にあるように、医療機関向けの資料を作っているのだが、歯科医向けに特化したものは初めてのようだ。

毎年のようにマニュアルを作成しているようである。

小児科医や歯科医は、けっこう虐待の兆候を見分けている。

こうした報道は実物が出来上がってから報道した方がいいと感じる。


★愛知県虐待防止マニュアルの作成

 平成12年度 医療機関用 子どもの虐待対応マニュアル
 平成13年度 教育・保育関係機関用 子どもの虐待対応マニュアル
 平成14年度 被虐待児家庭復帰のための 保護者指導マニュアル
 平成15年度 家族再生のための 地域型家族支援マニュアル
 平成16年度 市町村向け あいち子どもの虐待対応マニュアル
 平成17年度 愛知県版 市町村児童相談の手引き
 平成18年度 医療機関用・教育機関用マニュアル改訂
 平成19年度 被虐待児家族再統合プログラムの作成
 平成20年度 被虐待児家族再統合マニュアル

<以下参考引用>
・医療機関用 子どもの虐待対応マニュアル 改訂版 PDF
 平成19年3月 愛知県児童虐待対応専門機能強化検討委員会

歯科医の立場からの 児童虐待防止と子育て支援 PDF
 平成18年3月 三重県歯科医師会

〈以下追加引用〉
歯科医療に携わる人向けの「子どもの虐待対応マニュアル」 愛知県が4月から配布予定_e0151275_832134.jpg

by negitoromirumiru | 2012-01-06 22:04 | 福祉 | Comments(0)


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