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訃報 市川森一(脚本家)

脚本家の市川森一さん 死去
2011年12月10日 NHK

特撮番組の「ウルトラマン」シリーズや、大河ドラマ「黄金の日日」など多くの人気ドラマの脚本を手がけ、コメンテーターとしても活躍した脚本家の市川森一さんが、10日朝早く、肺がんのため亡くなりました。70歳でした。

市川さんは長崎県諌早市の出身で、子ども向けの特撮番組「快獣ブースカ」で脚本家としてデビューしたあと、「ウルトラセブン」や「傷だらけの天使」など多くの人気番組の脚本を手がけました。NHKの大河ドラマ「黄金の日々」や「山河燃ゆ」などの雄大なスケールの作品や、ドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」などの人情ドラマで高い評価を受け、昭和63年に公開された映画「異人たちとの夏」では、日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞しました。最近も、先月、放送されたNHKのドラマ「蝶々さん~最後の武士の娘~」の原作と脚本を手がけ、話題を集めました。市川さんは情報番組のコメンテーターとしても活躍したほか、日本放送作家協会の会長を務め、平成15年に放送文化賞を受賞し、先月には、旭日小綬章を受章しました。

市川森一さんと親交があった脚本家の山田太一さんは、「視聴者が夢を抱くようなドラマを描くのが上手で、ずば抜けた才能を持っていた。来月末に、市川さんのふるさとの長崎県諌早市で、ドラマや脚本をテーマにした講演会を2人で開くことになっていたので、亡くなったことが信じられません」と話しています。

(春之介のコメント)
先日、TBSラジオのラジオ人生相談で声を聞いたばかりだった。

急逝だったのだろう、最近は身内だけで葬儀を済ませ、お別れ会というパターンが多いね。

時代を生きた脚本家で、味わいある人格者だった。

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by negitoromirumiru | 2011-12-10 12:31 | 箪笥 | Comments(0)


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