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不正経理問題で幹部職員、会計担当者を処分 兵庫県庁 神奈川県警

不正経理問題で幹部職員ら計411人処分 兵庫県
2010年12月25日 神戸新聞

 兵庫県で約2億3500万円の不正経理が見つかった問題で、県と県教委は24日、管理監督を怠った幹部職員ら計411人を訓告や厳重注意などの処分にしたと発表した。井戸敏三知事と副知事2人は給料を5%(1カ月)減額する。

 県では、2003~08年度の6年間、国の補助事業などで、契約と異なる物品を購入したり、関係ない出費に充てたりした不正経理が、会計検査院と県の調査で判明した。

 処分は本庁のほか県民局など出先機関に及び、訓告162人、厳重注意222人、所属長注意27人。労働争議を除く県の不祥事としては過去最多となった。県は「私的流用はなく、経理上の不適正な処理」として懲戒処分は行わず、文書や口頭による処分にとどめた。

 不正経理のうち、国からの補助相当額は約8900万円に上り、国に返還する予定。返還までの利息の一部(約1千万円)は、幹部職員を中心に来年3月をめどに自主返納を求める。

(春之介のコメント)
まだ、こんなことでゴタゴタしている自治体は仕分けしないとね。

私的流用がなければ誰も責任を取らないで済むことに納得はいかないだろう。

こうした経理上の処理問題と言いくるめることを本気で止めなければ終わりはない。

職員に便益あるように使用しているのだから、不正流用や横領ということ。

後から発覚する自治体ほど、内部監査ができていないというになるし、会計検査院でしか見抜けないということであれば県の監査事務局はいらなくなる。

地方自治体は、これから自治権が増して自前で運営されていく方向性にあるが、残念ながら力量はなし。

県警も、地方自治体と同じ構造だから分かりやすい。


〈以下引用〉
神奈川県警、500人超処分へ 過去最大規模、不正経理で
2010年12月23日 共同通信

 神奈川県警で11億円以上の不正経理が判明した問題で、警察当局は22日、不正な会計処理に関与したり監督責任を怠ったりしたとして、県警の幹部や会計担当者ら計500~600人程度を年内にも処分する方針を固めた。都道府県警の不正経理をめぐる処分者数としては、10月に489人の処分を発表した千葉県警を上回り、最大規模となる見通し。
by negitoromirumiru | 2010-12-25 12:56 | 生活 | Comments(0)


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