ブラームス ( Johannes Brahms )
交響曲全集、ドイツ・レクィエム アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団
レーベル : Eloquence Australia
発売日 : 2008年06月17日
巨匠アンセルメが晩年に残した貴重なブラームス録音。4つの交響曲は、極めてオーソドックスでありながら、随所にアンセルメらしい細かな指揮によって、充分なスケールを保ちながら、弦の内声部の動きなどがよくわかる透明感が特長。『ハイドン変奏曲』 や『悲劇的序曲』 など管弦楽曲は、抜群の推進力がみごと。そして『ドイツ・レクイエム』 は、厳しさより優しさを感じさせる暖かい演奏が、晩年ならではの充実した境地を偲ばせます。
【収録情報】
CD1
・交響曲第1番ハ短調 op.68(録音:1963年2月)
・交響曲第3番ヘ長調 op.90(録音:1963年2月)
CD2
・交響曲第2番ニ長調 op.73(録音:1963年2月)
・ハイドンの主題による変奏曲 op.56a(録音:1963年2月)
・悲劇的序曲 op.81(録音:1963年2月)
CD3
・交響曲第4番ホ短調 op.98(録音:1963年2月)
・大学祝典序曲 op.80(録音:1963年2月)
・悲歌 op.82(録音:1966年6月)
・アルト・ラプソディ op.53(録音:1965年10月)
CD4
・ドイツ・レクイエム op.45(録音:1966年6月)
アグネス・ギーベル(ソプラノ) op.45
ヘレン・ワッツ(コントラルト) op.53
ヘルマン・プライ(バリトン) op.45
スイス・ロマンド放送合唱団
ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団
スイス・ロマンド管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
録音場所:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
ステレオ録音
(春之介のコメント)
初CD化ということで、聴きやすい演奏でフランス系を得意としたアンセルメという印象はない。
やはり録音が素晴らしく臨場感がある。
ドイツ・レクイエムは、荘厳な感じはなく素人+αといったノリで、これも新鮮でいいね。
Eloquenceシリーズは、CD目いっぱいに素材を入れてくれてホントにありがたい。
注目すべき復活盤もあり目が離せない!