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障がい者と性処理 セックス・ヘルパーとは!?  

2010年 11月 23日


2009年10月27日 中日新聞

ホワイトハンズ  http://www.whitehands.jp/menu.html

セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱 (小学館101新書)

坂爪 真吾 / 小学館


◆「性介護」提供する非営利組織代表と頭固い警察とのやりとり
 2012.06.20 NEWSポストセブン

 障害者への射精介助を行う非営利組織・ホワイトハンズの代表を務める坂爪真吾氏。今や全国18都道府県でケアサービスを提供しているが、ホワイトハンズ立ち上げの際は、警察と「射精介助」の解釈をめぐって警察と大バトルを繰り広げた。新刊『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』(小学館101新書)を上梓したばかりの坂爪氏が、そのやり取りがどんなものだったかを解説する。
 * * *
 ホワイトハンズの事業を始めるにあたって、まず考えたのが、「射精介助を行うことは、何らかの法律に抵触しないだろうか?」ということです。前例のないサービスなので、当然、規制・禁止する法律や条例はありません。ただ、性に関する既存の法律=風営法や売春防止法が拡大解釈されて、適用されてしまうリスクはあるのでは、と考えました。
 
 風営法では、無店舗型の性風俗サービス(=通称デリバリーヘルス。以下デリヘル)を開業する際には、所轄の警察署に、届け出を出す必要があります。
 
 地元の新潟西警察署の生活安全課に行って、まず、「射精介助事業って、風営法の規制対象になりますか?」と質問しました。担当者の回答は、「射精させるんだから、全て性風俗に決まっているだろう」というものでした。「風営法の解釈に関して、弁護士とも相談したのですが」と言っても、「お前のような若造に、弁護士がいるわけないだろう」という態度。
 
 ああ、地方の警察って、こういう人ばっかりなんだろうなぁ、と若干辟易したのですが、下手に議論しても無意味だと思い、「では、届け出を出します」と申告しました。

 ここからが、ややこしい話になります。まず、「ホワイトハンズは、デリヘルとしては認められない」ということで、届け出が受理されませんでした。まぁ、別に認めてほしくもなかったので、これ幸いということで、「だったら、届け出を出さずに勝手にやりますけど、それでいいんですか?」と言ったところ、「それもダメだ」とのこと。じゃあ、どないせっちゅうねん!

 警察の頭の中では、「性に関するサービス=全て性風俗営業」であり、性風俗を営業するためには、必ず風営法で定められた、無店舗型性風俗特殊営業=デリヘルの形式でやらねばならない、という思い込みがあるのでしょう。そのため、ホワイトハンズのように、これまでのルールの枠内におさまらない新しいサービスを開始しようとすると、無理矢理、既存のルールに当てはめようとするわけです。※坂爪真吾/著『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』より

◆「性介護」NPO 女性向けサービスないのはニーズがないため
 2012.06.27 NEWSポストセブン

 障害者への射精介助を行う非営利組織・ホワイトハンズは現在、全国18都道府県でケアサービスを提供している。代表・坂爪真吾氏のもとには、多くの提案や批判が寄せられている。その中でも最も多いのが「女性障害者向けのケアはやらないのですか?」というもの。坂爪氏が新刊『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』(小学館101新書)の中でその問いに答えている。
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 ホワイトハンズに寄せられる提案や外在的批判の中で最も多いものが、「女性障害者向けのケアはやらないのですか?」というものです。中には、鬼の首を取ったかのごとく、「ホワイトハンズは、女性のケアをしていない! これは、女性障害者への重大な差別だ!」と、したり顔で騒ぎ立てる人もいます。

 ホワイトハンズでも、女性向けの性機能ケアサービスを開発するために、サービス開始以来、女性のケアモニターの募集を、継続的に行っています。しかし、女性障害者からの応募はほぼ皆無で、問い合わせ自体も、4年間で数えるほどしか来ていない、というのが現状です。

「射精」という分かりやすい基準のある男性とは異なり、「何を、どこまで、どのように行えば、それはケアといえるのか」という問題があります。「性機能の健康管理」という観点からは、陰部周辺のマッサージを通して、膣分泌液の分泌を促す、という形になると思います。しかし、女性の場合は、仮に手足が不自由な場合でも、他人の手を借りずに(温水洗浄便座を使用する、ベッドにこすり付ける、太腿を重ねて陰部周辺を圧迫する等)自慰行為をすることができたり、男性の射精のように後始末に手間がかからない場合もあるので、わざわざお金を払って、恥ずかしさを我慢してまで、見ず知らずの他人に介助を依頼する必要がない、とも考えられます。

 そして、一番の問題は、「当事者である女性障害者からのニーズやリクエストが全く出てこないので、ケアの内容や基準を設定しようがない」ということです。「当事者の声がない」ということは、「声を出せないほど苦しみが大きい」と解釈することもできますが、反対に、「当事者は特に苦しんでおらず、周りが勝手に騒いでいるだけ」と解釈することもできます。女性障害者の性に関しては、妊娠や出産の支援、性暴力被害の防止の方が、優先順位の高い問題だと考えます。※坂爪真吾/著『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』より


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by negitoromirumiru | 2010-11-23 19:02 | 福祉 | Comments(0)

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