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次世代福祉・介護用具の人体強化服や癒やしロボット

次世代介護用具に人体強化服や癒やしロボ
2010年7月14日 キャリアブレイン

 7月14日に開幕した「国際モダンホスピタルショウ2010」(主催=日本病院会、日本経営協会)で、「ロボットで拓く介護・リハビリテーションの明日」と題して、「パワードスーツ(人体強化服)」や「癒やしロボット」など次世代の介護支援用具が展示されている。

 人体強化服で注目されるのは、大和ハウス工業が販売総代理店を務める「HAL」。筑波大発のベンチャー企業、サイバーダインが開発した商品で、障害者や高齢者の自立歩行を支援する。最新の「科学技術白書」でも紹介された注目の次世代福祉用具で、大和ハウス工業によると、既に契約ベースで70台、納品ベースで40台が販売されている。

 同じ人体強化服では、芝浦工大の「密着型補助機」が出展された。「つまずき防止や利用者ごとの歩行支援に対応し、着衣して機器部分を隠すこともできる」(説明員)と、独自の強みと「HAL」との違いを訴えている。

 癒やしロボットでは、日本電気が「PaPeRo(パペロ)」を展示。音声認識機能で人と簡単な会話をしたり、画像認識技術で人の顔を覚えてそれに応じた動作をしたり、触れると反応したりするなどの機能が紹介されている。同様に知能システムのアザラシ型ロボット「パロ」も展示されており、説明員によると、「犬などのキャラクターでは実際の犬と比べられてしまう。アザラシのような普段見掛けないキャラクターが好まれる傾向にある」という。

 介護ロボットの展示コーナーではこのほか、コインを拾えるアーム付きの電動車いす「EMC-250プラスユー」や、移乗支援などを行う「ホーム介護ロボット百合菜」などが紹介されている。

(春之介のコメント)
個人的には癒し系ロボットが高度になり動植物のように人の心を和ませることができればいいと感じる。

人間は独りでは生きていけないものだ。

特に高齢者には、パソコンなどの情報機器で意思疎通を図るということが苦手な人が多いはずだ。

高齢者・身障者にも簡単に操作できる単純な情報家電がもっと開発されるべきだね。
by negitoromirumiru | 2010-07-24 07:53 | 福祉 | Comments(0)


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