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指揮者 アントニ・ヴィト

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Antoni WItt

 2002年1月より、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団及び合唱団の常任指揮者兼芸術監督に就任。
  クラクウに生まれ、クラクフ音楽院でヘンリク・チッシのもとで指揮を、クシシュトフ・ペンデレツキのもとで作曲を学んだ後、パリにてナディア・ブーランジェに師事。1967年から69年には、ワルシャワ国立フィルでヴィトルト・ロヴィツキのアシスタントを務める。1971年、ベルリンでのカラヤン国際指揮者コンクールで2位となり、国際的な活躍の第一歩を踏み出した。その後、ポメラニアン・フィルハーモニー管弦楽団 (1974-77)、ポーランド放送クラクフ交響楽団・合唱団(1977-83)、ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団(WOSPR, 後に NOSPR:1983-2000)、グラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団 (1987-92)、の音楽監督を歴任。彼の在任中に、オーケストラは芸術的に大きな成長を遂げ、全盛期を迎えたとされている。
  これまで、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、BBC交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィル、NHK交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルなどと共演。
  150タイトル以上のCD収録を、EMI、ポニー・キャニオン、ナクソス等のレーベルと行い、特に、シマノフスキ全集、プロコフィエフの全ピアノ協奏曲集では著名な賞を数多く受賞。2002年にはオリヴエ・メシアンによるトゥーランガリア交響曲の録音を行い、2002年Midem Classicにてカンヌ・クラシカルアワードを受賞した。
  現代音楽の国際音楽祭「ワルシャワの秋」の最も優れた演奏に対し、ヴィットはオルフェウス批評家賞を受賞した(1984年と1996年の2回)。1998年には「傑出した芸術的な活動と、ポーランド音楽を国内外に広め、世界で何百万もの聴衆を獲得した功績」に対して、ポーランド・ラジオが「ダイアモンド・バトン(ダイヤモンドの指揮棒)」を表彰。2006年には、イタリアの大統領から、大十字勲章を授与された。


Zahajovací koncert a Origami Pražské jaro / Opening concert and the Prague Spring Origami

Antoni Wit, Prague Radio Symphony Orchestra
by negitoromirumiru | 2010-05-15 15:49 | 音楽 | Comments(0)


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