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苦情・迷惑110番を減らしたい

「ギャー…ゴキブリ」“迷惑”110番4万件
2010年1月7日 読売新聞

 「隣家の洗濯機の音がうるさい」「蜂の巣を駆除して」。

 警察の業務と無関係な、こんな苦情や要望の110番が増えている。昨年は1日平均127件に上り、統計を取り始めた2003年の92件から約40%増加。これを含め、埼玉県警には1日に約1800件の通報があり、回線がすべてふさがるオーバーフローが1日平均18回も起きている。10日の「110番の日」を前に、県警は「一刻を争う事件事故に対応できないと取り返しがつかない」と、苦情、要望の110番を控えるよう呼びかけている。

 「ギャー」。昨春、110番を受ける県警通信指令課職員のイヤホンから、耳をつんざく若い女性の叫び声が響いた。叫び続ける女性の向こうで子どもの泣き声も。パトカー数台が急行する大騒ぎになったが、約3分間の通話の末にわかった悲鳴の原因は何と「ゴキブリが出た」だった。

 「車にひかれた猫の死骸を片づけて」「庭に出た蛇を退治して」など、動物に関する110番は特に多く、警察官が出動するのは日常茶飯事。一般的に動物の死骸の撤去は市町村のごみ収集担当の役目で、警察官が出動するのは、本来は、野生動物が住宅地などに入り込んで人に危害が及びかねない場合などに限られる。

 「敷地に車を止められる。注意してほしい」と近所同士のもめ事の処理を求めるものもあり、同課では「通報があれば、現場確認のために出動するのが原則なのだが……」と困惑。「警察が道路工事を許可したから渋滞している」という対処のしようのない苦情や「電車もタクシーもない。パトカーで家に送って」という非常識なものもあるという。

 こうした苦情・要望の110番は、2003年の3万3477件から年々増え、09年は過去最高の4万6382件に達した。一方、110番の総件数は、この間、76万797件から65万3846件へと15%近く減少しており、警察業務の範囲外の110番は、件数が増えているだけでなく割合も大きくなっている。

 県警には、緊急性の低い相談や要望を受け付ける専門ダイヤル(#9110)もあり、同課は「110番は、今まさに危機に直面している人の命綱。急がない場合は専門ダイヤルへ」と協力を求めている。

(春之介のコメント)
全国的な傾向みたい

専用ダイアル#9110、いちよう携帯登録しておくとよい。

記事は、特異な事例に違いないが何でも110番というのはいただけない。

空き交番問題があり、警察官増員もしているが絶対数が市民生活に向けられているわけではない。

救急も到着時間の遅れが顕著だし、巡回パトカーなんか数知れていいる。

専用ダイアル+地元警察の電話を非常時以外は利用したいなぁ。
by negitoromirumiru | 2010-01-08 11:28 | 生活 | Comments(0)


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