ストリートビュー:東海3県も対象に
2009年10月10日 毎日新聞 中部朝刊
大手検索グーグルの日本法人は8日、道路沿いの映像をインターネット上で閲覧できるサービス「ストリートビュー」(SV)の対象地域に東海3県を加えた。同社は「ネットの利便性が高まり、地域振興にもなる」としているが、SVにはプライバシー侵害だとの批判や運営方法がずさんだとの指摘もある。
愛知県では名古屋市や豊田市など、岐阜県では岐阜市や大垣市など、三重県では桑名市や四日市市などを対象にした。自動車の屋上カメラで撮影し、歩行者の顔などにぼかしを入れ流している。
SVは08年、東京など12都市で開始。「自宅の塀の中まで見える」などの批判を踏まえ、同社はカメラの高さを従来の2・45メートルより40センチ下げて映し直す方針を表明したが、東海3県の映像は準備が間に合わないことを理由に従来の高さのものを使った。東海3県の映像切り替えは年明け以降になるという。
また同社は対象地域の自治体に映像の公開を事前通知する方針も示していたが、三重県への通知は9日だった。「愛知県内を撮影するつもりだったが県境を誤った」と釈明している。
(春之介のコメント)
日本人も覗き見は好きだから…
撮影する車はかなり目立つらしい。
いつかは、あなたの街にもやってくる。
軍事偵察衛星の画像解像度は30cmを見分けると言われている…
そして、携帯端末を常時携帯する訳だから、位置情報が分かり、どこにも逃げ隠れできないのが現代社会。